サント=ソランジュ
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Sainte-Solange | |
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行政 | |
国 | フランス |
地域圏 (Région) | サントル=ヴァル・ド・ロワール地域圏 |
県 (département) | シェール県 |
郡 (arrondissement) | ブールジュ郡 |
小郡 (canton) | サン=ジェルマン=ル=ピュイ小郡 |
INSEEコード | 18235 |
郵便番号 | 18220 |
市長(任期) |
ジョルジュ・ラミ (2014年 - 2020年) |
自治体間連合 (fr) | fr:Communauté de communes des Terroirs d’Angillon |
人口動態 | |
人口 |
1166人 (2014年) |
人口密度 | 37人/km2 |
地理 | |
座標 | 北緯47度08分14秒 東経2度33分02秒 / 北緯47.1372222222度 東経2.55055555556度座標: 北緯47度08分14秒 東経2度33分02秒 / 北緯47.1372222222度 東経2.55055555556度 |
標高 |
平均:? m 最低:142m 最高:179m |
面積 | 31.85km2 |
公式サイト | Site officiel de la mairie |
サント=ソランジュ (Sainte-Solange)は、フランス、サントル=ヴァル・ド・ロワール地域圏、シェール県のコミューン。ベリー地方の守護聖人である聖ソランジュにちなんだ名称である。
地理
[編集]ブールジュから15kmの距離にある。レ=ゼクス=ダンギヨンとは7km離れている。コラン川の小さな支流ウアティエ川がコミューンを横切る。
歴史
[編集]9世紀まで、村の元々の名はサン・マルタン・デュ・クロ(Saint-Martin-du-Crôt)といい、この名称は現在も村のメイン・ストリートの名として残っている。
- 9世紀、年若い羊飼いの娘ソランジュが、ポワティエ伯の息子ベルナール・ド・ゴティによって殺害された。神への愛のために、ベルナールからの結婚の申し出をソランジュは拒否したので、頭を切り落とされたのである。その後彼女の遺体は拾い集められ、生誕の地であるヴィルモンへ運ばれた。そこは村から2km離れていた。以後、村はサント=ソランジュと名付けられ、現在までフランス国内ただ一つしかない地名となっている。羊飼いは聖ソランジュと呼ばれ、ベリー地方の守護聖人となった。
- 1511年、教会がドニ・ド・バル(元サン・パプール司教でベリー出身)によって聖別された。
人口統計
[編集]1962年 | 1968年 | 1975年 | 1982年 | 1990年 | 1999年 | 2005年 | 2014年 |
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668 | 594 | 846 | 1089 | 1257 | 1304 | 1222 | 1166 |
参照元:1962年から1999年までは複数コミューンに住所登録をする者の重複分を除いたもの。それ以降は当該コミューンの人口統計によるもの。1999年までEHESS/Cassini[1]、2006年以降INSEE[2][3]。
行事
[編集]毎年ペンテコストの月曜日、聖ソランジュを崇敬する巡礼が行われた。朝に教会でミサが行われると、聖遺物を掲げ礼拝行進が出発した。行列の一部には、羊飼いの扮装をした少女たちも加わっていた。かつては、多くの祝祭がカーニバルやサッカー・トーナメントのように組織化されていたが、次第に消滅していった。