サラーフッディーン城 (曖昧さ回避)
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サラーフッディーン城(قلعة صلاح الدين الأيوبي)は、エジプトでアイユーブ朝を開いたクルドの武将、サラーフッディーン(サラディン)の名を冠した城や砦である。サラディン城ともいう。サラーフッディーン城と呼ばれる城は世界各地にいくつかあり、そのうち、エジプト、ヨルダン、シリアにあるものが特に有名である。このうち、サラーフッディーン・アイユービー自身が築城を指揮したものは、エジプトのカイロにあるものだけである。ヨルダンのサラーフッディーン城はサラーフッディーンが配下のアミール、イッズッディーン・ウサーマ(عز الدين أسامة)に命じて築城させた。シリアのサラーフッディーン城は東ローマ帝国の時代から存在している。
- サラーフッディーン城 (カイロ) - カイロ城、カイロ要塞とも呼ばれる。
- サラーフッディーン城(シナイ半島) - ファラオ島にある要塞
- サラーフッディーン城 (シリア) - 2006年世界遺産登録物件。
- サラーフッディーン城 (ヨルダン) - アジュルーン城の名で知られる。