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グリース・トラップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
グリストラップは定期的に清掃が必要
グリーストラップ

グリース・トラップ(Grease trap、GT)とは、下水道に直接食用油や食物の脂肪、残飯や下処理の際の野菜くずなどが流出することを防ぐ阻集器の一種である。グリーストラップは定期的に清掃する必要がある。

語源に関して

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Grease(油)に対するTrap(罠)である。油をひっかけて、流出を防ぐ構造に由来する。

目的

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自然環境に配慮し、油を直接排出しないというのが最大の目的であるが、同時に悪臭の流出、昆虫や小動物の侵入、排水の逆流を防ぐ目的がある。

配置

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厨房内などに設置するものと、屋外に設置するケースがある。屋外型の場合、隙間から雨水が入り込まないように十分に蓋をしておく必要がある。

清掃

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グリース・トラップは、清掃が必要。具体的には、沈殿物、浮遊物の物理的除去が必要となる。なお、清掃は網などを用いて行う。

事故

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2023年8月14日、広島市の安佐南区の市立保育園で、園に勤務する正規調理員の女性(57歳)が、深さ約1mのグリストラップに転落し死亡する事故が発生した。死因は溺死。調理員が1人で清掃している最中に何らかの原因で頭から転落した状態でいるところを、通りかかった保育士が発見した。グリストラップの開口部は60cm x 30cm。事故当時は不明だが、事故翌日に確認した際の水深は、35cm程度だったとのこと。[1][2]

脚注

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関連項目

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