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クリス・ハイジー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クリス・ハイジー
Chris Heisey
レッズ時代(2011年6月25日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ペンシルベニア州マウントジョイ英語版
生年月日 (1984-12-14) 1984年12月14日(40歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
210 lb =約95.3 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手
プロ入り 2006年 ドラフト17巡目(全体504位)でシンシナティ・レッズから指名
初出場 2010年5月3日 ニューヨーク・メッツ
年俸 $1,400,000(2016年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

クリス・J・ハイジーChris J. Heisey , 1984年12月14日 - )は、 アメリカ合衆国ペンシルベニア州マウントジョイ英語版出身の元プロ野球選手外野手)。右投右打。

経歴

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プロ入りとレッズ時代

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2006年MLBドラフト17巡目(全体504位)でシンシナティ・レッズから指名され、6月8日に契約。この年は傘下のパイオニアリーグのルーキー級ビリングス・マスタングス英語版で70試合に出場し、打率.286・6本塁打・37打点・11盗塁だった。

2007年はA級デイトン・ドラゴンズで104試合に出場し、打率.289・9本塁打・46打点・19盗塁だった。8月にA+級サラソタ・レッズへ昇格し、12試合に出場した。

2008年はA+級サラソタで117試合に出場し、打率.287・7本塁打・51打点・27盗塁だった。8月にAA級チャタヌーガ・ルックアウツへ昇格。AA級チャタヌーガでは19試合に出場した。

2009年はAA級カロライナ・マッドキャッツで71試合に出場。打率.347・13本塁打・40打点・13盗塁と結果を残し、6月27日にAAA級ルイビル・バッツへ昇格。AAA級ルイビルでは63試合に出場し、打率.278・9本塁打・37打点・8盗塁だった。オフにはレッズの最優秀マイナー選手に選ばれ[2]11月20日にレッズとメジャー契約を結び[3]40人枠入りを果たした。

2010年3月22日にAAA級ルイビルへ配属され、開幕を迎えた。4月30日にメジャー初昇格し、5月3日ニューヨーク・メッツ戦でメジャーデビュー。7番・右翼として先発起用され、5打数無安打1三振に終わった。その後は代打や守備固めとして出場していたが、8月7日に左ふくらはぎを痛め、15日間の故障者リスト入りした。9月1日に復帰。この年は97試合に出場し、打率.254・8本塁打・21打点・1盗塁、で、代打本塁打4本はリーグ1位だった。

2011年6月22日インターリーグニューヨーク・ヤンキース戦で、レッズの1番打者としてはピート・ローズジェイ・ブルースに次ぐ史上3人目の1試合3本塁打を達成した[4]。最終的には120試合に出場し、打率.254(2年連続)・18本塁打・50打点の成績を記録。本塁打を量産し、パワーを発揮した。

2012年は2年連続で120試合に出場。前年に量産した本塁打は7本にまで減少したが、二塁打・三塁打を大幅に増やし、パワーは健在だった。

2013年1月31日にレッズと132万5000ドルの1年契約に合意[5]。前年まで2年連続で120試合に出場していたが、この年は87試合にまで減少した。シーズンでは打率.237・9本塁打・23打点・3盗塁という成績をマーク、打率に関してはメジャーデビュー以来最も低い数値となってしまった。

2014年1月16日にレッズと176万ドルの1年契約に合意[6]。この年は119試合に出場したが、打率は自己最低の.222・8本塁打・22打点・9盗塁を記録した。

ドジャース時代

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2014年12月2日マット・マギルとのトレードで、ロサンゼルス・ドジャースへ移籍した[7]

2015年7月30日DFAとなり[8]8月7日に自由契約となった。

ドジャース退団後

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2015年8月13日トロント・ブルージェイズとマイナー契約を結び、傘下のAAA級バッファロー・バイソンズに配属された[9]8月31日に金銭トレードで、ドジャースに復帰した[10]9月6日にメジャー契約を結んで昇格した[11]11月6日FAとなった[12]

ナショナルズ時代

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2015年12月2日ワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結んだ[13]

2016年4月1日にメジャー契約を結んで開幕25人枠入りした[14]。延長16回までもつれるロングゲームとなった4月24日ミネソタ・ツインズ戦では決着をつけるサヨナラ本塁打を放った[15]。同年は83試合に出場し、打率.216と低打率ながら9本塁打を放って17打点を挙げた。守備では、レフト25試合・ライト16試合・センター3試合で守り、全て無失策DRSは、それぞれ - 2・1・0、UZRは、それぞれ0・ - 0.5・ - 0.1だった。11月3日にFAとなった[13]が、11月19日に1年140万ドルで契約を結んだ[16]

2017年7月30日自由契約となった[17]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2010 CIN 97 226 201 33 51 10 1 8 87 21 1 2 1 2 16 1 6 57 3 .254 .324 .433 .757
2011 120 308 279 44 71 9 1 18 136 50 6 1 1 4 19 3 5 78 1 .254 .309 .487 .797
2012 120 375 347 44 92 16 5 7 139 31 6 3 3 0 18 0 7 81 8 .265 .315 .401 .715
2013 87 244 224 29 53 11 1 9 93 23 3 0 4 2 9 0 5 51 4 .237 .279 .415 .694
2014 119 299 275 34 61 15 2 8 104 22 9 2 5 2 15 0 2 64 3 .222 .265 .378 .643
2015 LAD 33 72 55 8 10 2 0 2 18 9 0 1 0 2 15 2 0 17 1 .182 .347 .327 .674
2016 WSH 83 155 139 18 30 3 1 9 62 17 0 1 0 1 13 0 2 44 0 .216 .290 .446 .736
2017 38 79 74 8 12 3 1 1 20 5 0 0 0 0 5 0 0 22 1 .162 .215 .270 .486
通算:8年 697 1758 1594 218 380 69 12 62 659 178 25 10 14 13 110 6 27 414 21 .238 .296 .413 .710


背番号

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  • 28 (2010年 - 2015年)
  • 14 (2016年 - 2017年)

脚注

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  1. ^ Chris Heisey Contract, Salaries, and Transactions” (英語). Spotrac. 2016年11月21日閲覧。
  2. ^ "Chris Heisey named Reds' Minor League Player of the Year" (Press release) (英語). MLB.com (Cincinnati Reds). 4 December 2009. 2014年12月12日閲覧
  3. ^ Mark Sheldon (2009年11月21日). “Reds make moves, fill out roster” (英語). MLB.com. 2014年12月12日閲覧。
  4. ^ Heisey's 3 home runs help Reds beat Yankees for split
  5. ^ Mark Sheldon (2013年2月1日). “Reds avoid arbitration with Heisey, Simon” (英語). MLB.com. 2014年12月12日閲覧。
  6. ^ Mark Sheldon (2014年1月17日). “Reds, Heisey avoid arbitration with one-year deal” (英語). MLB.com. 2014年12月12日閲覧。
  7. ^ "Dodgers acquire outfielder Chris Heisey" (Press release) (英語). MLB.com (Los Angeles Dodgers). 3 December 2014. 2014年12月12日閲覧
  8. ^ Eric Stephen (2015年7月30日). “Dodgers DFA Mike Morse, Brandon Beachy, Chris Heisey, Chin-hui Tsao, move Chris Hatcher to 60-day DL” (英語). SB NATION. http://www.truebluela.com/2015/7/30/9076765/dodgers-roster-clean-house-brandon-beachy-mike-morse-chris-heisey-dfa 2015年7月31日閲覧。 
  9. ^ Shi Davidi (2015年8月12日). “Blue Jays sign Chris Heisey to minor-league deal”. Sportsnet. 2015年9月11日閲覧。
  10. ^ Eric Stephen (2015年9月1日). “Dodgers bring back Chris Heisey in trade with Blue Jays” (英語). SB Nation. 2015年9月11日閲覧。
  11. ^ JP Hoornstra (2015年9月6日). “Dodgers promote Chris Heisey, designate Daniel Coulombe for assignment” (英語). LA Daily News. 2015年9月11日閲覧。
  12. ^ Dylan Hernandez (2015年11月6日). “Dodgers outfielder Chris Heisey becomes a free agent” (英語). Los Angeles Times. http://www.latimes.com/sports/dodgers/dodgersnow/la-sp-dn-dodgers-outfielder-chris-heisey-becomes-a-free-agent-20151106-story.html 2015年11月9日閲覧。 
  13. ^ a b MLB公式プロフィール参照。2017年7月31日閲覧。
  14. ^ Chelsea Janes (2016年4月1日). “Blake Treinen, Chris Heisey earn Nationals' final opening day roster spots” (英語). The Washington Post. https://www.washingtonpost.com/news/nationals-journal/wp/2016/04/01/blake-treinen-chris-heisey-earn-nationals-final-opening-day-roster-spots/ 2016年5月6日閲覧。 
  15. ^ Nats beat Twins 6-5 on Heisey's 16th inning home run” (英語). MASN Sports (2016年4月24日). 2016年5月6日閲覧。
  16. ^ Oliver Macklin (2016年11月19日). “Nats, Heisey agree to 1-year deal” (英語). MLB.com. 2016年11月21日閲覧。
  17. ^ Kyle Melnick (2017年7月30日). “Nationals release veteran outfielder Heisey” (英語). MLB.com. 2017年7月31日閲覧。

外部リンク

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