クリスマスブッシュ (クノニア科)
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クリスマスブッシュ | ||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Ceratopetalum gummiferum Sm.[2] | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
クリスマスブッシュ[1] | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
New South Wales Christmas Bush |
クリスマスブッシュ(学名:Ceratopetalum gummiferum、英名:New South Wales Christmas Bush(ニューサウスウェールズクリスマスブッシュ)) はクノニア科の樹木。クリスマスの時期に萼が赤からピンクになるため、よく栽培される植物である。オーストラリアニューサウスウェールズ州の固有種であり、 グレートディヴァイディング山脈の東側、ユラデュラからエバンスヘッドの間でみられる[3]。
半円形の樹形をした低木から、成長するとピラミッド型になる[4]。葉は3枚の小葉からなり、長さは最大8cm、葉柄は上部に溝があり、長さは10から20cmである[3]。原産地では10月から5枚の白い花弁を持つ小さい花が咲く。それが枯れた後、萼が大きくなりピンクから赤に色づき、オーストラリアではクリスマスの時期に目立つようになる[4]。
本種はオーストラリアとパプアニューギニアに9種が分布するケラトペタルム属の1つである。1793年にイングランドの植物学者ジェームズ・エドワード・スミスにより"A Specimen of the Botany of New Holland"で記載された[5]。
栽培では高さは6mにしかならない[4]。増殖は播種と挿し木で可能であるが、良い色彩を維持するためには、後者の方が良い[6]。
脚注
[編集]- ^ a b 大場秀章編著『植物分類表』アボック社、2009年11月2日(2010年4月20日初版第2刷(訂正入))、130頁、ISBN 978-4-900358-61-4。
- ^ the Royal Botanic Gardens, Kew and Missouri Botanical Garden「Ceratopetalum gummiferum」『The Plant List』(2015年5月9日閲覧)
- ^ a b “Ceratopetalum gummiferum Sm.”. PlantNET - New South Wales Flora Online. Royal Botanic Gardens & Domain Trust, Sydney Australia. 26 December 2011閲覧。
- ^ a b c “Ceratopetalum gummiferum”. Growing Native Plants. Australian National Botanic Gardens. 26 December 2011閲覧。
- ^ “Ceratopetalum gummiferum”. Australian Plant Name Index (APNI), IBIS database. Centre for Plant Biodiversity Research, Australian Government, Canberra. 26 December 2011閲覧。
- ^ “Ceratopatalum gummiferum”. Australian Native Plants Society (Australia). 26 December 2011閲覧。