クルブーシャン・カルバンダー
クルブーシャン・カルバンダー Kulbhushan Kharbanda | |
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クルブーシャン・カルバンダー(2012年) | |
生年月日 | 1944年10月21日(80歳) |
出生地 | イギリス領インド帝国 パンジャーブ管区ハサン・アブダル |
職業 | 俳優 |
活動期間 | 1974年- |
配偶者 | マヘーシュワリー・デヴィ・カルバンダー(1965年-) |
クルブーシャン・カルバンダー(Kulbhushan Kharbanda、1944年10月21日 - )は、インドのヒンディー語映画、パンジャーブ語映画で活動する俳優。1974年にサーイ・パランジパーイーの『Jadu Ka Shankh』で映画デビューする。代表的な作品としてマヘーシュ・バットの『Arth』『Ek Chadar Maili Si』、ディーパ・メータのエレメント三部作(『炎の二人』『Earth』『とらわれの水』)がある[1]。
キャリア
[編集]カルバンダーは大学時代の友人と共に劇団「アビヤーン」を結成し、1964年にジョイ・マイケルが結成したデリーの劇団「ヤートリク」に参加した。彼は劇団所属の俳優として収入を得るようになるが、数年後に「ヤートリク」は解散してしまう[2][3][4]。1974年にコルカタに移住し、シャマナンド・ジャランの劇団に参加した。同劇団で活動した後にムンバイに移住して映画俳優の道に進む[5][6]。
1975年にシャーム・ベネガルの『Nishant』に出演し、立て続けに『Manthan』『Bhumika』『Junoon』『Kalyug』に起用された。1977年にB・V・カラントの『Godhuli』に出演してからはパラレル映画の常連俳優になった。1980年にラメーシュ・シッピーの『Shaan』でシャカール役(『007シリーズ』のエルンスト・スタヴロ・ブロフェルドをモデルにしたキャラクター[7])を演じたことで知名度を上げ[8][9]、『Ghayal』『Jo Jeeta Wohi Sikandar』『Gupt: The Hidden Truth』『デザート・フォース』『Yes Boss』『Refugee』などの主流映画に出演するようになった。その一方、『Chakra』『Arth』などの芸術映画への出演も続け、1984年にはブッダデーブ・ダースグプタのヒンディー語映画デビュー作『Andhi Gali』に出演した[10]。パンジャーブ語映画にも出演しており、代表作には『Chann Pardesi』『Mahaul Theek Hai』がある。
フィルモグラフィ
[編集]- Jadu Ka Shankh(1974年)
- Nishant(1975年)
- Manthan(1976年)
- Bhumika(1977年)
- Junoon(1978年)
- Solva Sawan(1979年)
- Shaan(1980年)
- Kalyug(1981年)
- Chann Pardesi(1981年)
- Nakhuda(1981年)
- Kalyug(1981年)
- Chakra(1981年)
- Silsila(1981年)
- Arth(1982年)
- Aparoopa(1982年)
- Shakti(1982年)
- Mandi(1983年)
- Ganga Meri Maa(1983年)
- Andhi Gali(1984年)
- Utsav(1984年)
- Ghulami(1985年)
- Ram Teri Ganga Maili(1985年)
- Trikal(1985年)
- New Delhi Times(1986年)
- Ek Chadar Maili Si(1986年)
- Uttar Dakshin(1987年)
- Susman(1987年)
- Waaris(1988年)
- Main Zinda Hoon(1988年)
- Veerana(1988年)
- Yateem(1988年)
- Ghayal(1990年)
- Pratibandh(1990年)
- 愛しのヘナ(1991年)
- Antarnaad(1991年)
- Bekhudi(1992年)
- Jo Jeeta Wohi Sikandar(1992年)
- Damini(1993年)
- Ek Hi Raasta(1993年)
- Shaktiman(1993年)
- Mahakaal(1994年)
- Mohra(1994年)
- Baazi(1995年)
- Naseem(1995年)
- Nirbhay(1996年)
- Loafer(1996年)
- デザート・フォース(1997年)
- 炎の二人(1998年)
- Bulandi(2000年)
- Hera Pheri(2000年)
- Pukar(2000年)
- モンスーン・ウェディング(2001年)
- ラガーン(2001年)
- Basti(2003年)
- Pinjar(2003年)
- I Proud to Be an Indian(2004年)
- Garv: Pride & Honour(2004年)
- Agnipankh(2004年)
- Netaji Subhas Chandra Bose: The Forgotten Hero(2004年)
- Zameer: The Fire Within(2005年)
- とらわれの水(2005年)
- Fight Club – Members Only(2006年)
- ムンナー兄貴、ガンディーと出会う(2006年)
- Umrao Jaan(2006年)
- Manorama Six Feet Under(2007年)
- EMI(2008年)
- Ek: The Power of One(2009年)
- Jodhaa Akbar(2008年)
- Ru Ba Ru(2008年)
- Aloo Chaat(2009年)
- Kurbaan(2009年)
- Khatta Meetha(2010年)
- Khushiyaan(2011年)
- Midnight's Children(2012年)
- Delhi in a Day(2012年)
- Saadi Love Story(2013年)
- Kirpaan: The Sword of Honour(2014年)
- Zed Plus(2014年)
- Haider(2014年)
- Brothers(2015年)
- Dictator(2016年)
- Azhar(2016年)
- Aatishbazi Ishq(2016年)
- Soorma(2018年)
- ミルザープル 〜抗争の街〜(2018年)
- マニカルニカ ジャーンシーの女王(2019年)
- No Fathers in Kashmir(2019年)
- Khandaani Shafakhana(2019年)
出典
[編集]- ^ “Adieu to stereotypes”. The Hindu (Chennai, India). (20 October 2000) 2020年1月16日閲覧。
- ^ “Joy de vivre”. The Hindu. (4 March 2010) 2020年1月16日閲覧。
- ^ “40 Years, and Still Travelling”. Indian Express. (8 August 2003) 2020年1月16日閲覧。
- ^ “The stage is set...”. The Hindu. (4 August 2005) 2020年1月16日閲覧。
- ^ “Calcutta, home to Hindi Theatre”. The Hindu. (29 October 1997). オリジナルの25 July 2011時点におけるアーカイブ。
- ^ “Usha Ganguly”. mumbaitheatreguide.com (November 2006). 2020年1月16日閲覧。
- ^ “A homage to G P Sippy”. Bollywood Hungama, Screen (5 January 2008). 21 May 2008時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月16日閲覧。
- ^ “Down movie lane”. The Tribune. (1 July 2006) 2020年1月16日閲覧。
- ^ “Bollywood's villains we love to hate”. CNN-IBN 2020年1月16日閲覧。
- ^ “I'm making a Hindi film: Buddhadeb”. The Times of India. (10 December 2010) 2020年1月16日閲覧。