クリス・ウォルステンホルム
クリス・ウォルステンホルム | |
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ロック・アム・リングにて(2018年) | |
基本情報 | |
出生名 | Christopher Tony Wolstenholme |
生誕 | 1978年12月2日(46歳) |
出身地 |
イングランド サウス・ヨークシャー・ロザラム |
ジャンル |
オルタナティヴ・ロック プログレッシブ・ロック シンフォニック・ロック |
職業 | ミュージシャン |
担当楽器 | ベース |
活動期間 | 1994年 - |
レーベル | ワーナー・ブラザース・レコード |
共同作業者 | ミューズ |
公式サイト | muse.mu |
クリス・ウォルステンホルム(本名: Christopher Tony Wolstenholme、1978年12月2日 - )は、イギリスのミュージシャン。1994年からミューズのベースを担当。イングランド・サウス・ヨークシャー出身[1]。
略歴
[編集]11歳の時にロザラム自治区からデヴォン州に移住[1]。学生時代にはドラムを担当をしていたが、同じリハーサルスタジオで別のバンドのメンバーとして活動していたマシュー・ベラミー、ドミニク・ハワードと知り合う[1]。ベラミー、ハワードのバンドからベーシストが脱退し、ベーシストへの転向を説得されてバンド「The Rocket Baby Dolls」を結成[1]。同バンドで活動したのち、1994年にミューズに改名して本格的に活動を開始する[1]。
ミューズの6枚目のアルバム『ザ・セカンド・ロウ〜熱力学第二法則』では「リキッド・ステイト」と「セイヴ・ミー」で作曲とリード・ヴォーカルを担当した[2]。
2024年8月にソロ・プロジェクト「Chromes」の開始を発表し、シングル「Imaginary World」、「The Good Life」をリリースした[3]。
特徴
[編集]ピックを使わずにフィンガー・ピッキングで演奏している[4]。ミューズの多くの楽曲で中心的なモチーフとなっているベースラインを演奏しており、単にルート音を弾くのではなく、「ヒステリア」のようにしばしばリード的な役割を果たしている[4]。なお、「ヒステリア」はMusicradarが発表した「史上最高のベースライン・トップ25」で1位を獲得している[5]。
私生活
[編集]2003年12月に結婚し、妻との間に6人の子供が誕生[6]。2010年4月にアイルランド・ダブリン県フォックスロックに移住[7]。離婚を経て2018年12月に再婚[8]。
ミューズの成功とともにアルコール依存症を患っていた。バンド活動に支障がなく、悪酔いするタイプでもなかったことからメンバーも悪化に気づいていなかったが、2008年にパニック発作を起こすようになり、断酒を決意した[9][10][11]。
参加作品
[編集]- Moriaty「Bones」(2015年) - ベース[12]
- リック・パーフィット『Over and Out』(2018年)[13][14]
脚注
[編集]- ^ a b c d e Madora, Ryan (2016年6月24日). “Bass Players To Know: Chris Wolstenholme” (英語). No Treble. 2024年12月20日閲覧。
- ^ Levine, Nick (2012年7月26日). “Muse's Chris Wolstenholme on alcohol battle: 'I had to stop or die'” (英語). NME. 2024年12月20日閲覧。
- ^ Lavis-Quinlin, Jennifer (2024年8月14日). “Review: Muse’s Chris Wolstenholme debuts fantastic new project Chromes with "The Good Life" & "Imaginary World" Double Single” (英語). The AU Review. 2024年12月20日閲覧。
- ^ a b Bellerpublished, Bryan (2020年1月8日). “Too much is never enough: Muse’s Chris Wolstenholme reinvents art-rock bass for the 21st century” (英語). guitarworld. 2024年12月20日閲覧。
- ^ “ベース・ラインが最高の曲トップ10発表”. BARKS (2011年11月1日). 2024年12月20日閲覧。
- ^ Lynskey, Dorian (2012年9月29日). “Muse: 'We like pushing it as far as we can'” (英語). The Observer. ISSN 0029-7712 2024年12月20日閲覧。
- ^ “Eminem to close Oxegen 2010” (英語). The Irish Times. 2024年12月20日閲覧。
- ^ “Muse frontman Matt Bellamy: ‘There’s a time-lag with fans, where five years later they get it’” (英語). The Independent 2024年12月20日閲覧。
- ^ “ミューズのドミニク・ハワード、クリス・ウォルステンホルムに断酒を迫ったことを明かす”. rockinon.com. 2024年12月20日閲覧。
- ^ Lynskey, Dorian (2012年9月29日). “Muse: 'We like pushing it as far as we can'” (英語). The Observer. ISSN 0029-7712 2024年12月20日閲覧。
- ^ “Muse’s Chris Wolstenholme: ‘I Was A Secret Alcoholic’ | Anglophenia | BBC America”. web.archive.org (2017年5月8日). 2024年12月20日閲覧。
- ^ “Moriaty: “Bones” single review » Pure M”. web.archive.org (2015年4月6日). 2024年12月20日閲覧。
- ^ “Muse’s Chris Wolstenholme in his own words: a personal essay about Rick Parfitt” (英語). Irish Independent (2018年3月2日). 2024年12月20日閲覧。
- ^ “Status Quo - The Official Site - Rick Parfitt”. web.archive.org (2020年11月26日). 2024年12月20日閲覧。