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サルゲッチュの登場キャラクター

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サルゲッチュ > サルゲッチュの登場キャラクター

サルゲッチュの登場キャラクター(サルゲッチュのとうじょうキャラクター)では、ゲームソフト『サルゲッチュ』シリーズ、およびその関連メディアミックス作品に登場するキャラクターについて説明する。

カケルサイド

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主要キャラクター

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カケル(Spike/Kakeru
瀧本富士子(ゲーム版) / 石川静(アニメ版)
初代『サルゲッチュ』(及びリメイク版の『P!』)、『ピポサル2001』、『ガチャメカスタジアム サルバト〜レ』(以下『サルバト~レ』)、『ミリオンモンキーズ』、『サルサル大作戦』の主人公。とても元気な小学4年生の少年。ほとんどの作品において登場する。
ナツミ(Natalie/Katie/Natsumi
声:川上とも子
初代『サルゲッチュ』(及びリメイク版の『P!』)、『ピポサル2001』、『サルバト~レ』、『ミリオンモンキーズ』、『サルサル大作戦』のヒロイン。勝気な性格のおてんばな中学2年生。
ヒロキ(Jake/Buzz/Hiroki
声:伊倉一恵 / 皆川純子(アニメ版)
カケルの親友であり、ライバルでもある小学4年生。普段は礼儀正しい少年。
ゲーム・マンガ・アニメとほとんど媒体に登場するが、カケル、ナツミ、ハカセ等と異なり、各メディアによってキャラクターの違いが激しい。事有るごとにスペクターや謎の男に洗脳されては、カケルの前に立ちはだかるが、最終的には洗脳から開放されている。後藤英貴の漫画では、カケルたちに比べて出番が遅かったり影が薄かったりと何かと不遇な扱いを受けており、最終的には2でのおまけ漫画でも影薄キャラとして扱われていた。
アニメではスペクターに洗脳されずにカケルたちと行動を共にする。自分より4歳年上のナツミに情熱的に片思いしており、彼女への妄想癖が激しい(オンエアー2ndで分かる限り、風呂上りに「いつもの儀式」と称して彼女の写真に熱烈なキスをするなど)。なお、ゲームでも洗脳時ですらナツミにやや頭が上がらない様子を見せている。
2代目アニメ第1期終盤では、ピポトロンクラックとレース対決を繰り広げる。水没しかけで、もうダメかと思われたとき、立体映像のレースクイーン姿のナツミを見て、見事逆転ゴールする。
ゲーム(洗脳時)、アニメでの1人称は「俺」だが、漫画版とゲーム(開放時)では「僕」となっている。『ミリオンモンキーズ』には説明書には載っているが、ストーリーモードには登場しない(一応ハルカと戦闘をしたという裏設定はある)。
ヒカル(Jimmy/Hikaru
声:くまいもとこ / 比嘉久美子(サルサル大作戦)
サルゲッチュ2』(以下『2』)の主人公で、カケルとは従兄弟同士という間柄の小学4年生。鼻には絆創膏をつけている。少々天然ボケ気味で、『2』ではパンツと一緒にピポヘルを転送してしまい、それが原因でスペクターが再び動き出してしまうことになり、漫画版ではカケルサルと間違えて本物のカケルをゲッチュしてしまった。『サルゲッチュ3』(以下『3』)ではスペクターたちが流すテレビ放送によってナマケモノになってしまう。ミニゲームの『メサルギアソリッド』ではカケル・サトル・サヤカと共に夏休みで林間学校に行っている。漫画版ではかなり出番が多く、また初代アニメや劇場版(後述)でも主役を務めている。性格はかなり違う。
ハルカ(Helga/Haruka
声:半場友恵
笑顔をあまり見せない「パチンガー」の使い手。小学4年生。性格は大人しく、礼儀正しい。ハイテクオリンピアの前優勝者である。
サトル(Kei/Satoru
声:竹内順子
『3』における主人公の一人で、サヤカの双子の弟。小学4年生。ピポサルを目にするのは初めてだったのか、彼らの存在にかなり驚く。給食と体育が好き。
サヤカ(Yumi/Sayaka
声:野中藍
『3』における主人公の一人で、サトルの双子の姉。小学4年生。今話題の人気アイドルでもある。曲は「HAPPY☆センセーション」。国語と音楽が好き。
フリサルの主人公
声:折笠富美子
『フリフリ!サルゲッチュ』(以下、フリサル)の主要人物であり、高校2年生。
トウコ
声:桑島法子
『フリサル』の主人公の幼馴染であり、高校2年生。
ツクシ
声:井上麻里奈
トウコの二つ下の妹であり、中学3年生。

関係者

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ハカセ(Professor
声:八奈見乗児(ゲーム版) / 梅津秀行(アニメ版・PSオールスター
「ピポヘル」と「ガチャメカ」を発明した科学者で、ナツミの祖父。ガチャメカはハルカの父親との合作でもある。性格は普段ダジャレを考えているような楽天家。『知能を大幅に引き上げるものの、悪の心まで引き上げてしまう』という重大な欠陥があるピポヘルを(意図せずとはいえ)スペクター、さらにかつての部下であった人間のトモウキにまで被らせてしまい、数回に渡り世界を混乱に陥れてしまった全ての騒動の元凶。しかし何故か作中では一切咎められていない。
『2001』でゲーム終盤でスペクターに技術で負けている事が明らかになった際には落ち込んでいた。『2』ではゲーム序盤でバカンスに行っており、『3』ではスペクターの策にはまりナマケモノになってしまう。『メサルギアソリッド』ではソリッド・スネークの戦闘データを使ってピポスネークを誕生させた。実は『メタルギアソリッド』シリーズのロイ・キャンベル大佐とはハイスクール時代の友人同士という設定である。この頃のあだ名は、ストーンヘッド【石頭】。ただし、このあだ名を劇中にキャンベルに言われたが、「もう、戦いは終わった」として嫌がる。
アニメではサポーターのポジションだが、あまりまともなサポートをしてくれず、寒いギャグやチャルにメイド服を着させたりと暴走気味。ヒロキの性格を利用してレースクイーン姿のナツミのホログラム映像を見せてヒロキをピポトロンクラック戦で逆転勝利に導いたりと勝利の為なら手段を選ばないタイプで孫娘のナツミからは激しく叱咤されている。原作ではあまり行われなかったアキエとの会話で彼女とは似たもの同士だと言われていた。カケル達に留守番を頼まれた時には止むを得ず一人でピポサルのゲッチュに向かって行った。また、第二期後半では次元転移マシンを作らせるためスペクターにさらわれたり、『ロボット対決編』ではハカセロボ開発の中心となって活躍したりした。
チャル(Casi/Charu
声:川上とも子 / 佐藤利奈(アニメ版・PSオールスター)
ハカセが作った自律型サポートコンピュータプログラム。少女の姿をしている。ハカセとナツミがさらわれてしまった時は、彼女が代わりに「ガチャメカ」のチェックを行った。初代『サルゲッチュ』などはハカセの顔のマークの服を、『サルバト〜レ』、『ミリオンモンキーズ』ではロングヘアを束ね、前者では蜘蛛の模様の服を着ている。『ピポサル2001』ではハードモードのみ登場(台詞は無い)。『2』では登場しないが、「ひみつのしゃしん」でナツミと一緒に写っている姿を見ることができる。
アニメでは、第1期前半ではオペレーター役としてモニターにいたが、後半では窮地に陥ったカケルを救う為にハカセに機械の体を作ってもらいアンドロイドとしてカケルたちと一緒に行動するようになる。カケルとハルカにカケルサル攻略のカギとなるバナナのスーツケースを渡した。また、第1期では『ミリオンモンキーズ』のチャル(ネットワークセキュリティープログラム)と同じものを着ていたが、第2期ではメイドの格好をしている(チャルいわく「ハカセの趣味」とのこと)。第2期のチャルは動力を落としている。メイド服を脱いでスーツ姿になると「パワーモード」になり、パワーや運動能力が上がる(スクール水着姿でも同様)。水には強くアンドロイドなので体が重い。ウッキーレッドに体が重いと言われた時、ビンタしたあと「女の子に重いなんて失礼です!」と発言している。登場直後は無感情だったが、カケルたちと触れ合ううちに感情が豊かになり、変な言葉を覚え始める。更に「そう設計されている」為、アンドロイドながら食事を取ることが可能。ただし、唯一ナツミの料理を美味しいということなどから味覚はズレていることがわかる。ハカセの親爺ギャグ(ナツミによると3点)に笑う。また、ハカセの知らぬうちに覚えた「ショックのパー」「だめだこりゃ、行ってみよ〜」などの変な言葉を使う事があった。メイド姿は『サルバトーレ』のコスチュームの一つにもあるが、別物である。
ピポッチ(Pipotchi
声:南央美
ヒカルと仲良しの、新型ピポヘルを被ったサルの赤ちゃん。サルなのだが、「ピポー」や「ピポッチ」と自分の名で鳴く。一度は合流したハカセの元に引き取られたが、ヒカルを思う余りに脱走し、ヒカルを追いかける。発見後はナマケモノ砲の完成のため、ウッキーホワイトと共謀したウッキーレッド(後述)によって浚われてしまう。羽がついていたリュックのような物を背負っており、空を飛ぶことができる。更にわずかながら、ヒカルを持ち上げて飛ぶこともできる。ヒカルにアドバイスしてくれたり、余分に取ったビスケットをくれることもある。『3』では絵のみが登場。
アキエ(Akie/Aki
声:大原さやか
サトルとサヤカを世話している。アニメではサトル曰く2人の伯母である。昔はハカセの助手だった科学者で、バケルギアの発明者。しかし、オーバーヒートを起こす程のトラブルメーカーで、トモウキが頭のピポヘルが合体する事故を起こしたり、バケルギアが耐水に低かったりしている。プリンが大好物のようで、メカヨンクを「プリン」にすると顔で追う。3でナマケモノになってしまったハカセの代わりにサポートを担当する。
アニメにも第2期前半から登場し、サルゲッチュに協力したりゲットヘルの設計図を作ったりと大きく貢献する。しかし、第2期の「人類サル化編」では早い段階にサルになってしまう。サルのまま、プリンを食べている。北海道レーズンタルトをお土産に買ったらしく、それをサトルに食べられた時は激しく落ち込んでいた。
ハル
トウコとツクシの祖母。
モモコ
ハンドルを使ったヒロキの妹で、人気アイドル。
クータ(Kouta
声:坂本千夏
アニメオリジナルキャラクター。ナツミが飼っているサルの赤ちゃん。ピポトロンJ達の仕業により、スペクターになった。カケル達の勇姿を見る度に意識が少しずつ表れ、第26話で洗脳が解かれ、元に戻り、第2期では元通りの生活を送っている。放浪好き。好物はバナナと鏡(自分の姿を見ること)。
ハカセノフ博士、ハカセーニ博士、ハカセソン博士
アニメオリジナルキャラクター。第2期「ロボット対決編」のみ登場。アキエと共にハカセロボ作成に手伝った博士。
ヒゲの色がそれぞれ違い、赤(ロシアのハカセノフ)、水色(イタリアのハカセーニ)、黄色(アメリカのハカセソン)となっている。ハカセノフが最初に連絡を取った。

スペクターサイド

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主要キャラクター

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スペクター(Spector
声:坂本千夏
動物園の人気者の白い小猿がピポヘルを被ったピポサルで、ピポサルたちのリーダー。『2001』では「ボス」と発言しているが、コロコロコミック特別編集のガイドブック内では「ボスザルって呼ぶな!」と言っている。それ以外のシリーズでも「ボス」と呼ばれると「リーダー」だと訂正している。
ピポサル
声:山田ふしぎ梅田貴公美並木伸一
スペクターの部下。未完成の白いピークポイントヘルメット(ピポヘル)を被ったサルたち。ピポヘルを被ったことで少しだけ賢くなったが、それでも行動は幼稚園児程度。スペクターの命令により、世界中で悪さをしている。
穿いているパンツの色によって性格が異なり、ノーマルだが者によって石の礫やバナナの皮、レーザーガンを携える(『サルバト~レ』では独特のガチャメカとメカ合体技で戦い、コスチュームバリエーションも個別でエピソードムービーも単独)黄色。困り顔で臆病な(『2001』ではスキューバダイビングの格好をして、潜水はできないが底の無い所も泳げ、陸を逃げる際は海栗を転がしてくる。『サルバト~レ』ではメカヨンクが強化され、フェイズで優勝すると2000ポイント入手し、着包み実写ムービーでは他のピポサルのランプが赤な中で唯一青。『ミリオンモンキーズ』ではリモートボムが強化される)水色。ゴーグルとマフラーが目印で靴を履いた足の速い(初代、『2001』、『サルバト~レ』、『ミリオンモンキーズ』ではマフラーと靴はなく、水色と同じ顔。2001では足は速くないが、追って来る者と目を合わせるとサボテンに擬態し、逃げる者はを嗾ける)青。ぐるぐるメガネをかけていて周りがよく見えていないが爆弾を投げる科学的な(初代と『2』と『3』と『サルサル大作戦』と『フリフリ!サルゲッチュ』(以下『フリサル』)のみ。初代ではメガネをつけておらず黄色と同じ顔と武装で、警戒心が非常に強い)白。サングラスが目印のマシンガンを扱う乱暴な(初代ではほぼ正確に狙ってくる。『3』では更にネクタイをつける。『2001』ではマシンガンを扱わず、スケート靴をはき毛は紫で氷上を速く滑り雪玉を投げる)黒。怒り顔でボクシンググローブが目印で近接戦闘を得意とし(初代と『2001』ではボクシンググローブが無い。初代では爆弾、緑と共通のミサイル、黒と共通のマシンガンを主に使う。2001では小さな戦車に乗るが、銃器や砲台は付いておらず、戦車から降りていると戦車に乗った自分を模した爆弾を発進させてくる。『サルバト~レ』ではメカボーの基本攻撃がナツミやハルカのように3連続で出せる他、パチンガーが黒には劣るが強化される)、短気で力強い赤。スコープが目印で警戒心が強く、バックパックから発射されるミサイルで攻撃する(『2』のある1匹は止まっているものが見えない。『2001』ではミサイルを撃たず、棺桶を背負って毛には骸骨の意匠をし、その中に入って土に潜りもする。『サルバト~レ』ではメカヨンクが水色には劣るが強化される)緑。糸目と目蓋で可愛らしくスカーフを首に着け果実やピコハンを持つ(『フリサル』のみ)桃色。どれにも属さないマルチタイプ(大抵着ぐるみなどでパンツを確認できない)等に分けられる。また色にかかわらず『3』ではメカボーやゲットアミを弾き飛ばし奪ってしまう攻撃を持つものがいる。なお、『サルバト〜レ』では赤、黒、青、水色、緑パンツが「サルチーム」を組んでいる。『ミリオンモンキーズ』、『フリサル』では黄色、白、桃色パンツもこれらにまとめられている。
『3』のミニゲーム「メサルギアソリッド」にも敵の歩哨として黄色と赤と白が、捕虜として黄色と水色が、援軍として黒が登場する。武器としてマック10を使用している。
また、コナミの『メタルギアソリッド3』にもミニゲーム「猿蛇合戦」で黄色と白と赤と水色がゲスト出演したが、攻撃は引っ掻きと礫のみ。このモードの主人公、ソリッド・スネークがピポサルを追いかけ、気絶させてから触れることによって転送する。
年齢は12歳で、小学6年生(『アカデミ~ア』で判明)。
被害者意識が強い性格。
ピポトロン三人衆
声:楠大典(レッド、ブルー・ゲーム版) / 西村朋紘(レッド・アニメ版) / 鈴木琢磨(ブルー・アニメ版) / 坂本千夏(イエロー・ゲーム版) / 山田ふしぎ(イエロー・アニメ版)
謎の男に作られた、黒いピークポイントヘルメット(ピポヘル)をかぶったサルの三兄弟。元々はスペクターの側近としては無関係の野生の集落で暮らしていたサルだったが、何者かによって密猟され、改造されてしまった事が『サルバト〜レ』で示唆され、白のボクサーパンツを穿いている。
リーダーのレッドは黄色の釣り目で、打撃が得意、8月31日生まれ。サブリーダーのブルーは、緑色の垂れ目でスピードが速い、1月25日生まれ。紅一点のイエローは、い丸目で射撃が得意で、額からレーザーを発射し、5月21日生まれ。その性格は冷酷と残忍であり、年齢と身長と体重はピポサルと同じでもある。
『サルバト~レ』ではピポサルたちのギャグムードとは打って変わって、シリアスな面持ち。ハルカの父親を襲撃するなどして謎の男に利用された後捨てられ彼と敵対。地球の危機編ではカケルたちと行動を共にする。エンディングにて自分たちが改造された研究所に行く。
『3』、『フリサル』では隠れサルとして登場するが、普通のサルと同じように「ウキ」等と鳴く。
『アカデミ〜ア』、『ピポサルレーサー』ではピポサルたちの邪魔をする。神出鬼没。
『ピポサル戦記』では石碑の中に封印されていたが、主人公が封印のバナナを食べた事により封印から目覚め、王様をかっさらった。各章のボスとして一体ずつ立ちはだかり、最終的にケルベロンへと合体する。倒された後はバナナに変身したスペクター貯金箱に封印された挙句、そのまま主人公に食べられてしまった。
アニメ第2期では、暴走族を自称する「ピポトロンブラザーズ」と名乗っている。設定もゲームとは全く異なり、ギャグキャラと化している。なお、レッドとブルーは言葉を話すことができるが、イエローは「ピポ」としか喋れず、いつもボーっとしている(46話のサブタイトルで普通の言葉を喋っている)。1話から9話まではピポエンジェルの羽根を金なら1枚、銀なら5枚集めて車を手に入れることを、車(名称は「無裸座亜(ブラザー)号」。レッドがひねりにひねって付けた名とのことだが、イエローが「ひねりなし」と評価)入手後はスペクターの命を受けて「ビッグ」になることを目的として行動していた。13話と14話はサヤカを浚い、「ビッグ」になろうと踊ったり、着物を着させようとしていたが、カケル達に成敗され、すぐに取り止めた。21話はその後、スペクターにビッグの真実を告げられ、最終的にゲーム版同様、カケル達の味方になる。24話は無裸座亜(ブラザー)号にジェット機を付けて宇宙へ行けるように改造してカケルを手助けする形で乗せようとした際、一度は拒んでいたブルーはカケルを「それでも男か!」と怒鳴りつけパンチを下した。25話はカケルを死の危機から救うなど、人の為になら自分の命を捨てられる熱いキャラでもあり、世界の危機を救った要因の一つとなっている。
14話の挿入歌は「暴走人生」。劇中ではレッドが顔半分にサヤカのメイクをしていた。
漫画版での名前は「ピポトロン3(サン)トリオ」となっている。

グレート戦隊ウッキーファイブ

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特殊なバナナ「バナナミンZ」を食べてパワーアップした、普通のピポサルよりも優れた能力を持つピポサル集団。『2』にて初登場した。なお、『3』では「活劇戦隊ウッキーファイブ」と改名しており、サルレーダーかサルブックで誕生日が明らかになった。全部で5人おり、「戦隊」と銘打っているが、戦う時は他の仲間とは連携せず、ほとんど単体で行動している。その為、ゲーム版では全員が揃って登場するのは紹介時ぐらいであり、ボスとしては一人ずつ戦う。服装も毎回変わっているが、アニメ版では『サルサル大作戦』、劇場版では『2』での格好しても登場していた。

ウッキーレッド(Monkey Red
声:郷里大輔 / 梅津秀行(アニメ版)
ウッキーファイブのリーダー。10月11日生まれ。田舎サルで訛りが強く、「~ぺ」が語尾に付いている。都会のプロレスラーに憧れていたサルで、その潜在能力をスペクターに見込まれ、部下になった。オナラがとても臭い。
『2』ではホワイトと共に登場。ピポッチを連れ去ったあと、後に周囲を恐竜が徘徊するリングのようなステージでヒカルを待ち受ける。ダメージを受けると、恐竜の頭をつかんでバックドロップを行い、それに巻き込む形で反撃を仕掛けてくる。
『サルバト~レ』、『ミリオンモンキーズ』では画面を飛び回り、回避不能の全体攻撃をする召喚サルとして活動している。また、複合競技である格闘B決勝のファンサル。
『3』では中華風のコスチュームで登場。棍棒を武器にする。オナラを使った攻撃が多彩になり、より強烈になった。
『アカデミ~ア』ではジュニア1年を担当。
『サルサル大作戦』では初のトップバッターを担当。ヒカルとピポッチを捕まえていて、読書するなど今までと違った一面を見せ、曰く「体だけでなく頭も鍛えた」。今回は珍しく生身では戦わず、赤く塗装したゾウロボを使ってくるが、まだ操作に慣れていないのか動きが拙い。
アニメでは喋り方は同じだが、オナラを使う模写は無くなっている。ウッキーファイブの中ではまともなほうである。なお、同じ赤い「バカ」同士としてピポトロンレッドとは仲が悪い。35話ではテレビ局で偽の手紙を賭けてカケル達を待ち構えており、単独で勝負を挑んだハルカとリング上で恥ずかしいポーズをさせられるコスチューム対決を繰り広げた。激しいラッシュでハルカを追い詰めるが、カケルがライトメックを持って来た為失敗。最終的にライトメックに携乗したハルカにコスチュームを全て着せられ、偽の手紙が馬鹿げた内容だったことに怒りを買って殴り飛ばされた。41話ではその場の状況もあったのか、性格が乙女に変わった事があり、カケル達を驚愕させた。最終的に戻ったが、苦手だった細かい作業の編み物は出来るようにはなった。
ウッキーブルー(Monkey Blue
声:櫻井孝宏 / 川島得愛(アニメ版)
ウッキーファイブの副リーダーであり、快速一。ほとんどが一輪車に乗って登場する。9月11日生まれ。美男子。交通ルールをきっちり遵守する真面目な性格。ウッキーピンクやアキエに惚れていた。
『2』では一輪車に乗り、突撃と爆弾が主な攻撃方法だった。ステージ内は信号が配置されており、赤信号の部分は絶対に通らず、ヒカルとの間にある信号が赤になっているとその場で悔しがる(なお、ヒカルが赤信号を通ろうとすると床が抜ける)。
『サルバト~レ』では、ダッシュフープ1次予選のファンサル。ファンレターに「マシンをパワーアップ中だ」と記された。
『3』では西部勇者風の衣装を着ており、『ガンマン十ヶ条』を信条としている。一輪車も(駆動は相変わらずペダルだが)エンジンとハンドルをつけるなど改造され、ショットガンや、『2』で持っていた爆弾ではなくダイナマイトを所持している。サトルやサヤカに対し挑発的。倒されても再び立ち上がり決闘を挑む。なお、『ガンマン十ヶ条』はプレイヤーがダメージを受けた際に一部を聞くことが出来るが、十ヶ条全てを聞く事はできない。倒した後、アキエが残りは何だったのか気にしている。
『アカデミ~ア』ではジュニア2年を担当。
『サルサル大作戦』ではアキエを捕えているが、お茶会を行い、捕虜とは思えないほど丁重に扱っていた。今作ではアキエに惚れており、告白しようとしていたり、倒された時での彼女の名を叫んでいた。馬の形にした一輪車を使用し、ムチも使用してくる。
アニメでは、かなりズレたキャラになっており、カケルたちにスペクターが仕掛けたワナの場所を言ったり、自分の仕掛けたワナに自ら突っ込んだりする。ヒロキいわく「冒険オタク」。口癖は「ニヒル!スリル!デンジャラス!」で、彼がメインの時は必ず言っている。その反面、誰かに恋をするということはなくなっていた。
ウッキーイエロー (Monkey Yellow)
声:樫井笙人 / 鈴木琢磨(アニメ版)
ウッキーファイブの重量戦士であり、オカマのムードメーカー。4月4日生まれ。
『2』では力士の恰好をして、土俵の中で戦うことになる。相撲の突っ張りや柱への張り手による物落とし攻撃をしてくるが、土俵から押し出すと土俵の周囲にまかれた撒き菱に思い切り刺さってしまう、事実上弱い存在。だが1回目の戦いで逃走(本人曰く「ダイエット中で戦闘力が疎かになっているから」)。その後バナナミンZの食べすぎで巨大化してヒカルを捕らえ、彼を手の上に乗せて戦うが、同時にバナナミンZの食べすぎで虫歯になっており、それが弱点と化して敗北。その際に体が非常に小さくなった。ヒカルを可愛いと彼に好意を持っていた。
『サルバト~レ』ではメカボー2次予選のファンサル。
『3』では「女豹」と書かれたまわしに歌舞伎風のスタイルで登場(本人にとっては「くノ一」らしく、忍術や手裏剣まで使ってくる。加えて、土俵も撒き菱もない)。サトルにはデートを申し込み(フラれる)、サヤカには人気アイドルへのやっかみから嫌味を言う。この時に白目で激怒したサヤカに対し、「週刊誌に取られてあなたのファンが減少する」「本当にアイドルなのか」と挑発気味に言っていた。この戦いでは逃走することはなく、一度目でゲッチュが可能。
『アカデミ~ア』ではジュニア3年の担当で、とてもやさしい。
『サルサル大作戦』ではサトルとサヤカを捕まえているが、相変わらずである。コックの恰好をしており、武器は巨大なフォーク。
アニメの28話でナツミにクッキングバトルを挑んできた。最初は腕の差もあって優勢となり、彼の実力を認めたカケルを揚げ物(実際はただの写真)にしようとしたが、最後の最後でナツミに大逆転を許して敗北、ハカセの居場所を教えて気球に乗って去っていった。43話でも(カケルを懸ける)流しソーメン対決を挑み、掟破りのフォークで一時優位に立つが、ハルカのライトメックと巨大箸による「秘技・龍神の舞」によって負けた。カケルのことが食べたいほど好きらしく、一度半分食べたことがある。
ウッキーピンク(Monkey Pink
声:松下美由紀 / 半場友恵(アニメ版)
ウッキーファイブの小柄な紅一点。3月3日生まれ。アイドルになるためにウッキーファイブに入団し、念願のアイドルになった。デビュー曲は「あなたをゲッチュ」。感情の起伏が非常に激しく、怒るとかなり怖い。好戦的で超能力をも発動させることができる。ウッキーイエローを激しく嫌っており、陰で「デブサル」などと激しく罵倒している。
『2』では前半は水に囲まれたステージの上で歌うが、一定のダメージを与えるとイベントが発生してブチ切れ、周囲の水が干上がった後半戦に移行する。敗北すると泣いていた。
『サルバト~レ』、『ミリオンモンキーズ』では機嫌によって回復あるいは召喚者もダメージを受けるような攻撃をする召喚サル。また、メカヨンク2次予選のファンサル。
『3』ではアラビアン風の服を着て、「バナナにハートブレイク」という歌を歌う。また、怒ると喋り方が関西弁になる。一人称はわしで、二人称は、敵対口調。自身が嫌っているウッキーイエローを倒したことからサヤカのことは認めているが、同じアイドル同士であることから強い嫉妬心を持っている。また、ウッキーイエローに代わって1回目の戦闘に敗北すると逃走し、スペクター達が捕らえられている装置を破壊し、脱走に一役買うこととなる。
『アカデミ~ア』ではシニア2年を担当。
『サルサル大作戦』では今まで通り2面性で戦い、超能力による攻撃やワープを多用する。今作ではスペクターの人形を持っている。
アニメの作中では性格がかなり悪くなっている。サヤカに加え、メイド服を着たチャルにもライバル心を抱く。その反面、原作では嫌っていたウッキーイエローとはそんなに仲は悪くはない。
ウッキーホワイト(Monkey White
声:緒方賢一 / 西村朋紘(アニメ版)
ウッキーファイブの老いた科学者。ぎっくり腰が悩み。笑い声は「カーッカッカッカッカッカ」。3月29日生まれ。ピポサルたちの武器やロボは、ほとんどがホワイトの製作品である。一人称はわしで、老人語で話す。
『2』ではレッドと共謀して誘拐する。その直後「ヒカルロボ」というヒカルに似せたロボで戦うが、あえなく敗退。
『サルバト~レ』では地球の危機編の急先鋒となるブロンズメタル・サルチーム青戦のファンサル。プロフィールによるとヒカルロボ2号機を研究しており、ファンレターに2ショットが同封された。
『3』ではトップバッターを受け持ち、西洋騎士風のコスチュームで登場。ドラゴン型の巨大ロボ(全身の装甲は無敵だが、長時間炎を吐くとオーバーヒートし、弱点のネジを露出してしまう難点がある)に乗り込み、サトルたちに戦いを挑む。
なお、ドラゴン型の巨大ロボに対してサトルは「カッコイイ」と発言し、サヤカには特に反応せず話しかけてきたため、「少しは怖がらんか!」と突っ込んでいる。
『アカデミ~ア』ではシニア1年の担当で、年のせいかよくボケる。
『サルサル大作戦』ではウッキーファイブのラストを飾り、ハカセを捕えている。巨大の片腕のついたUFOに乗り、腕にいろいろな武装を持たせて攻撃してくる。
アニメでは機械が駆動する為に必要なエネルギーを奪う光線銃を持っている。笑い声や性格がゲーム版と異なっている。42話では相手をメロメロにするラジコンを使い、カケルやヒロキをメロメロにしていたが、巻き込まれたクータに一目ぼれされたことで面倒を見ざるを得なくなり、直後に逃亡を図ろうとしたところでピポトロンイエローにラジコンを奪われ、ビームに当たったことで彼に夜中までメロメロになったが、煙たがれて弾き飛ばされた。後半では彼を除いたウッキーファイブのメンバーが彼に振り回されることとなる。だが、最終的にスペクターの野望実現の為のメカ開発には成功していた。

その他

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ジャッキーサル / ウッキーチェーン
9月20日生まれのピポサル。スペクター以外では『1』『2』『3』のすべてに全く同じ名前にて登場する唯一のピポサル。『2』ではサルースウッキーを超えることを夢見ている赤パンツサル。それ以外では黄パンツサル。『サルティメットファイティング』では1人プレイのプレイアブルピポサルで、モンキンポーの仇を探す。『3』と漫画ではジャッキー・チェンのコスチュームをしている。
ブルースウッキー / サルースウッキー
『1』では唯一の専用カラーリングのサルUFOで飛ぶ白パンツサル。それ以外では赤パンツサルで、『2』ではバナナを2本持って「バナナヌンチャク」と称して持ったまま殴ってくる。『サルバト~レ』と『ミリオンモンキーズ』ではサル召喚のサルで、モンキードーの伝承者。また、ブロンズメタル・ハカセ戦のファンサル。『1』『2』と続投したピポサルで唯一、召喚サルになった。
サルハンキンポー / モンキンポー
『1』では青パンツをはく。紅茶ダイエットを実践していた。『2』では赤パンツをはく。サル拳の達人。『3』では『サルティメットファイティング』に名前のみ登場。ウッキーチェーンの父。
バートン / バーモン
『1』『2』『サルバト~レ』と登場し続けたサルで唯一、『ミリオンモンキーズ』で指名手配サルとなった。『2』では白パンツを、それ以外では水パンツをはいている。トビトンボのファンサルで、『ピポサル達の惑星』という映画をリメイクしている。
カケルサル / ガゲル
カケルのコスチュームをしたサル。漫画では1度のみの登場だが、ヒカルにカケルと間違われ、ゲッチュしたカケルの本物を披露される。『3』ではパスワードで出現。2月29日生まれ。
ビガル
ヒカルのコスチュームをしたサル。同じく『3』にパスワードで出現。11月20日生まれ。
ラチエツト
ラチェットのコスチュームをしたサル。これも『3』と『ピポサルレーサー』にパスワードで出現。9月27日生まれ。
3では同じくパスワードで『ラチェット&クランク4th ギリギリ銀河のギガバトル』の宣伝映像を入手できる。
ザドル
サルサル大作戦のミニゲーム、「ガチキング」とステージ中に登場するサル。サトルのコスチュームをしたサル。
ザヤガ
サヤカのコスチュームをしたサル。同じく『大作戦』で登場。
サソリサル / サルントン
10月24日生まれのピポサル。『2』では白パンツをはき爆弾を投げる。『3』ではさそり座の星座サルで、屈んで尻尾を立てその先を前に向け、レーザーガンと同じ弾を放つ。漫画にも登場し、尻尾の毒針は直接突き刺して使用する。
カニサル / アルモンド
7月2日生まれのピポサル。『2』では黒パンツをはきマシンガンを携える。『3』ではかに座の星座サル。10月6日生まれのウキラブが同じコスプレをしているが、アルモンドには額に星座サルを表す星が付いている。漫画にも登場し、手のハサミで色々な物を不本意に切ってしまう、かぼちゃサルと共に非常食扱いされる、プールの底を走って水泳競争を失格になってしまうなど、少々酷い扱いをされている。後藤英貴が一番好きなピポサルとのこと。人気投票では五位という成績を収めた。
アフロサル / アフロ
『サルバト~レ』の地球の危機編における強制スクロールのファンサル。ダンサー風の服を着、アフロヘアーを被っている。召喚サルで、『ミリオンモンキーズ』にも続投。敵を全て踊らせ他の動きを全て止める。『2』に登場したサルビスウマーが同じ格好をしていた。漫画版にも登場。水に濡れると顔まで隠れ得る髪長のサルになっていた。
殿さまサル / つるきち
3月12日生まれのピポサル。『3』と漫画版に登場。9月28日生まれのともまるが同じコスプレをしているが、黄色パンツをはくつるきちと違い水色パンツをはく。漫画版ではカゴかつぎサル2匹にカゴを担がせて移動したり家来の忍者サルに戦わせたりしてばかりで、自身はほとんど運動しないが、1度だけカゴに内蔵されたペダルをこいで動かすカゴかつぎロボで強制的に運動させられた。傘やテントに、その長すぎるちょんまげを出す穴を1つ丸く開ける。ちょんまげは筆にもなり、半紙を天井に貼って字を書く。
王さまサル / サルモン
8月10日生まれのピポサル。『3』と漫画版に登場。漫画版での自宅は、部屋それぞれが建物で、その間は電車で移動。メイドを雇っている。大金持ち。
ジェイソンサル / ウキーソン、モンジャン
ジェイソンのような覆面を被ったピポサル。『3』に登場する8月30日生まれのウキーソン12月2日生まれのモンジャンと、漫画版ではチェーンソーを使う。『3』には4月13日生まれのじぇいたんも登場する。漫画版では、1度誤ってチェーンソーで覆面を割りオヤジのようなピポサルの素顔を晒した。「激闘!S(サル)-1グランプリ」の章に登場するワンワンマスクの正体だが、更に素顔に包帯を巻いていた。
ミイラサル
全身に包帯を巻いたピポサル。『3』には2月25日生まれのモキー11月28日生まれのなっちんが登場する。漫画版では包帯がスケートのスピンなどの拍子でほどけたり、マフラーも異様に長くして包帯にしてしまったり、サッカーグラウンドの白線やレスリングのフェンスの代わりに包帯を使っていたりする。
モンスター
『1』で登場するザコキャラ。スペクターの技術によって生み出され、ピポサル達と共に歴史改変の為に各時代に送り込まれている。
シタッパーズ
『2』で登場した雑魚キャラ。パインコ(パインインコの合体)、ナスビー(茄子〈なすび〉と〈bee〉の合体)など、二つの物が合体したキメラと呼べる外見を持つ者が多い。なお、四コマ漫画の中に、ウッキーホワイトが誕生させたことを示唆させる内容の漫画がある。
テレボーグ
『3』で登場した雑魚キャラ。トモウキが製造したロボット。主に番組の撮影アシスタントとして動いたり、ピポサル達の護衛を行う。中にはシタッパーズを模したロボも存在する。『大作戦』ではワルボーグと改名して登場。『3』でも同名のテレボーグが存在するが『大作戦』では登場しない。体のどこかに必ず存在するネジが弱点で、そこを攻撃すれば一撃で倒せる上に落とすアイテムも増える。

謎の男サイド

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主要キャラクター

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謎の男
声:楠大典
ピポトロン三人衆とネオピポトロンズを作った科学者で、ハイテクオリンピア会場や全世界を襲ったテロリストでもある。残忍な性格をしており、利用するために何かを生み出し使えなければ捨てる。ピポトロンを利用した後捨て、それをベースに「スーパーピポトロン」を作り、ヒロキとスペクターを操った。最後には自らコアを利用して造った「グリッドコア」を操るが、敗れる。
『ミリオンモンキーズ』では空中戦艦編に登場し、事件の黒幕が明かされる。カケル達に敗れたことでピポトロンメタ、ピポトロンクラックを持っている銃で攻撃、紫色の液体のようなもの(ブロブの素)にするも、それに怒りを表したピポトロンJに反逆され、空中戦艦も破壊されて墜落する。
謎の男がピポトロンを作ったとされるが、ピポトロン三人衆であるレッドとブルーとイエローの誕生の瞬間を描写したムービーでは、彼とは似ても似つかない謎の人物がピポトロン三人衆を誕生させている。
ピポトロン三人衆
サルゲッチュの登場キャラクター#スペクターサイドを参照。
スーパーピポトロン
『サルバト~レ』のみで登場。ピポトロン三人衆がディスクによりパワーアップしたもの。全身にそれぞれの色の筋が入っているのが特徴。
ヒロキ
サルゲッチュの登場キャラクター#カケルサイドを参照。
ブラックヒロキ / ダークヒロキ
声:伊倉一恵
ディスクによりパワーアップされたヒロキ。全身が黒く、青い筋が入っている。攻撃力は高く、『サルバト~レ』ストーリーモードで中ボスで登場したときはバイクに乗って攻撃してくる。また、本人だけでも攻撃一つ一つに属性が付加されている、かなり強力なキャラクター。サルバトーレでは音声が機械のようになっている。
スペクター
サルゲッチュの登場キャラクター#スペクターサイドを参照。
ブラックスペクター / ダークスペクター
声:坂本千夏
ディスクによりパワーアップされたスペクター。『サルバト~レ』のストーリーモードでは高級バナナで謎の男に雇われ、戦艦ゴリアックで攻撃を仕掛けてくる。また、『ミリオンモンキーズ』では最終トーナメントのチャンピオンである。
変色は全身となっている。
チャル
サルゲッチュの登場キャラクター#カケルサイドを参照。
ウイルスチャル
声:川上とも子
ピポトロンクラックのウイルスに感染したチャル。性格は冷酷で、常に目が笑っていない微笑みを浮かべている。ネットワークセキュリティープログラム鎮圧の為、銃を持っている。ウイルスに感染していないチャルはウイルスチャルに暴行され、プログラムを注入されることによりウイルスチャルになる。
ウイルスに感染したときの状態によりその体の色が変化する。通常は濃い緑が基本色。しかし感染する前に行ったことで色が変わる場合もある。

ネオピポトロン

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ピポトロンJ
声:不詳(ゲーム版) / てらそままさき(アニメ版)
ネオピポトロン達のリーダー格。ゲーム内では一言も喋らなかった。4匹の中で唯一最後まで生き残り、仲間を殺した自分達の創造主である謎の男に反逆する。
アニメでは冷静沈着な一方でクータを戻すチップを破壊するなど残虐性が強い設定になっている。また、クータをスペクターに変えた張本人でもある。戦闘ではピポトロン4連戦のラストとしてカケルと一騎討ちで戦う。目にも止まらぬ速さで移動することが可能で当初はいたぶるかのようにゲットアミを振り、途中からカケルを圧倒した(カケルは生きるか死ぬかのところまで追い詰められた)。しかし、カケルを助けに来たスペクター(クータ)の「自分がカケルにとどめを指す」という嘘を真に受け、カケルの騙し討ちを喰らい敗北、スペクター(クータ)も正気に戻され、カケル達に別れの言葉を告げて仲間共々その場を去っていった。
ピポトロンG
声:楠大典(ゲーム版) / 並木伸一(アニメ版)
ゴリラに似た風貌を持つ、怪力自慢のネオピポトロン。新種のピポトロンの中でも一番の巨漢で、上半身が下半身とアンバランス。外見とは裏腹に優しい性格で、カケル達に倒されブリッジが切り離される際、ナツミとチャルを庇って落下物の下敷きになった。その後、ハルカに救出されたという裏設定がある。その後はカケルのパートナーとして『プレイステーション オールスター・バトルロイヤル』では一緒に戦う。
アニメではピポトロン4連戦の先鋒としてナツミと迷路アスレチックで戦った。簡単な迷路で迷うなど知能自体は低いようだが、持ち前の怪力で壁を粉砕して出口まで到達し、メタやクラックの妨害で危うくステージから落ちそうになったナツミを助けた。
ピポトロンクラック
声:楠大典(ゲーム版) / 桐本琢也(アニメ版)
ネオピポトロン達の一人。かなり上手のハッカーであり、チャル(ネットワークセキュリティプログラム)をウイルスに感染させた。バーチャルスペースをカケル、スペクターに脱出されてしまったため謎の男に銃で液体にされてしまう。
アニメではピポトロンの中では参謀的立ち回りとして登場。「イーッヒッヒ」と甲高い嘲笑が特徴的で、正々堂々を公言しておきながら他者の戦いに横槍を入れるなど卑怯な面も持ち合わせている。左目に付いているライトから、幻影を実体化させたり物を召喚したりと様々な力がある。空間にキーボードを出現させてはハッキングを仕掛けることであらゆる機械を操作することが出来る。またカケル達を詳しく調査しており、彼らのあらゆる画像データを収集、保管している。
アニメではヒロキとレースで戦う。卑怯な手を用いるも最後は逆転したヒロキに倒される。
クラックとはクラッキングのこと。
ピポトロンメタ
声:坂本千夏(ゲーム版) / 梅田貴公美(アニメ版)
体を様々な形に変えられる、くノ一のピポトロン。ニセスペクターになってピポソルジャーの指揮に当たったが、本物のスペクターによって倒され、謎の男に液体にされた。
アニメでは、語尾に「だぎゃい」と付けて名古屋弁のような喋り方をする。ハルカとロボットバトル(メタは変身して)で戦い、心理作戦を突こうとするもハルカ自身ヘビやカエル、幽霊などの怖い物が少ないせいであまり上手くいかなかった。最後に変身した「一人で食べるカップラーメン」が意外にも効果的(「寂しさ」というハルカの弱点を突いた為)だったが、カケル達の声援で立ち直ったハルカに正々堂々戦おうという申し出に応じ、最後は敗北する。
メタとはメタモルフォーゼのこと。
ピポエンジェル
アニメ『2nd』のオリジナルキャラクター。サルが天使になったような姿をしており、腕は翼状になっている。新種のピポトロンたちと外見上の共通点がいくつかある。ピポエンジェルの羽(金なら一枚、銀なら五枚)を集めると、どんな願いでも叶えてくれるためピポトロンブラザーズが必死になって集めていた。様々な物に擬態・変身する力を持つ。

ミリオンモンキーズ

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ブロブ
ピポトロンメタ・クラックの液体が地上で生命体と成ったもの。簡単な攻撃で倒す事が出来る。ただし、戦艦の残骸を壊さない限り発生し続ける。
ギガントブロブ
ブロブの上位種。奇怪な人型生物の上半身のような姿をしており、ブロブ系モンスターの中で唯一その場から動く事ができない。攻撃力もなかなか高い。ただし、一度倒せばもうその場所からは出現しない。
マザーテンタクル
イカを思わせる形の大きな中ボス。足が四本あり、そこから硫酸や球状のエネルギーを発射したり、地面に潜らして、そこから突然突き出して攻撃したり、頭にバリアのような物をはって、突撃したり、下位種のテンタクル(下記)が出てくる卵を産んだりと攻撃方法は様々。作中二度戦う場面があり、なかなか強い。
テンタクル
マザーテンタクルの下位種。外見は足が二本で、小さいマザーテンタクル。攻撃方法はロックオンマーカーがその場においていかれるほどすばやく回転しながらの突撃と球状のエネルギー体。耐久力はそこまで高くないが素早く、浮いているため攻撃を当てにくい。
インファント
小さめサイズの、虫のような形をした下位モンスター。攻撃はただ単なる突撃。避ければただの自滅であるため、比較的簡単に倒せる。
ブロブコア
『ミリオンモンキーズ』の最終ボスであり、ブロブの拡散の根源。周囲のあらゆるエネルギーを奪いブロブやインファントに換算することが出来る。レーザー攻撃など強力な技を持つ。通常の攻撃ではダメージを与えることは出来るが、すぐに復活してしまい、完全に倒すには改造レーザー砲を使い、直撃させる必要がある。
ニセスペクター
声:坂本千夏
『ミリオンモンキーズ』に登場する、偽者のスペクター。ピポソルジャーを使役し世界征服を目論む。正体はピポトロンメタである。

その他

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バナナちゃん
声:芳野日向子
後藤英貴の漫画オリジナルキャラクター。ピポサルやカケルがバナナをむくとたまに出てくる。ピポサルに恋するバナナの女の子。神出鬼没。アニメではピポサルの多様なバリエーションを紹介するミニコーナー「世界のピポサル大百科」を担当。劇場版にも一瞬だけ登場している。
アンサールズ
声優:アンガールズ
後藤英貴の漫画オリジナルキャラクター。ウキナカ2月8日生まれで、ウキネ5月27日生まれ。その長い体をコンパスのようにされたりしている。
アニメでは、先鋭サル戦隊という位置づけだが、アンガールズのようなショートコントをするだけでカケル達にはあまり笑い受けて貰えず、すぐにゲッチュされてしまう。頭のヘッドホンは翻訳マイクで、人の言葉が喋れるようになる。
サルサルマン
後藤英貴の漫画オリジナルキャラクター。正義の味方でモテモテだが、巨大化することができる。フケ症が悩み。
ウッキ・メーン7月24日生まれ)やドキンチョ11月30日生まれ)といったピポサルが同様の姿をしており、ドキンチョは『3』のミニゲーム『熱投!サルなげスタジアム』のハンマーサルの1匹でもある。
ピポスネーク
声:大塚明夫
『3』のミニゲームメサルギアソリッド スネークエスケープに主人公で登場する。メサルギアの破壊、スネークの救出と大活躍する。
『メタルギアソリッド』のスネークの能力をインプットしたピポヘルをかぶったピポサル。見た目も性格もスネーク似で、言葉こそサル語(人間の方のスネークは何と言っているのか判っていた)だが、その言葉の意味はかなり深い。武器はバナナピストル(監視カメラの破壊やスイッチ押下も可能な麻酔銃)、グローブ、パイナップルボム(手榴弾タイプの爆弾)、スイカボム(地雷タイプの爆弾)の4種。
劇中の台詞によると雷電同様にVR訓練を受けている。
テロリストのリーダー、ピポオセロットが祖父。
哨兵をグローブコンボで気絶させ、モンキータグを全て奪うと、パスワードが貰える。それを使うと、サルシネマスタジオに出演させられるようになる。
ピポオセロット
メサルギアソリッドに登場する。メタルギアシリーズに登場するリボルバー・オセロットに良く似たピポサル。新兵器、メサルギアを強奪したピポサル兵たちのリーダー。
かの伝説の傭兵、ソリッド・スネークを(不意打ちとはいえ)拘束し、拷問するなど、戦闘能力は高い。
メサルギアソリッドの終盤でメサルギアに搭乗するも自身の孫であるピポスネークにメサルギアを破壊され、「オトコのケジメ」にて大破したメサルギアの上でピポスネークと素手で格闘するが敗北する。
ピポスネークと同じ方法で、サルシネマスタジオに出演させられる。
ボルケーノ
『ミリオンモンキーズ』の最初のトーナメントのチャンピオン。炎のほか、それぞれに違うイメージを付けたアーマーを複数自作している。
レジェンド
『ミリオンモンキーズ』の2つ目のトーナメントのチャンピオン。アクションはカケルとスペクターのものを合わせつつオリジナルの必殺技も使用する。
サイコーユキ
アニメ『2nd』のオリジナルキャラクター。ジュニアアイドル。ヒロキいわく彼女のCDは「アイドルオタクなら絶対に手に入れたい幻のCD」。
熱血、番長、ツンデレ、マンガ、ニヒル
ハカセが好きな昭和のアニメに登場するキャラクターたち。