コバナヒメハギ
表示
コバナヒメハギ | ||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
コバナヒメハギ(ハワイ)
| ||||||||||||||||||||||||||||||
分類(APG III) | ||||||||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||
学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Polygala paniculata L. | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
コバナヒメハギ |
コバナヒメハギ Polygala paniculata L. は、ヒメハギ科に属する植物。白くて小さな花を多数付ける。カスミヒメハギとも言う。
特徴
[編集]一年生の草本で、草全体に芳香がある[1]。草丈は20-30cmほど、茎は下部から多数分枝し、細くて上の方には微毛が生えている。葉は線状披針形から線状長楕円形で、葉柄はなく、薄くて無毛、両端は尖り、主脈だけが明瞭。長さは1-1.5cmで幅は1-2mm。
花はいつも咲いている[2]。総状花序は茎の先端から伸びて長さ2-4cm。花は白くて1mmの柄の先について長さ1-1.5mm。果実は楕円形で長さ1mm。種子は2個、長楕円形で黒く、表面に粗い毛がある。
分布と生育環境
[編集]沖縄に第二次世界大戦後に帰化。南アメリカ原産の植物だが、現在では世界の熱帯域に広く帰化している。低地の雑草としてごく普通に見られる[2]。
-
道ばたの群落(沖縄)
-
一本の花序(ハワイ)
-
花序の拡大(沖縄)
出典
[編集]参考文献
[編集]- 初島住彦『琉球植物誌(追加・訂正版)』,(1975),沖縄生物教育研究会
- 池原直樹、『沖縄植物野外活用図鑑 第3巻 帰化植物』、(1979)、新星図書