グルクロン酸イソメラーゼ
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グルクロン酸イソメラーゼ(Glucuronate isomerase、EC 5.3.1.12)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
- D-グルクロン酸D-フルクツロン酸
従って、この酵素の基質はD-グルクロン酸、生成物はD-フルクツロン酸である。
この酵素は、異性化酵素、特にアルドースやケトースを相互転換する分子内酸化還元酵素に分類される。系統名は、D-グルクロン酸 アルドース-ケトース-イソメラーゼ(D-glucuronate aldose-ketose-isomerase)である。この酵素は、ペントース及びグルクロン酸の相互変換に関与している。
構造
[編集]2007年末時点で、2つの構造が解かれている。蛋白質構造データバンクのコードは、1J5Sと2Q01である。
出典
[編集]- Ashwell G, Wahba AJ and Hickman J (1960). “Uronic acid metabolism in bacteria. I. Purification and properties of uronic acid isomerase in Escherichia coli”. J. Biol. Chem. 235: 1559–1565. PMID 13794771.
- KILGORE WW, STARR MP (1959). “Catabolism of galacturonic and glucuronic acids by Erwinia carotovora”. J. Biol. Chem. 234: 2227–35. PMID 14409051.