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クリス・ローリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クリス・ローリー
Chris Rowley
トロント・ブルージェイズでの現役時代
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ジョージア州アトランタ
生年月日 (1990-08-14) 1990年8月14日(34歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
195 lb =約88.5 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2013年 アマチュアFA
初出場 2017年8月12日
最終出場 2018年7月15日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

クリストファー・ライアン・ローリーChristopher Ryan Rowley, 1990年8月14日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州アトランタ出身の元プロ野球選手投手)。右投右打。

経歴

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プロ入り前

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高校卒業後にアメリカ合衆国陸軍士官学校へ進学し、一時期はブルガリアにあるアメリカ陸軍のオペレーション・アトランティック・レスキューに30ヶ月勤務した[1]

2010年から2013年までは同校の野球チームであるアーミー・ブラックナイツ英語版でプレーしていた[2]

プロ入りとブルージェイズ時代

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2013年6月にトロント・ブルージェイズと契約してプロ入りした[3]。この年は傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ブルージェイズでプロデビューし、9試合(先発5試合)に登板して4勝0敗・防御率1.10・39奪三振の成績を残した。

2014年からの2年間は陸軍勤務のため、プレーしなかった[4]

2016年は3年ぶりに登板を果たし、A+級ダニーデン・ブルージェイズでプレーした。31試合(先発14試合)に登板して10勝3敗・防御率3.49・86奪三振の成績を残した。

2017年は開幕をAA級ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツで迎えた。5月にAA級で先発ローテーションに入った。AAA級バッファロー・バイソンズでは中継ぎに配置転換されたが、3試合に登板した後、先発に復帰[1]。第5先発のジョー・ビアジーニが故障者リスト入りしていたチーム事情から第5先発を確保するため、8月11日にメジャー昇格が決定し[1]、12日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[5]。メジャーデビューとなった同日のピッツバーグ・パイレーツ戦で先発すると、5.1回を1失点の投球でメジャー初勝利を挙げた[6]。この年メジャーでは6試合(先発3試合)に登板して1勝2敗・防御率6.75・11奪三振の成績を残した。オフの11月20日に40人枠を外れる形でAAA級バッファローへ配属された[7]

2018年スプリングトレーニングには招待選手として参加する[8]。開幕をAAA級バッファローで迎えた。7月14日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[9]が、16日にマイナー・オプションでAAA級バッファローに配属された[8]

レンジャーズ時代

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2018年7月23日にウェイバー公示を経てテキサス・レンジャーズへ移籍し、マイナー・オプションでAAA級ラウンドロック・エクスプレスに配属された[10][8]。9月10日に40人枠から外れた[8]。10月5日にFAとなった。

パドレス傘下時代

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2019年2月28日にサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結んだ[8]。オフの11月4日にFAとなった[8]

ツインズ傘下時代

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2020年1月28日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結んだ[8]。オフの11月2日にFAとなった[8]

2021年はどこのチームにも所属しなかった。

投球スタイル

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投球の半分以上をシンカーが占めており、それにチェンジアップスライダーカッターを交える[1]フォーシームカーブは滅多に投げない[11]

人物

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グレッグ・マダックスに憧れて育った[1]

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2017 TOR 6 3 0 0 0 1 2 0 0 .333 89 18.2 24 4 10 0 0 11 1 1 14 14 6.75 1.82
2018 2 0 0 0 0 0 1 0 0 .000 6 0.2 2 1 1 1 0 0 0 0 4 3 40.50 4.50
MLB:2年 8 3 0 0 0 1 3 0 0 .250 95 19.1 26 5 11 1 0 11 1 1 18 17 7.91 1.91
  • 2021年度シーズン終了時

背番号

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  • 45(2017年)
  • 47(2018年)

脚注

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  1. ^ a b c d e US Army vet Rowley wowed by 1st MLB callup” (英語). MLB.com (2017年8月11日). 2017年12月30日閲覧。
  2. ^ Army West Point Athletics – Chris Rowley 2013”. goarmywestpoint.com. 2017年9月30日閲覧。
  3. ^ Tammy Rainey (2017年6月23日). “The unusual journey of Blue Jays prospect Chris Rowley” (英語). baseballprospectus.com. 2017年9月30日閲覧。
  4. ^ Steve Buffery (2017年8月11日). “Blue Jays' Rowley about to make West Point history” (英語). Toronto Sun. 2017年9月30日閲覧。
  5. ^ Keegan Matheson (2017年8月12日). “Rowley called up to debut vs. Pirates” (英語). MLB.com. 2017年9月30日閲覧。
  6. ^ Unconventional runs back Rowley's MLB debut” (英語). MLB.com (2017年8月12日). 2017年9月30日閲覧。
  7. ^ Gregor Chisholm (2017年11月20日). “Blue Jays acquire Ngoepe from Bucs” (英語). MLB.com. 2017年11月27日閲覧。
  8. ^ a b c d e f g h MLB公式プロフィール参照。2018年9月11日閲覧。
  9. ^ Arden Zwelling (2018年7月14日). “Blue Jays call up Chris Rowley, option Ryan Borucki” (英語). Sportsnet. 2018年7月21日閲覧。
  10. ^ T.R. Sullivan (2018年7月23日). “Minor to stay the course in Rangers' rotation” (英語). MLB.com. 2018年7月24日閲覧。
  11. ^ Chris Rowley Baseball Statistics 2010-2017”. Baseball Cube. 2017年9月30日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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