グラマー大進軍
グラマー大進軍 | |
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Assault of the Killer Bimbos | |
監督 | アニタ・ローゼンバーグ |
脚本 | テッド・ニコラウ |
原案 |
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製作 |
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出演者 |
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音楽 |
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撮影 | トーマス・L・キャラウェイ |
編集 | Barry Zetlin |
製作会社 |
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配給 |
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公開 |
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上映時間 | 85分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $250,000.00 |
『グラマー大進軍』(原題:Assault of the Killer Bimbos)は、1988年公開のコメディ映画。
エリザベス・ケイトンやクリスティナ・ウィッテカー、タマラ・ソウザ等が出演する[1]。
あらすじ
[編集]ゴーゴーダンサーのルル(エリザベス・ケイトン)とピーチェズ(クリスティナ・ウィッテカー)は、ギャングのヴィニー(マイク・マスカット)に、雇い主であるクラブオーナー殺害の濡れ衣を着せられてしまう。逃避行中にウェイトレスのダーレーン(タマラ・ソウザ)を車に乗せたことで、誘拐犯と勘違いされた2人は、警官隊との激しいカーチェイスに巻き込まれながら南下し、国境を越えてメキシコに入るが、メキシコの古ぼけたモーテルで思いがけずヴィニーと出くわすことになる。
キャスト
[編集]- ルル - エリザベス・ケイトン
- ピーチェズ - クリスティナ・ウィッテカー
- ダーレーン - タマラ・ソウザ
- Wayne-O - ニック・カサヴェテス
- トロイ - グリフィン・オニール
- ヴィニー - マイク・マスカット
- Poodles - パティ・アスター
- Dopey Deputy - エディー・ディーゼン
- ヘルナンデス - クレイトン・ランディ
- Customer - ポール・ベン=ヴィクター
- 保安官 - Arell Blanton
- ビリー - Jamie Bozian
- Shifty Joe - David Marsh
- 副保安官 - Jeffrey Orman
- バーテンダー - John T. Quern
- リップ - Keith Giaimo
製作
[編集]映画『Assault of the Killer Bimbos』のキャスティングは、エンパイア・ピクチャーズとの4本契約の一環として、Generic Filmsが1987年6月5日に撮影を開始するために、5月に行われた[2]。しかし、結局、エンパイア・ピクチャーズはGeneric Filmsから納品された映画作品に不満を持ち、タイトルの『Assault of the Killer Bimbos』は1987年10月に撮影されたアニタ・ローゼンバーグ監督の新作となる映画(本作)の方に割り当てられた[3]。オリジナル版は、後に『Cemetery High』というタイトルで公開された。
サウンドトラック
[編集]T# "I've Been Watching You" – written by Kent Knight, Warren Dixon, Steven T. Easter and performed by Knight Time
- "Headed For Heartbreak"
- "Tennessee and Texas"
- "Mister Right"
- "Shopping For Boys"
- "Do Me Right"
- "All The Way"
- "Bimbo Breakdown"
- "Kiss And Tell"
- "Yo-Yo"
- "Hot Plastic"
- "Bongos In Pastel"
- "Doin' The Cha Cha Cha"
評価
[編集]シカゴ・サンタイムズ紙のロジャー・イーバートは、この映画について、賞賛もせず、非難もしない、複雑な批評を書いた。彼は、タイトルに関してはこの映画を正確に表現していると述べつつ、「電気は点いているが、誰も家にいない、そんな映画のひとつ」と書いた。また、「この映画は、ここ数ヶ月で最も単純な考えのもとに作られた映画であり、空虚で頭空っぽな駄作であるが、私は時折、ある意味、楽しみながら見ることができた。この映画自体はとても陽気で頭が悪く、登場人物たちは熱狂的なほどにとても低俗なのだが、一方である種の凄まじい魅力を帯びている」と言及した[4]。ロヴィ社のDon Kayeは、この映画を「その限界を知り、それを楽しむ、間抜けだがヒップなインスタントカルト人気作品」と指摘している[5]。
脚注
[編集]- ^ “production: Assault of the Killer Bimbos (1987)”. The New York Times (Baseline & All Movie Guide). オリジナルのJune 30, 2013時点におけるアーカイブ。 April 9, 2013閲覧。
- ^ Andrews, Bea (May 1, 1987). “'Assault of the Killer Bimbos' (honest) heads for Home Video”. The Day: p. 71 & D4 April 9, 2013閲覧。
- ^ “ASSAULT OF THE KILLER BIMBOS (1988)”. afi.com (February 24, 2020). February 24, 2020閲覧。
- ^ Ebert, Roger (May 6, 1988). “review: Assault of the Killer Bimbos”. Chicago Sun-Times April 9, 2013閲覧。
- ^ Kaye, Don. “review: Assault of the Killer Bimbos”. Rovi. オリジナルのJune 28, 2013時点におけるアーカイブ。 April 9, 2013閲覧。