コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

コーセー・チームチャレンジカップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

コーセー・チームチャレンジカップ英語: KOSÉ Team Challenge Cup)は、アメリカ合衆国で開催される国際スケート連盟公認のフィギュアスケートの国際大会。アジア北アメリカヨーロッパの3大陸から男女シングル各3名とペアアイスダンスの各2組でチームを構成し、団体順位を競う。

概要

[編集]

2016年4月ワシントン州スポケーンで初開催された。大会はアメリカフィギュアスケート連盟が主催し、国際スケート連盟公認のもと、2年ごとに開催される。第1回大会では日本の化粧品メーカーであるコーセーが冠スポンサーとなり、大会は「コーセー・チームチャレンジカップ」という名称で開催された[1]

アジア、 ヨーロッパ、北アメリカの大陸別にチームを組み、1月1日時点の1ISUフィギュアスケート世界ランキングに基づき、各大陸の男女シングルの上位2名及びペアアイスダンスの上位2組が出場する。また、男女シングルにおいては、世界選手権に出場する選手のなかから、各大陸の男女最大5名をチームキャプテン推薦による候補として選び、ファン投票の結果により最多得票獲得選手に出場権利を与える。

本大会での順位決定方法

[編集]

本大会は、男女シングルのSPの合計点で競い合う競技と、ペア、アイスダンス、男女シングルの各フリーの演技点で競い合う競技の2つに分かれている[2]

男女シングル ショートプログラム

各チームの男女シングルの3選手が出場し、男子シングルの3選手は3つのグループに分かれて各チーム1名ずつが演技をする。女子シングルも同様に行い、計6グループのチーム対抗戦を行う。6グループそれぞれで、演技点の高い選手順に1位は12点、2位は10点、3位は8点が各チームに付与される。

チーム合計点の最も高いチームがショートプログラムの優勝チームとなる。

チーム総合

ペア及びアイスダンスは、各チームから2組ずつが出場し、各チームのペア2組とアイスダンス2組がフリースケーティングとフリーダンスの演技を行い、ペアとアイスダンスのそれぞれチーム内で高かった組の演技点をチームの点数とする。

男女シングルのフリーでは各チームから3選手ずつが出場し、男女ともに、上位2選手の演技点の合計点を、チーム点数とする。各チームのペアとアイスダンスのそれぞれ高かった組の演技点と、男女シングルのそれぞれ上位2選手の演技点を合算し、最も高かったチームがチーム総合優勝となる。

歴代大会結果

[編集]
開催地 種目
2016 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 スポケーン チーム総合 北アメリカ ヨーロッパ アジア
男女シングル
ショートプログラム
アジア 北アメリカ ヨーロッパ

歴代チームキャプテン

[編集]
開催地 アジア 北アメリカ ヨーロッパ
2016 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 スポケーン 日本の旗 荒川静香 アメリカ合衆国の旗 クリスティー・ヤマグチ イギリスの旗 クリストファー・ディーン

関連項目

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 「2016 コーセー・チームチャレンジカップ」初めて米国で開催へ”. PRTIMES. 2016年4月24日閲覧。
  2. ^ フィギュアスケート 2016 チームチャレンジカップ 大会ルール”. 日本テレビ. 2016年4月24日閲覧。

外部リンク

[編集]