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クリス・ウォルステンホルム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クリス・ウォルステンホルム
基本情報
出生名 Christopher Tony Wolstenholme
生誕 (1978-12-02) 1978年12月2日(46歳)
出身地 イングランドの旗 イングランド
サウス・ヨークシャーロザラム
ジャンル オルタナティヴ・ロック
プログレッシブ・ロック
シンフォニック・ロック
職業 ミュージシャン
担当楽器 ベース
活動期間 1994年 -
レーベル ワーナー・ブラザース・レコード
共同作業者 ミューズ
公式サイト muse.mu

クリス・ウォルステンホルム(本名: Christopher Tony Wolstenholme、1978年12月2日 - )は、イギリスミュージシャン。1994年からミューズベースを担当。イングランドサウス・ヨークシャー出身[1]

略歴

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11歳の時にロザラム自治区からデヴォン州に移住[1]。学生時代にはドラムを担当をしていたが、同じリハーサルスタジオで別のバンドのメンバーとして活動していたマシュー・ベラミードミニク・ハワードと知り合う[1]。ベラミー、ハワードのバンドからベーシストが脱退し、ベーシストへの転向を説得されてバンド「The Rocket Baby Dolls」を結成[1]。同バンドで活動したのち、1994年にミューズに改名して本格的に活動を開始する[1]

ミューズの6枚目のアルバム『ザ・セカンド・ロウ〜熱力学第二法則』では「リキッド・ステイト」と「セイヴ・ミー」で作曲とリード・ヴォーカルを担当した[2]

2024年8月にソロ・プロジェクト「Chromes」の開始を発表し、シングル「Imaginary World」、「The Good Life」をリリースした[3]

特徴

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ピックを使わずにフィンガー・ピッキングで演奏している[4]。ミューズの多くの楽曲で中心的なモチーフとなっているベースラインを演奏しており、単にルート音を弾くのではなく、「ヒステリア」のようにしばしばリード的な役割を果たしている[4]。なお、「ヒステリア」はMusicradarが発表した「史上最高のベースライン・トップ25」で1位を獲得している[5]

私生活

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2003年12月に結婚し、妻との間に6人の子供が誕生[6]。2010年4月にアイルランドダブリン県フォックスロックに移住[7]。離婚を経て2018年12月に再婚[8]

ミューズの成功とともにアルコール依存症を患っていた。バンド活動に支障がなく、悪酔いするタイプでもなかったことからメンバーも悪化に気づいていなかったが、2008年にパニック発作を起こすようになり、断酒を決意した[9][10][11]

参加作品

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脚注

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  1. ^ a b c d e Madora, Ryan (2016年6月24日). “Bass Players To Know: Chris Wolstenholme” (英語). No Treble. 2024年12月20日閲覧。
  2. ^ Levine, Nick (2012年7月26日). “Muse's Chris Wolstenholme on alcohol battle: 'I had to stop or die'” (英語). NME. 2024年12月20日閲覧。
  3. ^ Lavis-Quinlin, Jennifer (2024年8月14日). “Review: Muse’s Chris Wolstenholme debuts fantastic new project Chromes with "The Good Life" & "Imaginary World" Double Single” (英語). The AU Review. 2024年12月20日閲覧。
  4. ^ a b Bellerpublished, Bryan (2020年1月8日). “Too much is never enough: Muse’s Chris Wolstenholme reinvents art-rock bass for the 21st century” (英語). guitarworld. 2024年12月20日閲覧。
  5. ^ ベース・ラインが最高の曲トップ10発表”. BARKS (2011年11月1日). 2024年12月20日閲覧。
  6. ^ Lynskey, Dorian (2012年9月29日). “Muse: 'We like pushing it as far as we can'” (英語). The Observer. ISSN 0029-7712. https://www.theguardian.com/music/2012/sep/30/muse-2nd-law-tour-interview 2024年12月20日閲覧。 
  7. ^ Eminem to close Oxegen 2010” (英語). The Irish Times. 2024年12月20日閲覧。
  8. ^ “Muse frontman Matt Bellamy: ‘There’s a time-lag with fans, where five years later they get it’” (英語). The Independent. https://www.independent.co.uk/arts-entertainment/music/features/muse-interview-matt-bellamy-simulation-theory-tracklist-tour-kate-hudson-brexit-a8625896.html 2024年12月20日閲覧。 
  9. ^ ミューズのドミニク・ハワード、クリス・ウォルステンホルムに断酒を迫ったことを明かす”. rockinon.com. 2024年12月20日閲覧。
  10. ^ Lynskey, Dorian (2012年9月29日). “Muse: 'We like pushing it as far as we can'” (英語). The Observer. ISSN 0029-7712. https://www.theguardian.com/music/2012/sep/30/muse-2nd-law-tour-interview 2024年12月20日閲覧。 
  11. ^ Muse’s Chris Wolstenholme: ‘I Was A Secret Alcoholic’ | Anglophenia | BBC America”. web.archive.org (2017年5月8日). 2024年12月20日閲覧。
  12. ^ Moriaty: “Bones” single review » Pure M”. web.archive.org (2015年4月6日). 2024年12月20日閲覧。
  13. ^ Muse’s Chris Wolstenholme in his own words: a personal essay about Rick Parfitt” (英語). Irish Independent (2018年3月2日). 2024年12月20日閲覧。
  14. ^ Status Quo - The Official Site - Rick Parfitt”. web.archive.org (2020年11月26日). 2024年12月20日閲覧。