住宅・コミュニティ・地方自治省
レベルアップ・住宅・コミュニティ省 Ministry of Levelling Up, Housing and Communities | |
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役職 | |
大臣 | サイモン・クラーク |
組織 | |
執行機関 | 消防大学校、計画審査庁、クイーン・エリザベス二世カンファレンスセンター |
概要 | |
所在地 | ロンドン、ウェストミンスター地区、2マーシャム・ストリート、SW1P 4DF |
年間予算 | 281億英ポンド[1](2011年度) |
設置 | 2006年5月5日 |
前身 |
Office of the Deputy Prime Minister (副首相府) |
ウェブサイト | |
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レベルアップ・住宅・コミュニティ省(レベルアップ・じゅうたく・コミュニティ・ちほうじちしょう、英語: Ministry of Levelling Up, Housing and Communities, MLUHC)は、イギリスの行政機関の一つで、地域社会や地方自治に関する行政を担う。トニー・ブレア政権下で行われた内閣改造に伴い、副首相府(Office of the Deputy Prime Minister)を改組して2006年5月に設置された。
設立の経緯
[編集]2001年7月、当時の副首相ジョン・プレスコットを長として、内閣府内に副首相府(Office of the Deputy Prime Minister; ODPM)が設置された。2002年5月、副首相府は廃止された運輸・地方自治・地域省(Department for Transport, Local Government and the Regions)から地方自治行政を移管され、独立した行政機関となった。その後、副首相府は一部で「ほぼ存在価値がない」などと批判されたり、以前より環境監査委員会(Environmental Audit Select Committee)が同府に対して否定的な見方をする報告をまとめていた。[3][4]こうして、2006年5月5日の第3次ブレア内閣の内閣改造をもって現行の省名に改称され、ルース・ケリーが初代コミュニティ・地方自治大臣に就任した。一部からは、看板の付け替えに過ぎないという批判もある。2018年1月9日には、テリーザ・メイ政権により住宅・コミュニティ・地方自治省(Ministry of Housing, Communities and Local Government)に省名を変更した。2021年月28日、ボリス・ジョンソン政権によりレベルアップ・住宅・コミュニティ省 (Ministery of Levelling Up, Housing and Communities) に省名を変更した。
脚注
[編集]- ^ “Budget 2011”. HM Treasury. p. 48 (2011年). 31 January 2012閲覧。
- ^ “英国・公的機関改革の最近の動向”. 内閣官房. 2020年7月2日閲覧。
- ^ http://www.building.co.uk/news/environmental-report-slams-odpm-over-sustainable-code/3065079.article
- ^ Knight, Sam (5 May 2006). “Prescott loses his dream home the megadepartment”. The Times (London)