クヴェモ・アジャラ
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クヴェモ・アジャラ ქვემო აჟარა | |
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村 | |
アブハジア自治共和国政府の本庁舎(2007年) | |
座標:北緯43度06分26.0秒 東経41度44分09.7秒 / 北緯43.107222度 東経41.736028度座標: 北緯43度06分26.0秒 東経41度44分09.7秒 / 北緯43.107222度 東経41.736028度 | |
国 | ジョージア[1] |
州 | アブハジア自治共和国 |
標高 | 560 m |
人口 (2002) | |
• 合計 | 48人 |
等時帯 | UTC+4 (GET) |
市外局番 | 448 |
クヴェモ・アジャラ(グルジア語: ქვემო აჟარა、グルジア語ラテン翻字: Kvemo Azhara)は、ジョージア西部アブハジア自治共和国のコドリ渓谷上流部にある村。グルリプシ地区に属し、アジャリ・テミの中心地となっている。現在は独立を主張する「アブハジア共和国」が実効支配しており[1]、グルリプシ地区に割り当てられている。
歴史
[編集]2008年8月以前、クヴェモ・アジャラはアブハジア自治共和国地方においてジョージア政府が支配する唯一の地域「上アブハジア」に属していた。村にはアブハジア自治共和国の本庁舎があり、ジョージアはこれをアブハジアの唯一の合法的な政府として認めていた。村とその周辺地域では大規模な復興計画が進められていた。2008年8月のロシア・ジョージア戦争にて、独立を主張する「アブハジア共和国」の軍がクヴェモ・アジャラをはじめとする上アブハジア地域を制圧した[2][3]。
注釈
[編集]- ^ a b アブハジアはアブハジア共和国とジョージアの間で領土問題となっている地域である。アブハジア共和国は1992年7月23日に一方的に独立を宣言したが、ジョージアは引き続き自国に主権のある領土であると主張し、ロシアによる占領地であるとしている。アブハジア共和国は国連加盟国193か国のうち7か国から独立国として国家承認を受けているが、うち1か国はその後承認を撤回している。
- ^ “Archived copy”. 2008年8月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月26日閲覧。
- ^ კანონი ოკუპირებული ტერიტორიების შესახებ Archived 2011-01-01 at the Wayback Machine..