クレビャーカ
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クレビャーカ | |
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種類 | ピローク |
発祥地 | ロシア |
主な材料 | サーモンまたはチョウザメ、コメまたはソバ、固ゆで卵、キノコ、タマネギ、イノンド |
クレビャーカまたはクーリビヤック、クルビヤック(Coulibiac)[1]は、ロシア料理のピロークの一種で、ブリオッシュやパフペイストリーの中に[2]、サーモンまたはチョウザメ、コメまたはソバ、固ゆで卵、キノコ、タマネギ、イノンド等を詰める[3]。
20世紀前半、著名なフランス人シェフのオーギュスト・エスコフィエがこれをフランスに持ち込み、このレシピを著書The Complete Guide to the Art of Modern Cookeryに入れた[1]。
古典的なクレビャーカは、複数のフィリングが特徴である。しばしば、白身魚とコメを混ぜたものを上層と下層とし、チョウザメかサーモンのフィレを間に挟む[2]。層が混ざらないようにブリヌイ(薄いパンケーキ)で仕切られる[4]。最も珍しい具材の1つは、ヴェジガと呼ばれるチョウザメの脊髄である[5]。
キャベツやジャガイモ等、ベジタリアン用のフィリングで作ることもある[6]。
出典
[編集]- ^ a b “Beyond the Kitchen Wall: Coulibiac”. 2011年11月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年3月5日閲覧。
- ^ a b “What is Coulibiac, Kulebiaka, Kulebyaka?”. 6 April 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。27 December 2014閲覧。
- ^ Madison Books; Andrews McMeel Publishing (1 November 2007). 1,001 Foods to Die For. Andrews McMeel Publishing. pp. 280–. ISBN 978-0-7407-7043-2 8 February 2011閲覧。
- ^ Kulebyaka with 5 fillings(rus.)
- ^ “Food Facts & Trivia: Vesiga”. 27 December 2014閲覧。
- ^ “Coulibiac With Cabbage”. Skeeterskitchen.com. 2015年1月21日閲覧。