ゴロツキアザミ
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ゴロツキアザミ | ||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Onopordum acanthium L. (1753)[1] | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
ゴロツキアザミ | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
Cotton Thistle |
ゴロツキアザミ(学名: Onopordum acanthium)は、キク科・オオヒレアザミ属に分類される二年草。ヨーロッパ・西アジア原産で、世界各地で外来種(帰化植物)として定着している。
分布
[編集]北アメリカ・オーストラリア・日本に移入分布する。日本では明治時代に園芸用として導入され、1965年に三重県楠町(現在の四日市市)で初めて野生化が確認され、北村四郎が和名を名付けた[2]。
特徴
[編集]二年草[2]。高さは30 - 150センチメートル (cm) になり、茎は上部でよく分枝する[2]。茎には絡み合った白い毛があり、著しい翼があり、翼には鋭いトゲがある[2]。葉は長さ10 - 50 cmほどで互生する。葉はときに羽状に裂け、縁には鋭いトゲが多い[2]。葉の裏面は絡み合った毛に覆われていて白色である[2]。
花期は初夏。茎の先端に直径3 - 6 cmの紅紫色の頭状花を1個ずつつける[2]。総苞は球形で、その中には子房が入り込んでおり、鱗片はない[2]。筒状花は長さ2 cmほどで、狭い筒部から急に広い筒部に移り、広筒部は深く5裂する[2]。冠毛は狭筒部よりも短い[2]。
果実は長さ4ミリメートル (mm) で黒褐色[2]。冠毛はトゲ状の突起があり、下部は合着して果実から離れやすい[2]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 長田武正『原色日本帰化植物図鑑』保育社、1976年6月1日。ISBN 4-586-30053-1。
- 植村修二、勝山輝男、清水矩宏、水田光雄、森田弘彦、廣田伸七、池原直樹『日本帰化植物写真図鑑 第2巻』全国農村教育協会、2010年12月24日。ISBN 978-4-88137-155-8。 p.279