ク・ナウカ
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ク・ナウカ シアターカンパニー(Ku Na'uka theatre company)は、日本の劇団。
宮城聰を中心として、美加理、阿部一徳、吉植荘一郎らによって1990年に結成。2003年の『マハーバーラタ』で第3回朝日舞台芸術賞[1]を受賞。
「語る」俳優=speakerと「動く」俳優=moverに分かれており、主な登場人物はすべて、二人一役で演じられる。
2007年に活動休止。
俳優の成河が「ク・ナウカにも惹かれていました」「美加里さんにあこがれていました」と言っていた。
主な公演
[編集]国内公演
[編集]- ハムレット(1990、青山円形劇場)
- トゥーランドット(1992、ラ・フォーレミュージアム原宿)
- サロメ(1993、利賀野外劇場)- 利賀フェスティバル
- 天守物語(1996、湯島聖堂 中庭)
- オイディプス王(2000、東京都庭園美術館 西洋庭園)
- 熱帯樹(2000、旧細川侯爵邸・和敬塾)- 千年文化芸術祭優秀作品賞受賞
- マクベス(2002、新利賀山房)- 利賀フェスティバル2002
- 欲望という名の電車(2002、ザ・スズナリ)- 東京国際芸術祭
- トリスタンとイゾルデ(2003、静岡芸術劇場 SPAC)
- アンティゴネ(2004、東京国立博物館 本館前・野外特設舞台)
- マハーバーラタ(2003、東京国立博物館 東洋館)- 第3回朝日舞台芸術賞受賞[1]
- 王女メデイア(2005、東京国立博物館 本館特別5室)
- ク・ナウカで夢幻能な「オセロー」(2006、東京国立博物館 日本庭園)
海外公演
[編集]- サロメ(1993、韓国・釜山 釜山文化会館)
- 日仏西合作サロメ(1996、スペイン・シチェス エスパイ・メディテラニ)- シチェス国際舞台芸術祭招待作品
- 天守物語(1999、チベット・ラサ ノルブリンカ宮)
- 天守物語(2000、エジプト・カイロ オペラハウス野外劇場)- 第12回カイロ国際実験演劇祭招待作品
- 王女メデイア(2001、ロシア・モスクワ メイエルホリド・シアター・センター)
- 王女メデイア(2001、モロッコ・ラバト 国立ムハンマド5世劇場)- ラバトフェスティバル招待作品
- 王女メデイア(2001、イタリア・ローマ テアトロ・ヴァッシェーロ)
- 王女メデイア(2002、ベトナム・フエ 阮朝王宮調和殿・野外劇場)- フエ・フェスティバル2002招待作品
- 王女メデイア(2002、シンガポール UCCホール)- シンガポール・アーツフェスティバル2002招待作品
- 天守物語(2003、アメリカ・ニューヨーク ジャパン・ソサエティ)
- アンティゴネ(2004、ギリシャ・デルフィ デルフィー古代競技場)- 第12回古代ギリシア劇世界会議招待作品
- マハーバーラタ(2005、インドネシア・ジョグジャカルタ ボコの丘)
- マクベス(2005、韓国・ソウル 韓国国立劇場)
- トロイアの女(2005、中国・寧波 鄞州文化芸術中心大劇院)- 梁正雄共同演出
- オセロー(2006、インド・ニューデリー カマニ劇場)- 全インド演劇祭招待作品
- マハーバーラタ(2006、フランス・パリ ケ・ブランリー国立美術館)- 同ホール 杮落公演
脚注
[編集]- ^ a b “第3回 朝日舞台芸術賞”. 朝日新聞 2018年6月28日閲覧。
外部リンク
[編集]- Ku Na'uka theatre company - 公式サイト