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コリン・ウォルコット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
コリン・ウォルコット
Collin Walcott
生誕 (1945-04-24) 1945年4月24日
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
死没 (1984-11-08) 1984年11月8日(39歳没)
東ドイツの旗 東ドイツ
職業 ミュージシャン
担当楽器 シタールタブラ
共同作業者 オレゴン
公式サイト www.collinwalcott.com

コリン・ウォルコット[1]Collin Walcott1945年4月24日 - 1984年11月8日)は、ジャズワールド・ミュージックで活動したことで知られる北アメリカのミュージシャンである。

青年期にヴァイオリンティンパニを学び、インディアナ大学でパーカッションを学ぶ生徒となった。ウォルコットは伝統的なインド音楽に興味を持ち、ラヴィ・シャンカルの下でシタールを、アラ・ラカの下でタブラを学んだ。オールミュージックの評論家スコット・ヤナウによれば、ウォルコットは「ジャズを演奏した最初のシタール奏者のひとり」であった[2]。ウォルコットを含むポール・ウィンター・アンサンブルのメンバー数人が分裂し、オレゴンを結成した。

ウォルコットは、1984年のオレゴンのコンサート・ツアー中に東ドイツにて自動車事故で死亡した。その役割はトリロク・グルトゥに引き継がれた。

作家のデヴィッド・ジェームズ・ダンカンは1996年に、彼の作品『私のコリン・ウォルコットとのある会話』で紹介したカスケードヘッドにおけるオレゴンのコンサートについて回顧的に書いている。ダンカンは、ウォルコットが楽器に囲まれたステージに「仏式」に座っていたと説明した。「彼の北に」ある電子ドラム・キットに加えて、ウォルコットは、「南に5つの異なるタブラ、東にシタール、そして西にガラガラ、チャイム、クラッカー、ベル、ホイッスル、フィンガードラム、トライアングル、そして名前もないノイズを作り出す楽器による途方もない半円を並べていた。私の見た限り、東インド人のように床に平らに座る、最初の西洋の『ジャズ』打楽器奏者が彼でした」[3]

ディスコグラフィ

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リーダー・アルバム

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  • 『クラウド・ダンス』 - Cloud Dance (1976年、ECM)
  • 『グレイジング・ドリームズ』 - Grazing Dreams (1977年、ECM)
  • 『ドーン・ダンス』 - Dawn Dance (1981年、ECM) ※with Steve Eliovson
  • Works (1988年、ECM/Polygram) ※コンピレーション
  • 『アワ・ファースト・レコード』 - Our First Record (1970年、Universe)
  • 『北の星』 - Music of Another Present Era (1973年、Vanguard)
  • 『冬の陽』 - Winter Light (1974年、Vanguard)
  • 『遥かなる丘』 - Distant Hills (1974年、Vanguard)
  • 『オレゴン・イン・コンサート』 - In Concert (1975年、Universe)
  • 『オレゴン & エルヴィン・ジョーンズ』 - Together (1976年、Universe) ※with エルヴィン・ジョーンズ
  • 『フレンズ』 - Friends (1977年、Vanguard)
  • 『アウト・オブ・ザ・ウッズ - 森の中から』 - Out of the Woods (1978年、Discovery)
  • 『ヴァイオリン』 - Violin (1978年、Universe)
  • 『ムーン・アンド・マインド』 - Moon and Mind (1979年、Vanguard)
  • 『ルーツ・イン・ザ・スカイ - 空の彼方に』 - Roots in the Sky (1979年、Discovery)
  • 『イン・パフォーマンス』 - In Performance (1980年、Wounded Bird Records)
  • 『オレゴン』 - Oregon (1983年、ECM)
  • 『クロッシング』 - Crossing (1984年、ECM)
  • 『スカイ』 - Codona (1979年、ECM) ※日本盤はドン・チェリーナナ・ヴァスコンセロスと連名
  • 『コドナ』 - Codona 2 (1981年、ECM) ※日本盤はドン・チェリー、ナナ・ヴァスコンセロスと連名
  • Codona 3 (1983年、ECM)
  • Music for Yoga Meditation and Other Joys (1972年、Verve) ※1968年録音

脚注

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  1. ^ コリン・ワルコット」の表記もある。
  2. ^ https://www.allmusic.com/artist/collin-walcott-mn0000089828/biography
  3. ^ David James Duncan (1996). “My One Conversation with Collin Walcott”. River Teeth: Stories and Writings. Bantam. pp. 191–192. ISBN 9780553378276 

外部リンク

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