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コンプセミス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
コンプセミス
地質時代
白亜紀後期 - 暁新世
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
: カメ目 Testudines
亜目 : 潜頸亜目 Cryptodira
: †デルマテミス科 Dermatemydidae
: コンプセミス属 Compsemys
学名
Compsemys
Leidy1856
  • C. victa Leidy, 1856

コンプセミス北アメリカ白亜紀後期と暁新世に棲息した古代のカメである。いくつかの種が記載されたことがあるが、全て模式種のC. victaに統合されると思われる。[1] 分類に関してはよくわかっていない[1] が、近年の研究者はデルマテミス科に含めがちである[2]

コンプセミスは中型のカメで、全長30cm以上に成長した。他のカメには見られない隆起した扁平な甲羅で覆われている。これにより、小さな甲羅の断片さえもコンプセミスとして識別することができる。頭骨はワニガメのそれに似ている。獰猛な水棲肉食動物であったにちがいない[3]

出典

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  1. ^ a b Laurie J. Bryant (1989). “Systematic Paleontology”. Non-dinosaurian lower vertebrates across the Cretaceous-Tertiary boundary in northeastern Montana. Volume 134 of University of California publications in geological sciences. カリフォルニア大学. pp. 10–58. ISBN 978-0-520-09735-3. https://books.google.com/books?id=YgpMDwkS6yIC&pg=PA41 
  2. ^ Benjamin John Burger (2007). “A new Late Paleocene vertebrate fauna from the Ohio Creek Formation of western Colorado” (PDF). The Mountain Geologist 44 (3): 141–150. http://swca.academia.edu/documents/0074/1726/Burger-2007-Ohio_Creek.pdf. 
  3. ^ Martin Jehle (April 1, 2006). “Turtles: Business as usual”. Paleocene mammals of the world. October 10, 2010閲覧。