ゲームセンターCX 有野の挑戦状 1+2 REPLAY
ジャンル | 体感バラエティゲーム |
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対応機種 | Nintendo Switch |
開発元 |
インディーズゼロ MUTAN |
発売元 | バンダイナムコエンターテインメント |
人数 |
オフライン:1〜2人 オンライン:1人 |
発売日 | 2024年2月22日 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
『ゲームセンターCX 有野の挑戦状 1+2 REPLAY』(ゲームセンターシーエックス ありののちょうせんじょう ワンツーリプレイ)は、2024年2月22日にバンダイナムコエンターテインメントより発売されたNintendo Switch用ソフト。フジテレビCS放送・フジテレビONEで放送の番組『ゲームセンターCX』の生誕20周年記念の企画から誕生したゲームである。開発元はインディーズゼロ(協力:MUTAN)。
概要
[編集]2007年および2009年にニンテンドーDSにて発売された『ゲームセンターCX 有野の挑戦状』および『ゲームセンターCX 有野の挑戦状2』の2作品を、Nintendo Switch向けにアレンジ、リマスター化してカップリング移植したコレクション作品。第27シーズン番組内のコーナー『ゲームセンターCX ゲーム化計画2023』にて詳細が発表された。
ゲーム全体の高画質化に加え、本作独自の新要素も追加されている。
収録タイトル
[編集]基本内容はDS版と同様だが、難易度の調整等が施された作品もある。詳細は各タイトルを参照。
- ゲームセンターCX 有野の挑戦状
- 収録ゲーム
- コズミックゲート
- からくり忍者ハグルマン
- ラリーキング
- スタープリンス
- ラリーキングSP
- からくり忍者ハグルマン2
- ガディアクエスト
- からくり忍者ハグルマン3
- 収録ゲーム
- ゲームセンターCX 有野の挑戦状2
- 収録ゲーム(部屋)
- ウィズマン
- 無敵拳カンフー
- デーモンリターンズ
- 課長は名探偵・前編&後編
- ガンデュエル
- トリオトス
- ガディアクエストサーガ
- スーパーデーモンリターンズ
- 収録ゲーム(ゲームショップ)
- コズミックゲート MASA-X版
- からくり忍者ハグルマン 小梅版
- ラリーキングex
- スタープリンスSA
- トリオトスDX
- その他のゲーム
- ゲームトレーニングツール くぐれ!ギリジャンMAX
- 収録ゲーム(部屋)
ニンテンドーDS版からの主な変更点
[編集]- 両タイトル共通
- 「メモ帳」機能の削除。
- ハードの変更に伴い、ニンテンドーDSのタッチパネルを使用した操作は、全てボタン操作によるものに変更されている。
- ゲーム画面の画角を「有野少年らと共にテレビ画面を覗く(大小2種類)」「ゲーム画面のみ」の3種類から選べるようになった。トップメニューの「ゲーム設定」から選択するか、もしくはゲームプレイ中にZLボタン+ZRボタンを押すことで開ける「環境設定」でいつでも変更可能。
有野少年のボイスの有無もここで設定できる。
- 有野の挑戦状
- 挑戦状の一部内容が海外版準拠となり、難易度が下がっている。
- 『2』から実装していた「挑戦ギブアップ」の機能が追加。「雑談する」から「アリーノーにねんを…」というコマンドを選択することでアリーノーに念を送り、挑戦をギブアップさせて貰うように頼むことができる。ただし『2』と同様、一度ギブアップした挑戦は二度と挑戦できなくなる。
- DS版では「最後の挑戦」出現後は有野少年との雑談ができなくなっていたが、上述のギブアップ機能の追加に伴い「最後の挑戦」以降も雑談が可能になった(内容はランダム)。
- 有野の挑戦状2
- 『ゲームファンマガジン』の「銀はがし」は、該当ページでXボタンを押した後、スティック(十字ボタン)による操作で行う。
スペシャルコンテンツ
[編集]初期状態はどれも選択できず、本編のストーリーモードを進めると解放されていく。
新要素を取り入れた特別なゲームがプレイできる。
炎の格闘サラリーマン ヤッタロー(ベルトスクロールアクションアドベンチャーゲーム)
[編集]「ゲームコンピューター末期の1993年に発売された幻のソフト」という設定の完全新作タイトル。
『ダウンタウン熱血物語』シリーズに似た雰囲気を持つゲームだが、『たけしの挑戦状』や『ファイナルファイト』などの作品に似た要素もいくつか取り入れられている。全4ステージ。
ゲーム会社「アリコット」に勤める主人公・ヤッタローが、改造ICチップでゲーム業界を牛耳ろうとしているライバル会社「メガビット社」の陰謀を阻止するために戦いに挑む。
ゲーム内では番組のスタッフをモチーフにした敵キャラクターも登場しており、管プロデューサーがボスとして登場するほか、歴代ADが全員登場する[1]。
基本的にはコンボや必殺技を駆使して敵を倒していく内容。「炎魂」というアイテムを3つ拾うことで、一定時間パワーアップできる「バーニング」を発動可能。商店街エリアにある「喫茶店」で飲み物を注文するとコマンド入力技を覚えることがある。また、独自の要素として「名刺交換」というシステムがある。敵の隙を突いて、指定されたコマンドをタイミングよく入力することで、その敵との名刺交換が成立する。集めた名刺の枚数に応じてヤッタローの役職が昇進し、体力の上限が増えていく。ボスキャラクターとも名刺交換は可能だが、こちらはある程度体力を減らさないとコマンドに応じてくれない。
マルチエンディング方式が採用されており、ゲーム内の行動によってクリア後の結末が変化する(全10種)。
実は本編でも、ゲーム内の雑誌「ゲームファンマガジン」にて「炎の格闘生徒会長 ヤッタロー」というゲームが名前だけ登場している。
- 裏技
- 残機数99でスタート:タイトル画面でとあるコマンドを入力。
- 炎魂を3つチャージ:ポーズ画面でとあるコマンドを入力(1機につき1回のみ)。
おすそわけ2人プレイ
[編集]以下の2タイトルは、コントローラーを2つ用意して、オフラインでの2人同時プレイが可能。
- ガンデュエル(2P協力プレイ)
- 2 PLAYERSモード固定。1Pは赤い自機、2Pは青い自機を操作する。
- 概ね『2』本編と同一の仕様だが、裏技は使用不可。
- トリオトスDX(2P対戦プレイ)
- VS.2Pモード固定。1Pは左側のフィールド、2Pは右側のフィールドとなる。
- 仕様は『2』本編と同様。
ランキングチャレンジ
[編集]このモードではオンラインランキングで全国のプレイヤーとハイスコアを競うことができる。
ここでプレイするゲームは『1』と『2』から厳選された、以下の7タイトルが対応している。初期状態では選択できず、本編のストーリーモードで、対応したゲームの挑戦状を全てクリアすると解放されていく[2]。
また、本編でプレイするものとは下記のような相違点があり、コンティニューは全ゲーム共通で使用不可。
- コズミックゲート Online Score Attack Ver.
- 裏技は使用不可。それ以外の仕様は『1』本編のゲーコン版と同一の内容。
- ラリーキング ONLINE TIME TRIAL
- 『1』からの選出だが、仕様は『ラリーキングex』と同一。1500ccクラス固定。
- 有野ゴーストカーの裏技は使用不可。
- スタープリンス Online Score Attack Ver.
- 『1』からの選出だが、仕様は『スタープリンスSA』と同一。5分モード固定。
- 裏ステージの裏技は使用不可。
- ウィズマン Online Score Attack Ver.
- 5分の制限時間がある。ステージセレクトの裏技は使用不可。
- それ以外の仕様は『2』本編と同一の内容。
- ガンデュエル Online Score Attack Ver.
- 5分の制限時間がある。1 PLAYERモード固定。裏技は使用不可。
- それ以外の仕様は『2』本編と同一の内容。
- トリオトス Online Score Attack Ver.
- ENDLESSモード固定。スタート時はモードセレクトを経由せず、そのままプレイ画面へ移行する。
- それ以外の仕様は『2』本編のゲーコンミニ版と同一の内容。
- くぐれ!ギリジャンMAX Online Score Attack Ver.
- 『2』の『ゲートレツール』でプレイできるものと同一の内容。
特典
[編集]- 早期購入特典
- 「有野課長オリジナル名刺 バンダイナムコエンターテインメントVer.」。
- 限定版特典・スペシャルDVD
- 有野の挑戦 - 美味しんぼ 究極のメニュー三本勝負/パックランド
- 録り下ろし映像 - 有野の挑戦・特別編『キン肉マン キン肉星王位争奪戦』
- おまけ映像 - 『ゲーム化計画 名場面集』