コルネリス・ファン・スパーンドンク
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コルネリス・ファン・スパーンドンク Cornelis van Spaendonck | |
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Johan Versfeltによる肖像画 | |
生誕 |
1756年ごろ オランダ、ティルブルフ |
死没 |
1839年12月22日 フランス、パリ |
コルネリス・ファン・スパーンドンク(Cornelis van Spaendonck、1756年ごろ[1] - 1839年12月22日)はオランダの画家、磁器のデザイナーである。パリやセーヴルで働いた。
生涯
[編集]ティルブルフで生まれた。兄に著名な植物画家のヘーラルト・ファン・スパーンドンク(1746-1822)がいる。美術教育を受けるためにアントウェルペンに移り、メヘレンの美術学校でWillem Herreynsに学んだ。1773年に、兄がすでに画家として活動していたパリに移った。パリでは王立絵画彫刻アカデミーでも学んだ。セーヴルの磁器工場で果物や花を題材にデザインする仕事につき、1785年から1800年まで、磁器工場の主任として働いた。1789年に美術アカデミーの会員になった。サロン・ド・パリに花を描いた静物画を1833年まで出展した。1800年に磁器工場の主任の職を解雇されるが、セブールに1808年まで留まり、デザインの仕事や画家の仕事を続けた。数年間、故郷に戻って活動し、1813年にアムステルダムの展覧会に出展するなどした後、1825年に再びパリで活動し、パリで没した。
兄のヘーラルト同様、花を描いた静物画家として高く評価されている。兄が王立植物園の植物画の教授であることもあって、より博物画的な描写であったのに対して、より自由な表現の植物画を描いた。
作品
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"Bouquet de fleurs au nid d'oiseau"(1810)
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壺と花の静物画(1817)
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花の静物画 (1793)
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花瓶の花
脚注
[編集]- ^ 洗礼日は1756年12月7日 (RKDによる)。
参考文献
[編集]- RKD, Cornelis van Spaendonck
- Geschiedenis der Vaderlandsche Schilderkunst, Cornelis van Spaendonck
- Arader Galleries, Cornelius van Spaendonck - Still Life of Flowers in an Urn
- Thuis in Brabant, Cornelis van Spaendonck (Tilburg 1756 - Parijs 1839)