グローテ・マルクト (アントウェルペン)
表示
グローテ・マルクト (Grote Markt) は、ベルギー・アントウェルペンの旧市街地内に位置する広場。サイケルライ (Suikerrui) の通りを経由すれば、スヘルデ川も徒歩圏にある。この広場に面して、ギルドハウス (Gildehuis) がいくつも立ち並んでいる。
日本語では、音写表記の揺れによる「フローテマルクト広場[1]」などのほか、「マルクト広場[2]」、「市庁舎前広場[3]」として言及されることもある。
おもな建物など
[編集]広場に面したおもな建物には以下が含まれている。
- アントウェルペン市庁舎 (Stadhuis van Antwerpen) - 焼失した古い市庁舎の基礎の上に再建されたもの
- 観光協会 (VVV) による観光案内所
- ギルドハウス群 - 聖ヨリス・ギルドハウス (Sint-Joris Gildehuis) がグローテ・マルクト7番地に、ファルク (Valk) が11番地にある。
- ブラボーの噴水 (Brabofontein) - ジェフ・ランボー (Jef Lambeaux) 作の塑像
広場に面する場所には、数多くのレストランやカフェがある。冬場には、クリスマスマーケットやスケートリンクが設けられる。
脚注
[編集]- ^ “アントワープ”. KLM. 2014年7月14日閲覧。
- ^ “アントワープ市庁舎 (Antwerpen Stadhuis)”. ジェイティービー. 2014年7月14日閲覧。
- ^ 岩井克己 (1993年9月11日). “アントワープ市民、天皇・皇后両陛下の訪問を歓迎”. 朝日新聞・夕刊: p. 8. "市庁舎前広場では、約五十メートル四方の石畳に一面に花びらを敷き詰めた「花のじゅうたん」がしつらえられ、五、六千人の市民が両国の小旗を振って歓迎した。"