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グンデルフィンゲン・アン・デア・ドナウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
紋章 地図
(郡の位置)
基本情報
連邦州: バイエルン州
行政管区: シュヴァーベン行政管区
郡: ディリンゲン・アン・デア・ドナウ郡
市町村連合体: グンデルフィンゲン・アン・デア・ドナウ行政共同体
緯度経度: 北緯48度33分12秒 東経10度22分06秒 / 北緯48.55333度 東経10.36833度 / 48.55333; 10.36833座標: 北緯48度33分12秒 東経10度22分06秒 / 北緯48.55333度 東経10.36833度 / 48.55333; 10.36833
標高: 海抜 438 m
面積: 54.06 km2
人口:

8,026人(2023年12月31日現在) [1]

人口密度: 148 人/km2
郵便番号: 89423
市外局番: 09073
ナンバープレート: DLG
自治体コード:

09 7 73 136

行政庁舎の住所: Prof-Bamann-Str. 22
89423 Gundelfingen a.d.Donau
ウェブサイト: www.gundelfingen-donau.de
首長: ディーター・ネーゲレ (Dieter Nägele)
郡内の位置
地図
地図

グンデルフィンゲン・アン・デア・ドナウドイツ語: Gundelfingen an der Donau、公式表記は Gundelfingen a.d.Donau[ˈgʊnd̩lfɪŋən] ( 音声ファイル)[2])は、ドイツ連邦共和国バイエルン州シュヴァーベン行政管区ディリンゲン・アン・デア・ドナウ郡に属す市で、グンデルフィンゲン・アン・デア・ドナウ行政共同体の本部所在地である。

本市は、ギュンツブルクディリンゲン・アン・デア・ドナウとの間のドナウ川沿いに位置している。

このシュタウフェン朝の城塞都市は中世に繁栄し、現在も都市景観にその面影を遺している。

地理

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グンデルフィンゲンは、シュヴェービシェ・アルプ辺縁部のドナウタールに位置している。ドナウ川の広い氾濫原、葦原、苔湿地(シュヴェービシェス・ドナウモース)が市域の南部に広がっている。街の中心部をブレンツ川ドイツ語版英語版の3本の川筋が通っている。ドナウ川は街の南東部を流れ、堰止め湖を形成している。

本市に隣接する市町村は、ラウインゲン (ドナウ)ディリンゲン・アン・デア・ドナウ郡)、グントレンミンゲンドイツ語版英語版オッフィンゲンドイツ語版英語版ギュンツブルク(以上3市町村はギュンツブルク郡)、ゾントハイム・アン・デア・ブレンツドイツ語版英語版ハイデンハイム郡ドイツ語版英語版)、ベヒンゲン・アン・デア・ブレンツメトリンゲンハウンスハイム(以上ディリンゲン・アン・デア・ドナウ郡)である。

市の構成

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本市は、15のゲマインデタイル(村落、集落、開墾地などの小地区)からなる[3][4]

  • ビルケンリート
  • エヘンブルン
  • エンマウスハイム
  • グンデルフィンゲン・アン・デア・ドナウ
  • ヒグシュテッターホーフ
  • カールスホーフ
  • リンデンアウホーフ
  • マックスフェルダーホーフ
  • ノイホーフ
  • ペータースヴェルト
  • シェーンアウホーフ
  • シェーネマン
  • ゾフィエンリート
  • ヴェーアウホーフ
  • ヴィルデンアウホーフ

歴史

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最初の文献記録は750年頃になされている。グンデルフィンゲンは1220年に都市権を獲得した。この頃に3つの門を持つ市壁が建設された。このうち「ウンテーレス・トーア」(直訳: 下の門)が遺っている。

街の歴史の重要点は1462年であった。この年にこの街は、ブランデンブルク=アンスバッハ辺境伯アルブレヒト・アヒレスが率いる皇帝軍の包囲から護ることに成功した。その功績に対してルートヴィヒ富裕公は、この街に広大な土地、税制上の優遇、紋章の特権を与えた。

ランツフート継承戦争ドイツ語版英語版後、この街は1505年プファルツ=ノイブルク公領に組み込まれた。グンデルフィンゲンは1777年から再びバイエルン領となった。

市町村合併

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バイエルン州の地域再編に伴い、1978年5月1日にエヘンブルンとペータースヴェルトが合併した[5]

1978年の地域再編でグンデルフィンゲン・アン・デア・ドナウ行政共同体が創設された。グンデルフィンゲン・アン・デア・ドナウの他にベヒンゲン・アン・デア・ブレンツハウンスハイムメトリンゲンがこの行政共同体に属している。これらの所属自治体はそれぞれ自治権(首長)を有している。この行政共同体には約11,600人が暮らしている。グンデルフィンゲン・アン・デア・ドナウの第1市長は、同時にこの行政共同体の長でもある。

住民

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宗教

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人口推移

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1988年から2018年までの間にこの街の人口は、6,556人から 7,796人まで、1,240人、約 18.9 % 増加した。

1840 1900 1939 1950 1961 1970 1987 2011 2015 2020 2022
人口(人)[6] 3,619 3,438 4,017 5,361 5,849 6,162 6,492 7,714 7,812 7,882 7,983

行政

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グンデルフィンゲン・アン・デア・ドナウ市庁舎

議会

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グンデルフィンゲン・アン・デア・ドナウ市の市議会は、20議席の議員と第1市長で構成されている[7]

首長

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2023年からディーター・ネーゲレが、グンデルフィンゲン・アン・デア・ドナウ市の第1市長を務めている[8]

紋章

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図柄: 銀地に、赤い冠を被り赤い爪と舌で威嚇する黒い獅子。その胸にはバイエルンの菱形紋をつけ、前脚は根をつけた緑色の木を持っている[9]

解説: この街は1301年から紋章の使用が許されていた。それは、上下二分割された三角の紋章で、上部に冠を被り歩く獅子、下部に9枚の葉をつけた木が描かれていた。獅子は、バイエルンおよびプファルツ家の紋章動物である。グンデルフィンゲンの紋章の図柄は、1462年にバイエルン=ランツフート公ルートヴィヒ富裕公によって白と青の菱形紋章が胸に書き加えられた。木は、おそらくこの街の名前の由来になった Gundreba で、これはカエデを意味する。紋章の配色は16世紀半ばから受け継がれている。19世紀に広葉樹モミに置き換えられた。市は1955年以降、1462年の様式の紋章を使用している。

姉妹都市

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本市は、以下の都市と姉妹都市関係にある[10]

文化と見どころ

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博物館

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  • 自動車ベテラン・サロン(自動車博物館)
  • フォトミュージアム
  • ズデーテンのドイツ人郷土室
  • ヴァルクミューレ文化センター(かつての人力製粉小屋にある)
ウンテーレス・トーア

建築

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  • 市庁舎。17世紀のルネサンス建築
  • ウンテーレス・トーア(下の門)。14世紀建造。
  • 市教区教会聖マルティン教会。この地域で最古の教会の1つ(8世紀)。ゴシック様式で建設され、バロック様式に改築された。1747年にヨハン・ヘールにより描かれた祭壇画「王の賛美」を有する。
  • 施療教会。バロック様式の調度を持つ。
  • シュラハテク城。かつての宮廷の城。城館礼拝堂を持つ。
  • ミュンツミューレ(個人所有)。
  • エッヘンブルンのカトリック教区教会マリア・インマクラータ教会。

スポーツ

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スポーツ施設

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  • シュヴァーベンシュターディオン
  • 郡立体育館
  • TV-スポーツゲレンデ
  • ブレンツハレ
  • 屋内プール
  • 野球場
  • ウォータースキーおよびウェイクボード施設
  • スケート(ローラースケート、スケートボード)施設
  • トリム=ディッヒ=プファート(アスレチックコース)

スポーツクラブ

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  • FC グンデルフィンゲン
  • SSV ペータースヴェルト
  • LSV グンデルフィンゲン
  • グンデルフィンゲン・シャークス '03 e.V.
  • グンデルフィンゲン射撃クラブ
  • ディー・グリンケン e.V.
  • TV グンデルリンゲン 1863 e.V.(略称 TV グンデルリンゲン)は、バドミントンバスケットボールハンドボール柔道陸上競技水泳体操バレーボールの8つの部門がある多種目スポーツクラブである。TV-ハンドボール部門は男子2チーム、女子2チーム、シニアチームがバイエルン・ハンドボール連盟 (BHV) に参加している。

年中行事

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本市は、不定期な間隔で数日間にわたって開催される中世祭と、謝肉祭のイベントで広く知られている。

同じく伝統的なもう一つの祭が、毎年7月にグンデルフィンゲン市礼拝堂で開催される「シュネレフェスト」である。夏に2週間、 TV グンデルフィンゲンのスポーツゲレンデで様々なクラスの100以上のチームが参加して、国際ハンドボール大会が開催される。

経済と社会資本

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交通

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グンデルフィンゲンは、ウルム/エルヒンゲンドイツ語版英語版・ジャンクション (A8/A7) の近くに位置している。両アウトバーンはいずれも約15分で到達できる。連邦道 B16号線はバイパス道路で街を迂回している。グンデルフィンゲンは、ドナウタール鉄道ウルム - ドナウヴェルト線の沿線にあり、アギリスが運行する列車が利用している駅がある。ドナウ自転車道ドイツ語版がこの街を通っている。北の市境にグンデルフィンゲン飛行場 (EDMU) がある。

公共機関

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  • 病院および連合福祉財団の老人/養護ホーム
  • 聖クララ児童教育施設
  • 児童教育施設 2園
  • モンテッソーリこどもの家

教育

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  • ペーター=シュヴァイツァー国民学校(基礎課程学校)
  • アム・シュラハテク国民学校
  • 市民大学
  • 音楽学校

関連図書

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  • Wolfgang Wüst, “Der kaiserliche Feldherr und Nürnberger Burggraf Markgraf Albrecht Achilles von Brandenburg (1414–1486)”, Jahrbuch des Historischen Vereins Dillingen 113 (2012/2013): 151–170, ISSN 0073-2699 

脚注

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出典

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  1. ^ https://www.statistikdaten.bayern.de/genesis/online?operation=result&code=12411-003r&leerzeilen=false&language=de Genesis-Online-Datenbank des Bayerischen Landesamtes für Statistik Tabelle 12411-003r Fortschreibung des Bevölkerungsstandes: Gemeinden, Stichtag (Einwohnerzahlen auf Grundlage des Zensus 2011)
  2. ^ Max Mangold, ed (2005). Duden, Aussprachewörterbuch (6 ed.). Dudenverl. p. 381. ISBN 978-3-411-04066-7 
  3. ^ Gundelfingen a.d.Donau / bavarikon”. 2024年12月31日閲覧。
  4. ^ Stadt Gundelfingen a.d.Donau / Bayern Portal”. 2024年12月31日閲覧。
  5. ^ Statistisches Bundesamt, ed (1983). Historisches Gemeindeverzeichnis für die Bundesrepublik Deutschland. Namens-, Grenz- und Schlüsselnummernänderungen bei Gemeinden, Kreisen und Regierungsbezirken vom 27.5.1970 bis 31.12.1982. Stuttgart/Mainz: W. Kohlhammer. p. 770. ISBN 978-3-17-003263-7 
  6. ^ Statistik kommunal 2023 / Stadt Gundelfingen a.d.Donau” (PDF). Bayerisches Landesamt für Statistik. p. 6. 2024年12月31日閲覧。
  7. ^ Mitglieder des Stadtrates Gundelfingen a.d.Donau”. Stadt Gundelfingen a.d.Donau. 2024年12月31日閲覧。
  8. ^ Stichwahl Bürgermeister Gundelfingen a.d.Donau / 26. März 2023”. 2024年12月31日閲覧。
  9. ^ Stadt Gundelfingen a.d.Donau / Bayerns Gemeinden”. Haus der bayerischen Geschichte. 2024年12月31日閲覧。
  10. ^ Partnerschaften”. Stadt Gundelfingen an der Donau. 2025年1月1日閲覧。

外部リンク

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