クリーブランド湾
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クリーブランド湾 Cleveland Bay | |
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位置 | ノース・クイーンズランド |
座標 | 南緯19度13分05秒 東経146度55分19秒 / 南緯19.21806度 東経146.92194度座標: 南緯19度13分05秒 東経146度55分19秒 / 南緯19.21806度 東経146.92194度 |
上位水域 | 珊瑚海 |
島 | マグネティック島 |
クリーブランド湾(クリーブランドわん、Cleveland Bay)は、オーストラリア北東部クイーンズランド州の北東海岸に位置する湾。珊瑚海の一部であり、行政上はタウンズビル市(タウンズビル)に属している[1]。
湾の入口は、現在はクリーブランド岬灯台が目印となっているが、以前はマグネティック島のベイ・ロック灯台が目印であった。
歴史
[編集]クリーブランド湾は、当時イギリス海軍の大尉だったジェームズ・クック(後に大佐)が、第1回航海(1768年 - 1771年)の際に、近傍のクリーブランド岬 (Cape Cleveland)、やマグネティック島とともに命名した[2]。クリーブランド湾は1770年6月6日に命名されたが、これはおそらくは、その少し前まで海軍本部のセクレタリを務めていたジョン・クリーブランド(在任:1751年 - 1763年)を讃えたものであった。ただし、クックの命名は、彼が生まれたイングランド・ヨークシャー州マートン(後のミドルズブラの一部)の近くにあるクリーブランド丘陵にちなんだものであった可能性もある[1]。
環境
[編集]クリーブランド湾沿いには、カジノを併設するような高級ホテルが立地するなど[3][4]、ノース・クイーンズランド最大の都市であるタウンズビルの市街地が広がっているが[2]、他方ではマングローブの広がる場所もある[5]。しかし、クリーブランド湾で調査されたアオウミガメの血中には、高濃度のコバルトが含有されていることが明らかになっており、タウンズビルに立地する金属加工業との関連が示唆されている[6]。
脚注
[編集]- ^ a b “"Cleveland Bay (entry 7413)". Queensland Place Names”. Queensland Government. 2016年1月14日閲覧。
- ^ a b “タウンズビル(TOWNSVILLE)、クイーンズランド州(QUEENSLAND)”. オーストラリア政府観光局. 2017年10月14日閲覧。
- ^ “ジュピターズタウンズビルホテル&カジノ”. リゾカジ.com. 2017年10月14日閲覧。
- ^ 『地球の歩き方 C11 オーストラリア 2014-2015』ダイヤモンド社、2014年6月28日、132頁。ISBN 978-4478045978。 Google books
- ^ “MICROFACIES CHARACTERISTICS OF A TROPICAL, MANGROVE-FRINGED SHORELINE, CLEVELAND BAY, QUEENSLAND, AUSTRALIA: SEDIMENTARY AND TAPHONOMIC CONTROLS ON MANGROVE FACIES DEVELOPMENT”. J-GLOBAL (2008年). 2017年10月14日閲覧。
- ^ “クイーンズランド州のカメから高濃度の金属元素が発見された”. オーストラリア日本野生動物保護教育財団 (AHWCEF) (2017年8月25日). 2017年10月14日閲覧。