サンライズ・トゥ・サンダウン
『サンライズ・トゥ・サンダウン』 | ||||
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スピリチュアル・ベガーズ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ハードロック、ヘヴィメタル、ストーナーロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
インサイド・アウト・ミュージック[2] トゥルーパー・エンタテインメント[1] | |||
プロデュース | Staffan Karlsson | |||
チャート最高順位 | ||||
スピリチュアル・ベガーズ アルバム 年表 | ||||
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『サンライズ・トゥ・サンダウン』(Sunrise to Sundown)は、スウェーデンのハードロック/ストーナーロック・バンド、スピリチュアル・ベガーズが2016年に発表した9作目のスタジオ・アルバム。
背景
[編集]「ダイヤモンド・アンダー・プレッシャー」はディープ・パープルからの影響を反映した曲で、マイケル・アモットによれば、バンドはこの曲をジョークで「Might Just Take Your Woman from Tokyo」と呼んでいたが、「リフは一切パクっていないよ」とも語っている[7]。プログレッシブ・ロック的なアプローチの曲「ノー・マンズ・ランド」の中間部ではメロトロンが多用され、一部のパートではキーボーディストのペル・ヴィバリによるボーカル(アモットは「昔のアリス・クーパーみたいなボーカル」と形容している)もフィーチャーされた[7]。収録曲のうち2曲は、ドラマーのラドウィグ・ヴィットが単独で書き下ろした曲で、アモットは「彼がソングライターとしては初めて、バンドに本格的な貢献を果たして、いずれも素晴らしい曲だよ」とコメントしている[2]。
ヨーロッパでは、11曲入りの通常盤CDに加えて、カヴァー2曲とライヴ音源5曲を含むボーナス・ディスク付きの限定盤も発売されており[2]、ライヴ音源は2013年4月21日のロードバーン・フェスティバルにおける録音が使用された[8]。トゥルーパー・エンタテインメントから発売された日本盤CD (QATE-10085)は、1枚のCDに上記7曲のボーナス・トラックも追加された内容である[1]。
反響
[編集]日本では2016年3月14日付のオリコンチャートで71位に達した[1]。スイスでは2016年3月27日付のアルバム・チャートで45位となり、スピリチュアル・ベガーズのアルバムとしては初めて、同国でチャート入りを果たした[3]。
収録曲
[編集]曲順は日本盤CDに準拠。ヨーロッパ盤CDでは「サンライズ・トゥ・サンダウン」が1曲目、「ダイヤモンド・アンダー・プレッシャー」が2曲目、「ホワット・ダズント・キル・ユー」が3曲目となっている[8]。
- ホワット・ダズント・キル・ユー - What Doesn't Kill You – 4:31
- 作詞:マイケル・アモット/作曲:マイケル・アモット、ペル・ヴィバリ
- サンライズ・トゥ・サンダウン - Sunrise to Sundown – 3:09
- 作詞・作曲:マイケル・アモット
- ダイヤモンド・アンダー・プレッシャー - Diamond Under Pressure – 3:43
- 作詞:マイケル・アモット/作曲:ペル・ヴィバリ
- ハード・ロード - Hard Road – 4:14
- 作詞・作曲:ラドウィグ・ヴィット
- スティル・ハンター - Still Hunter – 3:39
- 作詞・作曲:マイケル・アモット
- ノー・マンズ・ランド - No Man's Land – 5:54
- 作詞・作曲:ペル・ヴィバリ
- アイ・ターン・トゥ・ストーン - I Turn to Stone – 4:18
- 作詞:ペル・ヴィバリ/作曲:マイケル・アモット
- ダーク・ライト・チャイルド - Dark Light Child – 3:28
- 作詞:ペル・ヴィバリ/作曲:マイケル・アモット
- ロンリー・フリーダム - Lonely Freedom – 5:41
- 作詞:マイケル・アモット/作曲:ペル・ヴィバリ、マイケル・アモット
- ユーヴ・ビーン・フールド - You've Been Fooled – 3:19
- 作詞:マイケル・アモット/作曲:ペル・ヴィバリ
- サザン・スター - Southern Star – 5:10
- 作詞・作曲:ラドウィグ・ヴィット
ボーナス・トラック
[編集]- サムサッカー - Thumbsucker - 3:40
- ストーンド・ウーマン - Stoned Woman – 3:44
- テン・イヤーズ・アフターがアルバム『夜明けのない朝』(1969年)で発表した曲のカヴァー。
- ワイズ・アズ・ア・サーペント(ライヴ) - Wise as a Serpent – 2:32
- ターン・ザ・タイド(ライヴ) - Turn the Tide – 3:36
- ドリーマー(ライヴ) - Drum Intro/Dreamer – 6:17
- ワン・マンズ・カース(ライヴ) - One Man's Curse – 7:07
- キングメイカー(ライヴ) - Keyboard Intro/Kingmaker – 5:37
参加ミュージシャン
[編集]- アポロ・パパサナシオ - ボーカル
- マイケル・アモット - ギター
- ペル・ヴィバリ - キーボード
- シャーリー・ダンジェロ - ベース
- ラドウィグ・ヴィット - ドラムス
脚注
[編集]- ^ a b c d e “サンライズ・トゥ・サンダウン - スピリチュアル・ベガーズ”. オリコン. 2020年4月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月18日閲覧。
- ^ a b c d e “Spiritual Beggars: 'Sunrise To Sundown' Cover Artwork, Track Listing Revealed”. Blabbermouth.net (2016年1月27日). 2020年4月7日閲覧。
- ^ a b Spiritual Beggars - Sunrise To Sundown - hitparade.ch
- ^ Offizielle Deutsche Charts
- ^ ultratop.be - Spiritual Beggars - Sunrise To Sundown
- ^ lescharts.com - Spiritual Beggars - Sunrise To Sundown
- ^ a b Rosen, Steven (2016年2月27日). “Arch Enemy Guitarist Michael Amott Talks to UG: 'I Don't Have the Patience to Write Out Solos at Home'”. Ultimate-Guitar.com. 2020年4月7日閲覧。
- ^ a b Spiritual Beggars - Sunrise To Sundown (2016, CD) | Discogs - ヨーロッパ限定盤の情報。
外部リンク
[編集]- サンライズ・トゥ・サンダウン - Discogs (発売一覧)