サクティ・ワヒュ・トレンゴノ

インドネシアの政治家 サクティ・ワヒュ・トレンゴノ Sakti Wahyu Trenggono
生年月日	(1962-11-03) 1962年11月3日（62歳）
出生地	インドネシア、中部ジャワ州、スマラン
出身校	バンドン工科大学 ビナ・ヌサンタラ大学
現職	政治家
所属政党	無所属
配偶者	エルナワティ
インドネシア共和国 第9代海洋水産大臣
在任期間	2020年12月23日 -
大統領	ジョコ・ウィドド プラボウォ・スビアント

サクティ・ワヒュ・トレンゴノ（インドネシア語: Sakti Wahyu Trenggono, 1962年11月3日 - ）は、インドネシアの政治家。同国第9代海洋水産大臣。

経歴

1962年11月3日にインドネシア、中部ジャワ州、スマランにて誕生する。1986年にバンドン工科大学工業工学部卒業、1988年にビナ・ヌサンタラ情報学コンピューター管理大学情報学管理学部卒業。その後、バンドン工科大学経営プログラムを卒業し、2006年に修士号を取得。2021年、バンドン工科大学公共政策プログラムに入学し、修士号と博士号を取得。1986年から1992年までフェデラル・モーターのプログラマー兼システムアナリストを務め、その経験から1995年から1997年までアストラ・インターナショナル本社の経営情報システム、事業開発、サプライチェーン部門のマネージャーを務める。その後、通信インフラ開発・提供会社であるPT. Solusindo Kreasi Pratamaに移籍。ここで、彼は最終的にこの会社のゼネラル・ディレクターの地位に達するまで働き続けた。2000年から2009年まで在職し、その後は2010年にインドネシアのクラウドコンピューティング提供会社であり民間の通信研究会社であるPT. Teknologi Riset Global Investamaに移り、2016年まで総監督を務めた。電気通信業界では、2005年から2016年までインドネシア通信塔インフラ開発者協会の代表を務める。インドネシアの通信塔開発者として、インドネシア全土で14,000の通信塔を開発したことで知られる。インドネシアにおけるインターネットと通信アクセスの提供に対するトレンゴノの功績と貢献により、トレンゴノは俗にインドネシアのラジャ・タワーまたはラジャ・メナラ（塔の王）として知られている。ハッタ・ラジャサが党首在任中の2009年に国民信託党に入党しものの、理由は不明だが2013年に党を離党。2014年、ジョコ・ウィドド2014年大統領選挙キャンペーン中にジョコ・ウィドド選挙チームに参加し、メガワティ・スティアワティ・スカルノプトリの息子で闘争民主党参謀のプラナンダ・プラボウォとともに選挙参謀の一人となる。また、ジョコ・ウィドド2019年大統領選挙キャンペーンチームの総責任者にも任命された。当時、国営企業大臣であったリニ・スマルノが問題を起こし、しばしば国民議会と衝突していたため、与党の闘争民主党を含む多くの政治家がリニの後任を求める声を上げた。当時、トレンゴノはリニの後任と目されていたが、ジョコ・ウィドド第1次政権が終了するまで、リニの後任にはならなかった。結局、トレンゴノは国防副大臣に任命され、国防大臣となったプラボウォ・スビアントに同行し、2019年から2020年まで務めた。当時、海洋水産大臣だったエディ・プラボウォが汚職事件で有罪判決を受けると、2020年12月23日以来のインドネシア前進内閣の改造でエディの後任となった。