ザ・ハート・オブ・シングズ・ライヴ
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『ザ・ハート・オブ・シングズ・ライヴ』 | ||||
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ジョン・マクラフリン の ライブ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1998年11月4日 - 5日 パリ ラ・シガール[1] | |||
ジャンル | ジャズ、フュージョン | |||
時間 | ||||
レーベル | ヴァーヴ・レコード | |||
プロデュース | ジョン・マクラフリン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ジョン・マクラフリン アルバム 年表 | ||||
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『ザ・ハート・オブ・シングズ・ライヴ』(原題:The Heart of Things: Live in Paris)は、ジョン・マクラフリンが1998年に録音・2000年に発表したライブ・アルバム。
背景
[編集]1997年のアルバム『ザ・ハート・オブ・シングズ』リリースに伴う公演のライブ録音で、収録曲のうち3曲は同作からの曲である[2]。ただし、同アルバムに参加したジム・ビアードはウェイン・ショーターに引き抜かれたため、本作に収録された公演ではベネズエラ出身のオトマロ・ルイーズが代役を務めた[3]。また、参加メンバーのゲイリー・トーマスが自身のリーダー・アルバム『コールド・ケージ』(1991年)で発表した「ザ・ディヴァイド」のライブ録音も収録された[3]。
なお、この時の公演を最後に、マクラフリンは「ザ・ハート・オブ・シングズ」名義での活動を終了した[3]。
反響・評価
[編集]アメリカの『ビルボード』では、ジャズ・アルバム・チャートで25位に達した[4]。
William Ruhlmannはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「本作の聴き所の"Tony"は、既に故人のトニー・ウィリアムスに捧げられた曲で、ドラマーのデニス・チェンバースに見事な演奏のチャンスを与えている」と評している[2]。本作は2023年、uDiscoverMusicにおいて「ジャズの偉大なライブ・アルバム50」の一つとして挙げられた[5]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はジョン・マクラフリン作曲。
- セヴン・シスターズ - "Seven Sisters" - 8:32
- マザー・タング - "Mother Tongues" - 12:59
- 堕落天使 - "Fallen Angels" - 10:35
- ザ・ディヴァイド - "The Divide" (Gary Thomas) - 16:43
- トニー - "Tony" - 13:56
- アシッド・ジャズ - "Acid Jazz" - 14:52
参加ミュージシャン
[編集]- ジョン・マクラフリン - ギター
- ゲイリー・トーマス - ソプラノ・サクソフォーン、テナー・サクソフォーン
- オトマロ・ルイーズ - キーボード
- マシュー・ギャリソン - エレクトリックベース
- デニス・チェンバース - ドラムス
- ヴィクター・ウィリアムス - パーカッション
脚注
[編集]- ^ CD英文ブックレット内クレジット
- ^ a b c Ruhlmann, William. “John McLaughlin - The Heart of Things: Live in Paris Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2024年2月6日閲覧。
- ^ a b c 日本盤CD (POCJ-1478)ライナーノーツ(工藤由美、2000年1月)
- ^ “John McLaughlin - Awards”. AllMusic. 2013年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月6日閲覧。
- ^ “The 50 Greatest Live Jazz Albums”. uDiscoverMusic (2023年9月25日). 2024年2月6日閲覧。
外部リンク
[編集]- ザ・ハート・オブ・シングズ・ライヴ - Discogs (発売一覧)