サリサリニャーマ
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サリサリニャーマ | |
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標高 | 1,350[1] m |
所在地 | ベネズエラ ボリバル州 |
位置 | 北緯4度33分00秒 西経64度14分00秒 / 北緯4.55000度 西経64.23333度座標: 北緯4度33分00秒 西経64度14分00秒 / 北緯4.55000度 西経64.23333度 |
山系 | ギアナ高地 |
種類 | テーブルマウンテン |
プロジェクト 山 |
サリサリニャーマ(スペイン語: Sarisariñama)はベネズエラのギアナ高地にある山で、現地でテプイと呼ばれるテーブルマウンテンの一つである。孤立した生態系を育む大きな縦穴で知られる[1][2]。 ボリバル州の南西の果て、ブラジルとの国境近くの、ハウア・サリサリニャーマ国立公園内に位置する。 標高 1,350 メートル[1]。
この山はベネズエラ国内で最も辺鄙な場所の一つで、最寄の道路から少なくとも数十キロメートルは離れている。山上の穴への立ち入りは制限されており、当局の許可が必要[1]。
陥没穴
[編集]ギアナ高地のテプイ群の中で、サリサリニャーマの際立った特徴は、山上の陥没穴である。ほぼ円形の陥没穴が先カンブリア時代の砂岩層中にいくつも(少なくとも八つ[2])生じており、地質学者にとっても生物学者にとっても謎めいた場所である。最大の穴は直径、深さ共に 350 メートル[1]ほどあり、地表からほぼ垂直に落ち込んでいる。
断崖絶壁に囲まれた穴の底は、地表と同じく鬱蒼とした森[1](ジャングル[2])だが、孤立した生態系があり、ここにしかいない動植物の固有種がみられる[2]。
サリサリニャーマの陥没穴は1974年に発見され、調査された。デイビッド・ノット (David Nott) の書籍 "Into the Lost World" (ISBN 978-0-13-477190-8) [3]には、この高地にヘリコプターで降り、学術調査を実施した際のことが述べられている。
典拠・脚注
[編集]外部リンク
[編集]- The Lost World - 環境ジャーナリスト Dominic Hamiltonのサイト