コルネリス・ヤコブスゾーン・デルフ
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コルネリス・ヤコブスゾーン・デルフ Cornelis Jacobsz. Delff | |
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父親の、ヤコブ・ウィレムスゾーン・デルフが描いた肖像画をもとに18世紀の画家が制作した肖像画 | |
生誕 |
1570年ころ[1] ゴーダ |
死没 |
1643年[2] デルフト |
コルネリス・ヤコブスゾーン・デルフ(Cornelis Jacobsz. Delff、1570年ころ - 1643年)はオランダの画家である。主に静物画を描いた。
略歴
[編集]肖像画を得意とする画家、ヤコブ・ウィレムスゾーン・デルフ(c.1550-c.1601年)の長男に生まれた。2人の弟も画家、版画家になった。父親から絵を学んだが、ハールレムの画家、コルネリス・ファン・ハールレムに学んだともされる。
ピーテル・アールツェン(c.1508-1575)やヨアヒム・ブーケラール(Joachim Beuckelaer: 1530-1575)といった画家が描き始めた、食材を売る市場の情景や、厨房の光景など、人物と静物を組み合わせたスタイルの作品を経て、純粋な静物画を描くようになった。1613年にデルフトの聖ルカ組合の会員になった。
残された作品から、銅や真ちゅうなどの金属食器を描くのを好み、金属食器の表面が部屋の窓からの光を反射するのを描いた。魚や鳥、果物がで、暗い色調を背景にして多く描かれた。
コルネリス・ヤコブスゾーン・デルフの弟子とされる画家にはヒリス・ヒスゾーン・デ・ベルフ(Gillis Gillisz. de Bergh: 1600-1669)がいる[3]。
作品
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「厨房」(1610/1620)
ストラスブール美術館 蔵 -
台所の道具を描いた静物画
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パンとチーズや果物のある静物画
脚注
[編集]参考文献
[編集]- AA.VV., Alte Pinakothek Munich, Edition Lipp, Monaco di Baviera, 1986. ISBN 978-3-87490-701-9