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クロボシセセリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クロボシセセリ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: チョウ目(鱗翅目) Lepidoptera
上科 : セセリチョウ上科 Papilionoidea
: セセリチョウ科 Hesperiidae
亜科 : セセリチョウ亜科 Hesperiinae
: Suastus
: クロボシセセリ
S. gremius
学名
Suastus gremius (Fabricius)
和名
クロボシセセリ(黒星挵)
亜種
  • S. g. gremius
    (Fabricius)

クロボシセセリ(黒星挵、 Suastus gremius)は、チョウ目(鱗翅目)セセリチョウ上科セセリチョウ科に属するチョウの一種。

概要

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セセリチョウは通常濃褐色に白紋を持つが、本種はそれらとは逆で灰色地に黒点を持つ。大きさや形態は普通のセセリと変わらない。前翅には白点もあるが、これは雌の方がより顕著に現れる。

もともと日本には分布しておらず、風に乗って国外から飛来したものが確認される程度であった。1970年代に石垣島で確認されたのを皮切りとして、現在は土着している。

幼虫の食樹はシンノウヤシシュロチクカンノンチクなどのヤシ科。多化性で越冬態は不定。成虫は朝と夕方によく見られる。

分布

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沖縄本島宮古島石垣島竹富島(現在は分布域が広がっている可能性もあり)。国外では東洋区

参考文献

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  • 牧林功解説 『日本の蝶』成美堂出版、1994年、ISBN 4-415-08045-6
  • 日本環境動物昆虫学会編『チョウの調べ方』文教出版、1998年、ISBN 4-938489-11-2

関連項目

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