ザグレブ大聖堂
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ザグレブ大聖堂(ザグレブだいせいどう、クロアチア語: Zagrebačka katedrala)は、クロアチアの首都ザグレブにあるカトリック教会で、クロアチアのカトリック教会の中心である。過去にハンガリー治下では聖ステファノ大聖堂などと呼ばれたこともあるが、現在は聖マリア被昇天大聖堂と呼ばれている。クロアチアで最も有名な建物で、入り口左右の2つの塔(105 m)はクロアチアで最も高い建造物である[1]。
大聖堂の建設は1094年に始まり、タタール侵入時の1242年に破壊されたが、13世紀末にゴシック様式で再建された。オスマン帝国軍の侵入に備えてまわりに城壁が1512年から1521年に建設された[2]。17世紀にはオスマン軍の撤退により塔の建設が再開されて、その際にはバロック様式に建て替えられた。1880年の大火で町も大聖堂も大きな被害を受けて、その後ネオゴシック様式に建て替えられた[3]。
2020年12月1日、ヨシプ・クフティッチ主任司祭が令和2年度外務大臣表彰を受賞[4][5]。
参照項目
[編集]脚注
[編集]- ^ ザグレブ大聖堂(Kotobankl)など
- ^ 『ブルーガイドわがまま歩き クロアチア スロヴェニア』 2017, p. 34.
- ^ 小冊子『一歩づつ ザグレブ クロアチア、ザグレブ市内散歩』(ザグレブ市観光局、2012年配布)
- ^ 令和2年度外務大臣表彰(個人)|外務省
- ^ Foreign Minister’s Commendations for FY 2020 (Individuals) | Ministry of Foreign Affairs of Japan
参考文献
[編集]- ブルーガイド編集部編『ブルーガイドわがまま歩き クロアチア スロヴェニア』実業之日本社、2017年。ISBN 978-4-408-06024-8。