クロスジアメフラシ属
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クロスジアメフラシ属 | |||||||||||||||||||||
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クロスジアメフラシ
Stylocheilus striatus | |||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Stylocheilus Gould, 1852 |
クロスジアメフラシ属(クロスジアメフラシぞく、学名: Stylocheilus)は、アメフラシ科の属の一つである。一部の著者らは、この属をDolabriferidae科に分類している。
種
[編集]クロスジアメフラシ属は以下の種を含む。
- ヒメミドリアメフラシ Stylocheilus longicauda Quoy & Gaimard, 1824 : 青色の斑を持つレモン色のアメフラシ(かつてはStylocheilus citrinaと呼ばれていた)
- 分布 : 熱帯を取り囲むような領域、インド太平洋
- 色 : 明るい黄色あるいは緑色。青色がかった目玉模様がある。線はない。
- 説明 : 本種は最も特殊化したアメフラシの一つである。浮遊した海藻上での生活に適応した長い「尾」を持つ細長い体をしている。藍藻の一種Lynghya majuscula(通称Mermaid's Hair — 人魚の髪)を餌にする。時々、大量発生し、数千匹が砂の中を鎖状になってはい歩き、"snail trail"は長さ10メートルにも達する。
- クロスジアメフラシ Stylocheilus striatus Quoy & Gaimard, 1832
- 分布 : 熱帯を取り囲むような領域; 潮間帯、水深30メートルまで
- 体長 : 65 mm
- 色 : 茶色がかった色で、青色の斑点を持つ。暗い縦線と小さな目玉模様がある。
- 説明 : 藍藻を餌とする。邪魔されると紫色の色素を放つ。
シノニム
[編集]- Stylocheilus citrinus (Rang, 1828): Stylocheilus longicauda (Quoy & Gaimard, 1825) のシノニム