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クリスチャン・フリードリック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クリスチャン・フリードリック
Christian Friedrich
ロッキーズ時代(2012年6月19日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 イリノイ州エバンストン
生年月日 (1987-07-08) 1987年7月8日(37歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
215 lb =約97.5 kg
選手情報
投球・打席 左投右打
ポジション 投手
プロ入り 2008年 MLBドラフト1巡目(全体25位)でコロラド・ロッキーズから指名
初出場 MLB/ 2012年5月9日
KBO/ 2019年7月12日
年俸 $175,000(2019年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

クリスチャン・ルイス・パトリック・フリードリックChristian Louis Patrick Friedrich , 1987年7月8日 - )は、アメリカ合衆国イリノイ州エバンストン出身のプロ野球選手投手)。左投右打。

クリスチャン・フリードリッヒとも表記される。

経歴

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プロ入りとロッキーズ時代

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イースタン・ケンタッキー大学英語版出身。2008年MLBドラフト1巡目(全体25位)でコロラド・ロッキーズに入団。

2010年の開幕前にはベースボール・アメリカBaseball America)のプロスペクトランキングで33位に入るなど期待は高かったが[1]、その後2年連続でAA級で防御率5点台に終わるなど伸び悩みの時期を経験した。

2012年は前年に悩まされた上腕二頭筋腱炎が全快し、フォーム改造の効果もあってスプリングトレーニングから好投を続けた[2]5月9日サンディエゴ・パドレス戦でメジャーデビューし、6回1失点で初登板初勝利を挙げた。8月4日に腰背部の疲労骨折故障者リスト入りし、シーズンを終えた[2]

2016年1月28日ジェイク・マギーの加入に伴い、DFAとなった[3]2月5日ウェーバーを経てロサンゼルス・エンゼルスに移籍した[4]と発表されたが、2月19日に指名を取り消したとMLBコミッショナー事務所から発表され、自由契約となった[5]

パドレス時代

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2016年3月3日サンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結び、招待選手としてスプリングトレーニングに合流した[6]5月12日にメジャー昇格し、ミルウォーキー・ブルワーズ戦に先発するも、6回1失点で敗戦投手となった。同年は5勝を記録。

2017年はメジャーに昇格することができず、オフにパドレスを自由契約となった。

パドレス退団後

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2019年3月26日に独立リーグ・アトランティックリーグニューブリテン・ビーズ英語版と契約。7月1日に解雇となったが、7月9日、故障のため退団したエディ・バトラーの代役として、韓国プロ野球NCダイノスと契約した[7]。NCでは7勝を記録するも同年限りで退団。

2019年11月6日にニューブリテン・ビーズと再契約[8]。しかしチームが解散したためウェイバー公示を経てサマセット・ペイトリオッツへ移籍[8]

2020年2月25日にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結んだが[8]新型コロナウイルスの感染拡大によりマイナーリーグが開催されなかったため、公式戦に出場することなく6月13日に自由契約となった[8]

2021年6月29日にアトランティックリーグのレキシントン・レジェンズと契約した[8]。8月7日にシカゴ・ドッグス英語版へトレード移籍した[9]

投球スタイル

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平均92マイルのフォーシームシンカー、平均85マイルのスライダー、平均77マイルのカーブ、平均84マイルのチェンジアップの5つが主な球種。それ以外にも、稀にではあるがカッタースプリッターも投げる[10]。カーブは高校時代から評価が高かった[11]

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2012 COL 16 16 0 0 0 5 8 0 0 .385 377 84.2 102 14 30 0 2 74 8 0 61 58 6.17 1.56
2014 16 3 0 0 0 0 4 0 3 .000 110 24.1 25 3 10 1 2 27 5 0 21 16 5.92 1.44
2015 68 0 0 0 0 0 4 0 9 .000 270 58.1 75 5 25 2 1 45 3 0 37 34 5.25 1.71
2016 SD 24 23 0 0 0 5 12 0 0 .294 567 129.1 131 13 52 2 2 100 7 0 74 69 4.80 1.42
2019 NC 12 12 2 1 - 7 4 0 0 .636 294 72.0 63 4 22 1 3 56 2 0 22 22 2.75 1.18
MLB:4年 124 42 0 0 0 10 28 0 12 .263 1324 296.2 333 35 117 5 7 246 23 0 193 177 5.37 1.52
KBO:1年 12 12 2 1 - 7 4 0 0 .636 294 72.0 63 4 22 1 3 56 2 0 22 22 2.75 1.18
  • 2020年度シーズン終了時

背番号

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  • 53 (2012年、2014年 - 2016年、2019年)

脚注

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  1. ^ Prospects: Rankings: Top 100 Prospects: Top 100 Prospects: No. 21-40”. BaseballAmerica. 2016年2月9日閲覧。
  2. ^ a b Thomas Harding (2012年8月4日). “Rockies pitcher Christian Friedrich done for season with stress fracture in his back” (英語). MLB.com. 2016年2月9日閲覧。
  3. ^ Rockies' Christian Friedrich: Designated for assignment” (英語). CBS Sports FANTASY. CBS Interactive (2016年1月29日). 2016年2月9日閲覧。
  4. ^ Alden Gonzalez (2016年2月5日). “Angels claim Friedrich from Rockies” (英語). MLB.com. 2016年2月9日閲覧。
  5. ^ Thomas Harding (2016年2月19日). “Friedrich released after waiver claim reversed” (英語). MLB.com. 2016年3月4日閲覧。
  6. ^ Corey Brock (2016年3月3日). “Friedrich released after waiver claim reversed” (英語). MLB.com. 2016年3月4日閲覧。
  7. ^ NC, 새 외인 두 명과 최종 계약” (2019年7月9日). 2019年7月9日閲覧。
  8. ^ a b c d e MLB公式プロフィール参照。2017年8月15日閲覧。
  9. ^ 2021 Transactions”. American Association of Professional Baseball. 2021年8月15日閲覧。
  10. ^ Player Card: Christian Friedrich” (英語). Brooks Baseball. Baseball Prospectus. 2016年2月9日閲覧。
  11. ^ Bernie Pleskoff (2012年6月15日). “Bernie Pleskoff: Christian Friedrich, Alex White up for challenge of Coors Field” (英語). MLB.com. 2016年2月9日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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