グリーンクロス (ショッピングモール)
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グリーンクロス Green Cross | |
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店舗概要 | |
所在地 |
〒263-0005 千葉県千葉市稲毛区長沼町93-1 |
座標 | 北緯35度39分54.1秒 東経140度07分10.8秒 / 北緯35.665028度 東経140.119667度座標: 北緯35度39分54.1秒 東経140度07分10.8秒 / 北緯35.665028度 東経140.119667度 |
開業日 | 1992年2月27日 |
閉業日 | 2003年2月2日 |
正式名称 | 千葉北部長沼ショッピングセンター |
敷地面積 | 17,561.09 m²[1] |
建築面積 | 10,995.81 m²[1] (建蔽率63%) |
延床面積 | 34,406.73 m²[1] |
中核店舗 | イトーヨーカドー長沼店 |
店舗数 | 54 |
駐車台数 | 1381台 |
グリーンクロスは、かつて千葉県千葉市稲毛区長沼町93-1に存在したショッピングモール。
歴史
[編集]1992年2月27日に開店。イトーヨーカドーを核とするショッピングセンターの構想は1980年から存在したが、12年かけてようやくの開店となった。核店舗であるイトーヨーカドー長沼店のほか、専門店53店が入った「グリーンクロス」が出店した。周辺は他に大型店のない真空地帯で、車客の利用中心と見込んで駐車場を1381台確保していた [2]。イトーヨーカ堂は千葉市内には既に四街道店(1977年4月開店)、稲毛店(1978年4月開店)を出店しており、長沼店開店で地域支配を狙う構想であった[3]。開店当時は成田方面からも客を集め[4]、開店年度のイトーヨーカ堂の営業収益は4.6%増を記録した[5]。1994年には、イトーヨーカドー長沼店の売上が約81億円を記録した[4]。
しかしその後郊外型店舗の競争が激化[4]、千葉県中西部にイトーヨーカ堂の店舗が7店あることによる自社店舗同士の競合もあり[6]、2001年の売上は6割に落ち込んだ[4]。さらにオーナーが破綻[7]、2003年2月2日に閉店した[4]。イトーヨーカドー長沼店だった部分は改修され、2010年に高齢者向けマンション「スマートコミュニティ稲毛」となった[8]。
脚注
[編集]- ^ a b c 戸田建設「敷地条件などを考慮して計画段階より省力化構法を採用 千葉北部長沼ショッピングセンター」『建築技術』第9号、1992年、162頁。
- ^ 「イトーヨーカ堂、2月27日「イトーヨーカドー長沼店」オープン」『日本食糧新聞』1992年3月2日、6面。
- ^ 「イトーヨーカ堂、千葉・長沼町に市内3店目を開店」『日刊工業新聞』1992年3月4日、23面。
- ^ a b c d e 「閉店セールに2万人訪れる イトーヨーカドー長沼店」『朝日新聞』2003年2月3日、35面千葉。
- ^ 「ヨーカ堂「小売り一筋」で増収増益を死守 新設店舗が寄与」『日経流通新聞』1992年10月20日、6面。
- ^ 「巨大スーパーの模索 イトーヨーカ堂編③ 駅前押さえ「次は郊外」」『日経流通新聞』1996年3月14日、5面。
- ^ 「ヨーカ堂長沼店を閉店」『日経MJ』2003年2月13日、9面。
- ^ 「スマートコミュニティ 同社初事業として稲毛にコミュニティ型レジデンスを開発」『建通新聞』2009年8月10日、6面。