サンドラ・ブラウン
サンドラ・ブラウン Sandra Brown | |
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テキサス・ブック・フェスティバル(2009年) | |
ペンネーム |
レイチェル・ライアン (Rachel Ryan) ローラ・ジョーダン (Laura Jordan) エリン・セント・クレア (Erin St. Claire) サンドラ・ブラウン (Sandra Brown) |
誕生 |
1948年3月12日(76歳) テキサス州ウェーコ |
職業 | 作家 |
言語 | 英語 |
国籍 | アメリカ合衆国 |
活動期間 | 1981年 - |
ジャンル | ロマンス、サスペンス、スリラー |
公式サイト | http://www.SandraBrown.net/ |
ウィキポータル 文学 |
サンドラ・ブラウン(Sandra Brown、1948年3月12日 - )は、米国の小説家。テキサス州出身。レイチェル・ライアン (Rachel Ryan) 、ローラ・ジョーダン (Laura Jordan) 、エリン・セント・クレア (Erin St. Claire) の名義も使用している。
テレビのリポーターやモデルなどののち、1981年より小説を書き始める。1990年代以降ベストセラーを連発し、ロマンス小説界の代表的存在。
経歴
[編集]1948年3月12日、テキサス州のウェーコに、5人姉妹の長女として生まれ、フォートワースに育つ。テキサスクリスチャン大学に進学し英語を専攻。1968年に退学し、元ニュースキャスターのマイケル・ブラウン (Michael Brown) と結婚し[1]、フォートワースに戻る。その後は民放のテレビ局KLTVでリポーターや天気予報キャスター、ダラスでモデルなどを務めた。
妊娠するまでモデルとして働き続けたが、テレビ局の仕事をやめさせられたことを機に、1981年に夫の勧めもあり小説を書き始める[2]。1987年よりロマンスにサスペンスの色彩が強い作品を発表し始め、1990年代にベストセラー作家の仲間入りを果たした。作品の大半が『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラーリストに入っており[3]、1991年8月には3作が同時にリストに入るなど、物語展開の妙と安心して読めるハッピーエンドとを併せ持つ作品で世界中に読者を持つ。2008年2月に初来日。
2008年、母校であるテキサスクリスチャン大学から人文学の名誉博士号を授与される。
1992年に発表した"French Silk" がテレビ映画化され、1994年に放送された。出演者はスーザン・ルッチ、シャーリー・ベラフォンテ、リー・ホースリーなど[4]。
2007年、1980年6月13日にテキサス州ワイリーで発生したベティ・ゴア殺害事件を題材とした"Murder By The Book" をtruTV用に書き下ろした。
作品リスト
[編集]レイチェル・ライアン名義
[編集]邦題 | 原題 | 刊行年 |
刊行年月 |
訳者 |
出版社 |
備考 |
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ユタの一夜 | Love's Encore | 1981年 | 1985年1月 | 姿絢子 | ハーレクイン | 2007年の再版はサンドラ・ブラウン名義 |
Love Beyond Reason | 1981年 | |||||
Eloquent Silence | 1982年 | |||||
A Treasure Worth Seeking | 1982年 | |||||
Prime Time | 1983年 |
ローラ・ジョーダン名義
[編集]邦題 | 原題 | 刊行年 |
刊行年月 |
訳者 |
出版社 |
備考 |
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奇蹟のキス | Hidden Fires | 1982年 | 2009年12月 | 旦紀子 | 集英社文庫 | 邦訳はサンドラ・ブラウン名義 |
あの銀色の夜をふたたび | The Silken Web | 1982年 | 2003年11月 | 秋月しのぶ | 集英社文庫 | 邦訳はサンドラ・ブラウン名義 |
エリン・セント・クレア名義
[編集]サンドラ・ブラウン名義
[編集]単独作品
[編集]邦題 | 原題 | 刊行年 |
刊行年月 |
訳者 |
出版社 |
備考 |
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しあわせの明日 | Tomorrow's Promise | 1983年 | 1983年12月 | 松村和紀子 | ハーレクイン | |
Relentless Desire | 1983年 | |||||
楽園の代償 | Heaven's Price | 1983年 | 2006年6月 | 小林町子 | ハーレクイン | |
なぜなの、あなた | Temptations Kiss | 1983年 | 1984年8月 | 大内祥子 | 日本メールオーダー | |
衝撃的に出会えたら | Tempest in Eden | 1983年 | 1985年3月 | 國吉芙佐子 | 日本メールオーダー | |
同窓生 | In a Class by Itself | 1984年 | 2006年8月 | 霜月桂 | ハーレクイン | |
甘い一週間 | Thursday's Child | 1985年 | 2007年1月 | 小林町子 | ハーレクイン | |
Riley in the Morning | 1985年 | |||||
虚飾の愛を逃れて | The Rana Look | 1986年 | 2004年11月 | 秋月しのぶ | 集英社文庫 | |
22 Indigo Place | 1986年 | |||||
Sunny Chandler's Return | 1987年 | |||||
スターライト・デスティニー | Demon Rumm | 1987年 | 2009年12月 | 松井里弥 | 集英社文庫 | |
Tidings of Great Joy | 1988年 | |||||
Hawk O'Toole's Hostage | 1988年 | |||||
愛はゆるやかに熱く | Slow Heat in Heaven | 1988年 | 2006年6月 | 秋月しのぶ | 集英社文庫 | |
過ぎ去った日は遠く | Long Time Coming | 1989年 | 2009年1月 | 富永佐知子 | ハーレクイン | |
プルメリアの眩惑 | Temperatures Rising | 1989年 | 2009年8月 | 岡聖子 | ハーレクイン | |
海辺のとまどい | A Whole New Light | 1989年 | 2009年5月 | 霜月桂 | ハーレクイン | |
封印された愛の闇を | Best Kept Secrets | 1989年 | 2003年6月 | 秋月しのぶ | 集英社文庫 | |
私でない私 | Mirror Image | 1990年 | 1994年2月 | 長岡沙里 | 新潮文庫 | |
【改題】コピーフェイス〜消された私 | 2016年10月 | 2016年に日本でテレビドラマ化 | ||||
復讐のとき愛は始まる | Breath of Scandal | 1991年 | 2004年6月 | 秋月しのぶ | 集英社文庫 | |
フレンチ・シルク | French Silk | 1991年 | 1996年4月 | 秋月しのぶ | 集英社 | |
【改題】その腕に抱かれて | 1998年7月 | 集英社文庫 | ||||
クリスマス・イン・ラヴ | Shadows of Yesterday | 1992年 | 2009年12月 | 石原未奈子 | 集英社文庫 | |
あきらめきれなくて | Where There's Smoke | 1993年 | 1998年4月 | 吉澤康子 | 新潮文庫 | |
心までは消せない | Charade | 1994年 | 1996年4月 | 長岡沙里 | 新潮文庫 | |
Love beyond reason | 1994年 | |||||
追わずにいてくれたら | The Witness | 1995年 | 1997年11月 | 長岡沙里 | 新潮文庫 | |
知られたくないこと | Exclusive | 1996年 | 1999年8月 | 長岡沙里 | 新潮文庫 | |
激情の沼から | Fat Tuesday | 1997年 | 2000年10月 | 長岡沙里 | 新潮文庫 | |
口に出せないから | Unspeakable | 1998年 | 2000年5月 | 吉澤康子 | 新潮文庫 | |
殺意は誰ゆえに | The Alibi | 1999年 | 2001年3月 | 吉澤康子 | 新潮文庫 | |
虜にされた夜 | Standoff | 2000年 | 2001年7月 | 法村里絵 | 新潮文庫 | |
いたずらが死を招く | The Switch | 2000年 | 2002年9月 | 吉澤康子 | 新潮文庫 | |
憎しみの孤島から | Envy | 2001年 | 2003年3月 | 法村里絵 | 新潮文庫 | |
指先に語らせないで | The Crush | 2002年 | 2003年11月 | 吉澤康子 | 新潮文庫 | |
暗闇よこんにちは | Hello, Darkness | 2003年 | 2004年11月 | 法村里絵 | 新潮文庫 | |
氷のまなざし | White Hot | 2004年 | 2006年1月 | 吉澤康子 | 新潮文庫 | |
氷の城で熱く抱いて | Chill Factor | 2005年 | 2007年3月 | 法村里絵 | 新潮文庫 | |
最後の銃弾 | Ricochet | 2006年 | 2007年12月 | 秋月しのぶ | 集英社文庫 | |
堕ちた刃 | Play Dirty | 2007年 | 2008年11月 | 秋月しのぶ | 集英社文庫 | |
火焔 | Smoke Screen | 2008年 | 2009年11月 | 林啓恵 | 集英社文庫 | |
殺意の試写状 | Smash Cut | 2009年 | 2010年11月 | 林啓恵 | 集英社文庫 | |
Rainwater | 2009年 | |||||
Tough Customer | 2010年 | |||||
殺人者は隣で眠る | Lethal | 2011年 | 2012年11月 | 林啓恵 | 集英社文庫 | |
嵐の淵で | Low Pressure | 2012年 | 2013年12月 | 林啓恵 | 集英社文庫 | |
死線の向こうに | Deadline | 2013年 | 2014年12月 | 林啓恵 | 集英社文庫 | |
さまよう記憶 | Mean Streak | 2014年 | 2015年12月 | 林啓恵 | 集英社文庫 | |
偽りの襲撃者 | Friction | 2015年 | 2016年12月 | 林啓恵 | 集英社文庫 | |
壊された夜に | Sting | 2016年 | 2017年12月 | 林啓恵 | 集英社文庫 | |
赤い衝動 | Seeing Red | 2017年 | 2018年12月 | 林啓恵 | 集英社文庫 | |
凍える霧 | Tailspin | 2018年 | 2019年12月 | 林啓恵 | 集英社文庫 | |
欺きの仮面 | Outfox | 2019年 | 2021年12月 | 林啓恵 | 集英社文庫 | |
湖は知っている | Thick As Thieves | 2020年 | 2022年12月 | 林啓恵 | 集英社文庫 | |
いきすぎた悪意 | Overkill | 2022年 | 2023年12月 | 林啓恵 | 集英社文庫 |
シリーズ作品
[編集]出典
[編集]- ^ “Sandra Brown”. Sandra Brown. 2012年10月29日閲覧。
- ^ National Book Festival
- ^ “Sandra Brown Signs With Grand Central”. Publishers Weekly (December 6, 2010). 2012年10月29日閲覧。
- ^ See Yahoo movies
外部リンク
[編集]- Q&A With Sandra Brown AllYourTV.com
- Erin St. Claire and Sandra Brown at Fantastic Fiction
- Sandra Brown, Rachel Ryan, Erin St. Claire and Laura Jordan at the Internet Book List
- Sandra Brown's Official Wattpad Profile