サンタクロース・エキスプレス
| サンタクロース・エキスプレス | |
|---|---|
 2階建て寝台車両 | |
| 概要 | |
| 国 |
 フィンランド |
| 運営者 | VRグループ |
| 路線 | |
| 起点 | ヘルシンキ中央駅、トゥルク中央駅 |
| 終点 | ロヴァニエミ駅、ケミヤルヴィ駅 |
| 運行間隔 | 1日2往復、臨時便1往復 |
| 車内サービス | |
| 車運車 | あり |
| 食事 | ビュッフェ車両あり |
| 技術 | |
| 電化 | 全線電化 |
サンタクロース・エキスプレス（Santa Claus Express）はフィンランドVRグループが運行する夜行列車である[1][2][3]。ヘルシンキ、トゥルクとサンタクロースの故郷とされるロヴァニエミ[4]を結ぶことから、この愛称がある。参考文献では「大人のためのファンタジー列車」と紹介されている[1]。
運転区間
[編集]ヘルシンキ中央駅、トゥルク中央駅 - ロヴァニエミ駅 1日1往復、ヘルシンキ中央駅 - ケミヤルヴィ駅 1日1往復が毎日運行[4]、夏季には増便あり[5]。トゥルク駅発着便は、途中タンペレ駅で解結を行う。近年は主に繁忙期の週末にパシラ駅 - ロヴァニエミ駅の間で増発されるようである。
運転時刻
[編集]2018年12月9日現在の運転時刻は次の通り[6]。
| 北行 | 南行 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 時刻 | 時刻 | ||||||
| 駅名＼列車番号 | IC 265号 |
急行 267号 |
IC 273号 |
駅名＼列車番号 | 急行 264号 |
IC 266号 |
IC 274号 |
| ヘルシンキ | 18:49 | … | 23:13 | ケミヤルヴィ | … | … | 19:35 |
| パシラ | 18:57 | 21:51 | 23:20 | ロヴァニエミ | 16:35 | 18:00 | 21:15 |
| タンペレ | 22:11 | 00:22 | 01:55 | オウル | 20:24 | 21:02 | 23:42 |
| オウル | 04:44 | 06:54 | 08:10 | タンペレ | 04:17 | 03:05 | 05:40 |
| ロヴァニエミ | 07:13 | 09:56 | 11:05 | パシラ | 07:00 | 06:17 | 09:07 |
| ケミヤルヴィ | 08:45 | … | … | ヘルシンキ | … | 06:24 | 09:14 |
なお、パシラ駅発着便は臨時列車である。
運行車両・クラス
[編集]連結される車両は次の通りで14-18両編成[4][7]。ロヴァニエミまでの電化区間は電気機関車で牽引される。
- デラックス寝台車（指定）
- 普通寝台車（指定）
- リクライニング2等座席車（自由席）
- 車載車
評価
[編集]2016年に『タウン&カントリー』誌のウェブサイトで「ヨーロッパ最高の夜行列車10選」のひとつに選ばれた[8]。
脚注
[編集]- ^ a b 「ヨーロッパ鉄道旅行2012」44-45ページ、イカロス出版刊、2011年11月20日発行、ISBN 9784863205321
- ^ “フィンランド編撮影日記”. テレビ朝日. 2017年5月6日閲覧。
- ^ “ヨーロッパ鉄道ガイド”. Ohshu Express Limited. 2017年12月18日閲覧。
- ^ a b c “サンタクロース・エクスプレス Santa Claus Express”. 北欧トラベル. 2017年5月6日閲覧。
- ^ 「ヨーロッパ鉄道旅行2012」46-47ページ、イカロス出版刊、2011年11月20日発行、ISBN 9784863205321
- ^ VR公式サイト https://www.vr.fi/cs/vr/en/car-train-timetables-helsinki-rovaniemi
- ^ 「ヨーロッパ鉄道旅行2012」106ページ、イカロス出版刊、2011年11月20日発行、ISBN 9784863205321
- ^ Mark Orwoll (2016年12月17日). “The 10 Best European Night Trains”. Town & Country. 2017年12月24日閲覧。
参考文献
[編集]- 『ヨーロッパ鉄道旅行2012』イカロス出版、東京都、2011年11月20日。ISBN 9784863205321。
外部リンク
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