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コモド国立公園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
世界遺産 コモド国立公園
インドネシア
コモドオオトカゲ
コモドオオトカゲ
英名 Komodo National Park
仏名 Parc national de Komodo
面積 2,193.22km2
登録区分 自然遺産
IUCN分類 II(国立公園)
登録基準 (7),(10)
登録年 1991年
公式サイト 世界遺産センター(英語)
地図
コモド国立公園の位置
使用方法表示

コモド国立公園(コモドこくりつこうえん)はインドネシア国立公園の一つ。1991年ユネスコ世界遺産(自然遺産)に登録された。

概要

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コモド国立公園は、小スンダ列島に位置し主要な3島のコモド島リンチャ島パダール島を含む、173.5km2の面積を有する公園である。世界最大のトカゲであるコモドオオトカゲが棲息していることで有名である。コモドオオトカゲは肉食性であり、普段は大人しいとされるが時に人間の様な大型哺乳動物を襲うこともある。西洋人が1911年に発見した時は、恐竜の生き残りと思われた。また、イルカウミガメなどの他の希少生物も棲息している。

同国立公園は1977年にユネスコの生物圏保護区に登録された。生物圏保護区のうち70.2%は海域であり、造礁サンゴ海綿ホヤウミガメアオウミガメタイマイ)、イルカクジラシロナガスクジラマッコウクジラ)、ジュゴンナマコメガネモチノウオハタ類が生息している。陸上にはコモドオオトカゲのほか、哺乳類ルサジカカニクイザルコモドネズミ英語版ジャコウネコ鳥類オーストラリアツカツクリコバタントサカハゲミツスイなどが生息している[1][2]

登録基準

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この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。

  • (7) ひときわすぐれた自然美及び美的な重要性をもつ最高の自然現象または地域を含むもの。
  • (10) 生物多様性の本来的保全にとって、もっとも重要かつ意義深い自然生息地を含んでいるもの。これには科学上または保全上の観点から、すぐれて普遍的価値を持つ絶滅の恐れのある種の生息地などが含まれる。

他の登録地

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  • ンゴラン保護森林(Nggorang Protection Forests)
  • ンベリリン保護森林(Mbeliling Protection Forests)
  • ワイ・ムール自然保護区(Way Wuul Nature Reserve)
  • ンブラク自然保護区(Mburak Nature Reserve)

脚注

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  1. ^ Komodo Biosphere Reserve, Indonesia” (英語). UNESCO (2019年3月12日). 2023年1月26日閲覧。
  2. ^ Komodo National Park” (英語). UNESCO World Heritage Centre. 2023年4月29日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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座標: 南緯8度32分36秒 東経119度29分22秒 / 南緯8.54333度 東経119.48944度 / -8.54333; 119.48944