コミュニティオーガニゼーション
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この記事のほとんどまたは全てが唯一の出典にのみ基づいています。 (2016年6月) |
コミュニティ・オーガニゼーション(community organization)という語は、第二次大戦後に ケースワーク、グループワーク、とともにソーシャルワーク論を支える基礎的な援助技術の一つとして用いられた。
ソーシャルワークという語についても、時代のニーズによって様々に定義されてきたように、コミュニティオーガニゼーションについても時代によって様々な定義がなされた。 例えば、G・ロスの定義では「地域社会の中で協同的・協力的な態度と実践を育てる過程」と説明された。[1] さらに、このワーカー(専門員)のことを古くは「コミュニティオーガナイザー」、その後一部の役割が「コミュニティワーカー」に分化したが、近年、援助技術の統合化が進み、ケースワーカーやグループワーカーもすべて含めてソーシャルワーカーと呼ぶのが一般的である。
またそうした時代背景とともに、近年コミュニティオーガニゼーションは、間接援助技術と整理され、直接援助技術であるケースワークやグループワークとは別扱いされるようになった。
註釈
[編集]- ^ M.G.Ross(1995),”Community Organization. Theory and Principles.”New York:Harper&Bros.
関連項目
[編集]- 福祉
- コミュニティ・ソーシャルワーカー
- コミュニティ・オーガナイジング(住民組織化)