サキシマフヨウ
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サキシマフヨウ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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分類(APG III) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Hibiscus makinoi Jotani & H.Ohba | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
先島芙蓉 |
サキシマフヨウ(先島芙蓉、Hibiscus makinoi )はアオイ科フヨウ属の半落葉低木[1]。
概要
[編集]平野部、斜面下部、農耕地の周辺、伐採跡など、人里付近で見られる[1][2]。高さは2 - 4メートルほどの低木または小高木で、白色から淡紅色の花が9月から1月にかけて咲く[1]。なお掲載写真は八重咲きだが、一重が一般的。
和名は先島諸島に由来し、主に鹿児島県西部の島から琉球にかけて分布するとされてきた[2]。2014年の研究では台湾にも分布することが報告されている[3]。台湾にはヤマフヨウ H. taiwanensis[4] も分布し、本種としばしば混同される[3]。
学名(種小名)の makinoi は牧野富太郎への献名[2]。
脚注
[編集]- ^ a b c 「サキシマフヨウ」『西表島の植物誌』、林野庁九州森林管理局、2010年 。
- ^ a b c 波田善夫「サキシマフヨウ」『植物雑学事典』、岡山理科大学 総合情報学部 生物地球システム学科 植物生態研究室 。2016年12月24日閲覧。
- ^ a b Liu, Huei-Yi; Chao, Chien-Ti; Tseng, Yen-Hsueh (2014), “Hibiscus makinoi Y. Jotani & H. Ohba (Malvaceae), A New Record Plant in Taiwan”, 林業研究季刊 36 (3): 171-178
- ^ シラネアオイも別名でヤマフヨウと呼ばれることがあるが、それとは別。
参考文献
[編集]- Jotani, Y.; Ohba, H. (1984), “A wild Hibiscus, H. makinoi, sp. nov. from S.W. Japan”, J. Jpn. Bot. 59 (7): 219
関連項目
[編集]- フヨウ(Hibiscus mutabilis)