サイダーかん
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主な地域 | 静岡県富士市 |
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発案時期 | 昭和40年代[1] |
発案者 | 紺野祐子[1][2] |
サイダーかんは、サイダーと寒天を原料とする静岡県富士市に特有の洋生菓子の一種。
概要
[編集]昭和40年代、富士市の学校給食栄養士だった紺野祐子が、自身が幼少期に母親がおやつとして作ってくれたものを学校給食に提供したのが始まりである[1]。
学校給食の夏季の人気デザートとして、7月から9月頃に、月に1回程度の頻度で提供され[1]、富士市の学校給食オリジナルメニュー[3][4][5][6]として人気がある[2][7]。
味はほんのり甘く、口当たりはプルプルしているが、口に入れるとサイダーのシュワシュワした舌ざわり[8]が感じられる[1]。
「サイダーかん」という名前の由来は「サイダーの入った寒天」から来ている[1]。
近年では、この菓子でまちおこしをしようとする企業も出てきている[5]。
出典
[編集]- ^ a b c d e f FNN プライムオンライン編集部 (2021年5月14日). “寒天なのにシュワシュワ「サイダーかん」知ってる? 静岡県富士市だけの給食デザートが話題”. FNN プライムオンライン. フジニュースネットワーク. 2021年5月15日閲覧。
- ^ a b “シズオカのオキテ!富士市だけ?人気給食メニュー「サイダーかん」”. 放送内容. 静岡第一テレビ (2015年10月8日). 2021年5月15日閲覧。
- ^ “富士市の学校給食名物「サイダーかん」”. 富士じかん. 富士市シティプロモーション課. 2021年5月15日閲覧。
- ^ “全国から集結!ユニークな寒天おやつ、ベスト4!”. オレンジページnet. オレンジページ (2017年8月23日). 2021年5月15日閲覧。
- ^ a b 西川有希(NPO東海道・吉原宿 富士市民活動センター) (2016年3月14日). “〝子どもは、まちが育ててくれる〟来る者を拒まない、人情味あふれる東海道の宿場町。”. ふじのくに移住ポータルサイト だもんで静岡県. 静岡県くらし・環境部政策管理局企画政策課. 2021年5月15日閲覧。
- ^ 杉村太蔵 (2017年8月9日). “珍百景党 党首から皆様へ【静岡県】”. ナニコレ珍百景. テレビ朝日. 2021年5月15日閲覧。
- ^ “料理名(サイダーかん)” (PDF). 富士市学校給食栄養士会. 2021年5月15日閲覧。
- ^ “【漫画】富士市の給食で圧倒的人気!しゅわしゅわ食感のゼリー「サイダーかん」の再現レシピ!”. ガジェット通信. 東京産業新聞社 (2021年5月11日). 2021年5月15日閲覧。