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グアダルーペ・ビクトリア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
グアダルーペ・ビクトリア
Guadalupe Victoria


任期 1824年10月10日1829年4月1日

出生 (1786-09-29) 1786年9月29日
ヌエバ・エスパーニャタマスラ
死去 (1843-03-21) 1843年3月21日(56歳没)
メキシコベラクルス州ペローテ

グアダルーペ・ビクトリアスペイン語: Guadalupe Victoria、本名José Miguel Ramón Adaucto Fernández y Félix1786年9月29日1843年3月21日)は、メキシコ独立革命を戦った戦士であり、後の初代メキシコ合衆国大統領である。

ビクトリアは1786年、スペイン植民地ヌエバ・エスパーニャ(新スペイン)のタマスラ(現在のメキシコ合衆国ドゥランゴ州タマスラ)で生まれた。1811年ミゲル・イダルゴに率いられた独立革命に参加し、ホセ・マリア・モレーロスの下で戦った。モレーロスの処刑後は、ビセンテ・ゲレーロとともにプエブラ州ベラクルス州においてゲリラ戦を展開した。その後、アグスティン・デ・イトゥルビデらは植民地軍を屈服させ、メキシコの独立が達成され、イトゥルビデが初代皇帝となる。しかし、ビクトリア自身は共和制の支持者であり、アントニオ・ロペス・デ・サンタ・アナ将軍を支持していた。イトゥルビデの追放後、メキシコには共和制が導入され、それに伴い1824年に初代大統領に就任。就任を機にグアダルーペの聖母への感謝とスペイン語で勝利を意味するvictoriaから、グアダルーペ・ビクトリアと改名した。奴隷制の廃止や軍事学校の創設等の政策を行い、1829年まで大統領を務めた。1843年にベラクルス州ペローテで死去。

先代
帝政廃止により新設
メキシコ合衆国大統領
1824年 – 1829年
次代
ビセンテ・ゲレロ