コウヤノマンネングサ
表示
コウヤノマンネングサ | |||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
分類 | |||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||
学名 | |||||||||||||||||||||
Climacium japonicum Lindb. | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
コウヤノマンネングサ |
コウヤノマンネングサ (Climacium japonicum) は、イヌマゴケ目コウヤノマンネングサ科に属するコケ植物。植物体は小さな木のような形をしている[1]。
分布
[編集]日本を含む東アジア、シベリア、チベットなどに分布する[1]。
特徴
[編集]山地の湿った土壌の上などに生育する[1]。一次茎は地中をはい、鱗片状の葉と仮根を付ける[2]。二次茎は直立するが、茎の上部は湾曲する[1]。茎の高さは5-10cmまで伸長し、多くの枝を付ける[2]。葉の長さは2.5mm以下で、先が細くなる[2]。朔をつくることは稀であるが、長さ約2-3cmの朔柄が2-10本つき、その先に円筒形の朔がつく[2]。胞子は径13-16μm[1]、染色体数はn=11[1]。
近似種
[編集]同属のフロウソウに似るが、フロウソウは一般にやや背が低く、主茎の上部が湾曲しない、枝端が細くならないなどの点で本種と区別できる[1]。
人間との関係
[編集]テラリウムや庭園に植栽されることがある。