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コスモ松山石油

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
コスモ松山石油株式会社
Cosmo Matsuyama Oil Co., Ltd.
本社・油槽所
本社・油槽所
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
791-8516
愛媛県松山市大可賀三丁目580番地
設立 1982年(昭和57年)2月4日
業種 石油・石炭製品
法人番号 4010401010221 ウィキデータを編集
事業内容 石油製品・石油化学製品の製造・販売
製品の貯蔵・受払い
ゴルフ練習場の運営
代表者 代表取締役社長 角満夫
資本金 35億円
売上高 215億円(2018年3月期)
従業員数 147名
決算期 3月
主要株主 コスモ石油 100%
外部リンク www.cosmo-matsuyama-oil.co.jp
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コスモ松山石油株式会社(コスモまつやませきゆ、英文社名:Cosmo Matsuyama Oil Co., Ltd.)は、愛媛県松山市に拠点を置くコスモ石油グループの企業。仕入れた原料をもとに、ガソリン灯油などの各種燃料油や石油化学製品を生産している。

概要

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1944年に丸善石油松山製油所として操業開始。

戦後は丸善石油が三井本社によって株式の3割を保有されていた為に制限会社に指定され、国産原油の生産と精製のみを許可しそれ以外の製油所は、終戦時在庫の原油を精製した後は一切の操業を停止するという方針を受けて松山製油所も1946年9月に操業を停止した[1]。操業停止中は、製油所の営繕部門の分社独立や在庫の松根油を使って木造船塗料ペンキ・ワニス・ポマード・靴ずみ・洗剤などの製造が行われた[1]

1952年4月に操業を再開し、1954年には日本最初の航空用ジェット燃料の製造が行われた。1982年2月に「丸善松山石油株式会社」として分社化され、丸善石油の合併に伴い、1986年4月に「コスモ松山石油株式会社」となった。現在は設備が小規模な事から原油の精製は停止され、油槽所による石油の物流、石油製品・石油化学製品・半製品の製造が行われている。

石油製品はガソリン・灯油・重油軽油ジェット燃料ナフサLPガスを生産し、石油化学製品はベンゼントルエンキシレンペンタンノルマルヘキサンなどを生産する。これらの製品は、親会社のコスモ石油または丸善石油化学に販売される。

沿革

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  • 1944年6月 - 丸善石油松山製油所が操業開始[2]
  • 1946年9月 - 操業停止。
  • 1952年4月 - 操業再開。
  • 1954年 - 日本最初の航空用ジェット燃料の製造開始[3]
  • 1968年 - ジメチルテレフタレート(DMT)製造部門を松山石油化学[4]として分離[3]
  • 1982年2月 - 「丸善松山石油株式会社」設立。
  • 1986年4月 - 「コスモ松山石油株式会社」に社名変更。
  • 1988年9月 - 大三島油槽所が閉鎖。

事業所所在地

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本社・油槽所

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  • 愛媛県松山市大可賀三丁目580番地
    • 過去に原油処理から芳香族系石油化学製品の生産拠点であった。

関連企業

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関連項目

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脚注

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  1. ^ a b 五 松山西部工業地帯の形成 - えひめの記憶、2020年7月14日閲覧。
  2. ^ 昭和時代(11年~20年) - 松山市公式ホームページ、2020年7月14日閲覧。
  3. ^ a b 3.主な工業の立地 - えひめの記憶、2020年7月14日閲覧。
  4. ^ 後に松山化成となり、1990年に三菱化成(現:三菱ケミカル)と合併。

外部リンク

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