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サウンドロップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

サウンドロップ(SOUNDROP)とは、株式会社バンダイが発売しているカプセルトイ(バンダイではガシャポンという登録商標で販売)である[1]。販売価格は基本的に(発売当初時期は)200円。

特徴

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サウンドロップは、卵形の形状をしたプラスチック製の外観の中心に円形のボタンがあり、これを押すと内蔵された音声が流れる仕組みになっている玩具のことである。基本的に商品ごとの形状は同一で、外観の際はプラスチックの成型色とスイッチ部分のタンポ印刷の図柄のみとなっており、収録されている音声そのものが売りとなっている[1]。形状ゆえに"サウンドドロップ"という誤記・発音例を見かけることが多い。これまでも同様の仕組みを利用した玩具は数多くあったが、サウンドロップは従来の幼児向け(所謂「はたらくじどうしゃ」の音声など)に加え、後述する有名ゲームやアニメを題材とし、2006年9月末にはシリーズ累計約200万個、2008年6月に2000万個突破を出荷するヒット商品となった。

サウンドロップの第一号は2006年1月発売の「サウンドロップ スーパーマリオブラザーズ」[2]。それ以前には、いわばサウンドロップのプロトタイプとして2004年2月に「サウンドギア」[3]、2005年2月に「ネタカルタキーチェーン〜ワタナベエンターテインメント〜」[2]などが発売されていた。

2008年3月のリリースからは、シリーズタイトルを『サウンドロップコンパクト』と改名。商品サイズを一回り小型化、キーチェーンの素材変更などを行う。サウンドロップのタイトルの出しなおしとともに、新しいタイトルもリリースするというスタンスで販売されていた。

なお、別メーカーの同形式商品との一部混同が見られるが、エポック社の商品は「サウンドポッド」、タカラトミーアーツ(旧:ユージン)社の商品は「サウンドエッグ」という名称である。

元バンダイデザイナーの野中剛は、『炎神戦隊ゴーオンジャー』での炎神ソウルは本商品を参考にしたものであることを証言している[1]

ラインナップ

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カッコ内は発売時期を指す。特に注記の無い場合、8種類で発売されている。

サウンドロップ(2006年1月〜2008年2月)

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サウンドロップコンパクト(2008年3月〜2013年12月)

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特に注記の無い場合、6種類で発売されている。

200円
300円以上

サウンドロップ(コンパクトサイズ・17年11月〜)

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名義は「サウンドロップ」だが、商品はコンパクトのサイズ。300円、主に6種類

その他販売形態

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脚注

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  1. ^ a b c 野中剛「SUPER HERO Design BRUSHUP! ガブガブからドルドル」『スーパー戦隊 Official Mook 21世紀 vol.8 炎神戦隊ゴーオンジャー講談社〈講談社シリーズMOOK〉、2017年5月25日、34頁。ISBN 978-4-06-509519-5 
  2. ^ a b 【アキバ物欲】いつでもどこでもメイドさん!「萌えサウンドロップ」がブレイク中、livedoor ニュース(ITライフハック)、2007年6月29日 10時0分。
  3. ^ 商品詳細 サウンドギア、ガシャポンワールド - 2019年11月13日閲覧。
  4. ^ セブン-イレブン専売。300円
  5. ^ じどうしゃ大集合、鉄道コレクション JR編のセレクト復刻
  6. ^ タイトルに「サウンドロップコンパクト」の表記はないが、スイッチ部分が仮面ライダーフォーゼの立体マスクに変更されリリースされている
  7. ^ タイトルに「サウンドロップコンパクト」の表記はない同形式商品
  8. ^ この商品から専用カプセルを使用開始
  9. ^ ポケモンセンター早期購入特典。パッケージと同じバージョンのサウンドロップが1つ付属
  10. ^ a b サウンドロップコンパクトが4つ付属
  11. ^ アニメグッズショップアニメイト専売箱売商品。カプセルの2弾にカードを付属
  12. ^ a b プレミアムバンダイ専売受注商品。クッションにサウンドロップコンパクト3つ付属