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クリス・ハリス (セイフティ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クリス・ハリス
Chris Harris
テネシー・タイタンズ
コーナーバックコーチ
ポジション セイフティ
生年月日 (1982-08-06) 1982年8月6日(42歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
アーカンソー州リトルロック
身長: 6' 0" =約182.9cm
体重: 205 lb =約93kg
経歴
大学 ルイジアナ大学モンロー校
NFLドラフト 2005年 / 6巡目全体181位
初出場年 2005年
初出場チーム シカゴ・ベアーズ
所属歴
選手歴
2005-2006 シカゴ・ベアーズ
2007-2009 カロライナ・パンサーズ
2010-2011 シカゴ・ベアーズ
2011 デトロイト・ライオンズ
2012 ジャクソンビル・ジャガーズ
コーチ歴
2013-2014 シカゴ・ベアーズ
2016-2019 サンディエゴ・チャージャーズ
ロサンゼルス・チャージャーズ
2020-2022 ワシントン・フットボールチーム
ワシントン・コマンダース
2023- テネシー・タイタンズ
NFL 通算成績
(2012年終了時点)
タックル 439回
インターセプト 16回
ファンブルフォース 13回
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

クリス・ハリス(Chris Harris 1982年8月6日- )はアーカンソー州リトルロック出身のアメリカンフットボール選手、コーチ。現役時代のポジションはセイフティ

経歴

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現役時代

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ルイジアナ大学モンロー校から2005年NFLドラフト6巡でシカゴ・ベアーズに指名されて入団した[1]。1年目のシーズン序盤にマイク・グリーンからフリーセイフティのポジションを奪った。この年13試合に先発出場し58タックル、3インターセプトをあげた[1]

2006年のプレシーズン、彼はベアーズのファンのBryan Langeにチームがスーパーボウルに出場を果たしたらチケットを贈ると約束した。この年チームは第41回スーパーボウルに出場を果たし、Langeはベアーズの球団本部を訪れクリス・ハリスと約束したのでチケットを要求した。ハリスはあれはジョークでありチケットを用意することはできないと述べた[2]。最終的にチケット仲介業者がLangeにチケットを与え騒動は収まった。スーパーボウルでハリスは第1Qにペイトン・マニングのパスをインターセプトしたが[1]チームは17-29で敗れた。

2007年8月2日、カロライナ・パンサーズに2008年のドラフト5巡指名権と引き換えにトレードされた。このトレードについてラビー・スミスヘッドコーチはチームには6人のセイフティがおり、全員を残留させることはできないと語った(この時他の5人がチームに残留したがダニエル・マニング以外は全員2011年時点には、NFLに残らなかった。)[1]。その年彼は15試合に先発し101タックル、その年NFLトップでパンサーズのチーム記録を更新する8ファンブルフォースをあげた。

2008年、パンサーズは4年間の契約延長を行った。この年彼は70タックル、2ファンブルフォース、1インターセプトをあげた。

2010年4月27日、ジャマール・ウィリアムズとのトレードでベアーズに復帰した[3]。この年70タックル、チームトップタイで自己ベストの5インターセプトをあげ[4]、チームの地区優勝に貢献した[5]。第12週のフィラデルフィア・イーグルス戦では自陣エンドゾーンでボールをインターセプト、31-26の勝利に貢献した。これはその年マイケル・ヴィックが最初に喫したインターセプトであった。この年70タックル、5インターセプト、7パスディフェンスをあげて[6]、シーズン終了後彼はオールプロに選ばれた。

2011年オフシーズンにロックアウトに突入し難航する労使交渉について、7月5日トレーニングキャンプが予定通り行えないならば、8月7日のホール・オブ・フェイム・ゲームをプレーするべきではないとコメントした[7]。開幕戦から先発出場していたが、デトロイト・ライオンズ戦でカルビン・ジョンソンに翻弄されたことなどから[8]、第6週のミネソタ・バイキングス戦から控えとなった[9]。その後チームにトレードを要求、第7週にロンドンで行われたタンパベイ・バッカニアーズ戦には先発出場したが10月27日、ベアーズから解雇された[10]。10月28日にデトロイト・ライオンズ入りが決定した。

2012年10月15日にジャクソンビル・ジャガーズと契約したが[11]、11月28日にカットされた[12]

コーチ時代

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2013年1月28日、シカゴ・ベアーズのディフェンスクォリティコントロールコーチに就任した[13]2015年ジョン・フォックスヘッドコーチ就任に伴い退団した[14]

2016年よりサンディエゴ・チャージャーズのディフェンシブバックコーチに就任した[15]

2020年より2022年までワシントン・フットボールチームのディフェンシブバックコーチを務めた[16]

2023年シーズンよりテネシー・タイタンズのコーチに就任した[17]

脚注

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  1. ^ a b c d Is Brandon Meriweather a long-term Replacement for Chris Harris?”. chicagonow.com (2011年9月). 2011年9月11日閲覧。
  2. ^ Cable access host claims Bears player owes him a Super Bowl ticket”. ABC (2007年1月27日). 2011年9月11日閲覧。[リンク切れ]
  3. ^ Sハリスがトレード、4年ぶりにベアーズ復帰”. NFL JAPAN (2010年4月28日). 2011年9月11日閲覧。
  4. ^ ベアーズの負傷者はSハリスのみ、万全の状態でCCへ”. NFL JAPAN (2011年1月22日). 2011年9月11日閲覧。
  5. ^ ベアーズSハリス、練習欠席もCC出場に意欲”. NFL JAPAN (2011年1月20日). 2011年9月11日閲覧。
  6. ^ ライオンズ、ベアーズ解雇のSハリス獲得”. NFL JAPAN (2011年10月29日). 2011年10月29日閲覧。
  7. ^ HOFゲーム、キャンプ遅れなら中止も”. NFL JAPAN (2011年7月7日). 2011年9月11日閲覧。
  8. ^ ベアーズが守備陣テコ入れ、先発Sコンビを入れ替え”. NFL JAPAN (2011年10月14日). 2011年10月22日閲覧。
  9. ^ 第6週の注目ポイント15点 -前編-”. NFL JAPAN (2011年10月15日). 2011年10月22日閲覧。
  10. ^ ベアーズがSハリスを解雇、若手を先発起用へ”. NFL JAPAN (2011年10月28日). 2011年10月28日閲覧。
  11. ^ Darin Gantt (2012年10月15日). “Jaguars sign veteran Chris Harris for secondary depth”. NBCスポーツ. 2013年1月13日閲覧。
  12. ^ Michael David Smith (2012年11月27日). “Jaguars add four players to 53-man roster”. NBCスポーツ. 2012年12月30日閲覧。
  13. ^ Bears Hire Chris Harris As Defensive Assistant”. 2016年2月8日閲覧。
  14. ^ Michael C. Wright (2015年2月10日). “Chris Harris won't be back with Bears in 2015”. ESPN. 2016年2月15日閲覧。
  15. ^ Former Safety Chris Harris Named Assistant DB Coach”. サンディエゴ・チャージャーズ (2016年1月22日). 2016年2月15日閲覧。
  16. ^ Redskins Announce Coaching Staff”. Redskins.com. 20 September 2020閲覧。
  17. ^ Titans Elevate Tim Kelly to Offensive Coordinator While Making Several New Additions, and Changes”. Tennessee Titans (2023年2月7日). 2023年4月2日閲覧。

外部リンク

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