コイウイルス属
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コイウイルス属(コイウイルスぞく、Cyprinivirus)は、ウイルスの分類においてヘルペスウイルス目 (Herpesvirales)アロヘルペスウイルス科(Alloherpesviridae)の属である。
種
[編集]ボルティモア分類第1群に属する2本鎖DNAウイルスの属で、以下の4種が属する[1]。
- ウナギヘルペスウイルス(Anguillid herpesvirus 1)
- コイヘルペスウイルス1型(Cyprinid herpesvirus 1)
- コイヘルペスウイルス2型(Cyprinid herpesvirus 2)
- コイヘルペスウイルス3型(Cyprinid herpesvirus 3、koi herpes virus)
構造
[編集]コイウイルス属のウイルスはエンベロープを持ち、球形から多形までの形状を持ち、T=16対称性を持つ。直径は200nm程、ゲノムは直線で分割されておらず、長さは10kb程[2]。ゲノムは136のタンパク質をコードしている[2]。
宿主細胞への侵入は、ウイルスエンベロープにある糖タンパク質が受容体に付着し、エンドサイトーシスで達成される[2]。
脚注
[編集]- ^ a b “Virus Taxonomy: 2014 Release”. 13 August 2015閲覧。
- ^ a b c d e “Viral Zone”. ExPASy. 13 August 2015閲覧。