クリスタルブラック
表示
この記事は現役競走馬を扱っています。 |
クリスタルブラック | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
2022年産経賞オールカマー | ||||||
欧字表記 | Crystal Black[1] | |||||
品種 | サラブレッド[1] | |||||
性別 | 牡[1] | |||||
毛色 | 黒鹿毛[1] | |||||
生誕 | 2017年4月25日(7歳)[1] | |||||
父 | キズナ[1] | |||||
母 | アッシュケーク[1] | |||||
母の父 | タイキシャトル[1] | |||||
生国 | 日本(北海道新冠町)[1] | |||||
生産者 | 大狩部牧場[1] | |||||
馬主 |
岡田勇 →岡田和惠[1] | |||||
調教師 | 高橋文雅(美浦)[1] | |||||
競走成績 | ||||||
生涯成績 | 5戦2勝[1] | |||||
獲得賞金 |
4545万5000円[1] (2022年11月26日現在) | |||||
|
クリスタルブラック(欧字名:Crystal Black、2017年4月25日 - )は、日本の競走馬[1]。2020年の京成杯の勝ち馬である。
馬名の意味は、黒い水晶。
戦績
[編集]美浦の高橋文雅厩舎に入厩。12月15日中山の新馬戦に3番人気で出走、道中後方の10番手で脚を溜め3コーナー過ぎで大外へ進出すると最後はマッチレスノヴェルを残り100mでかわして押し切りデビュー戦を飾る[2]。
3歳初戦、1月19日中山の京成杯では7番人気という伏兵であったが、後方追走から徐々にポジションを上げ、直線では1番人気のスカイグルーヴを外から一気に交わし、最後は半馬身差をつけて重賞初制覇を果たした[3]。鞍上の吉田豊は3年ぶりの重賞制覇、吉田とは大久保洋吉厩舎での同門だった高橋は重賞初勝利であった[4][5]。
続く皐月賞では後方追走から末脚勝負をかけたものの伸びを欠き16着に大敗した。レース後、右前脚浅屈腱炎が判明[6]。全治1年半から2年ほどかかる見込みと診断されている。
競走成績
[編集]以下の内容は、netkeiba.comの情報[7]に基づく。
競走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離(馬場) | 頭 数 |
枠 番 |
馬 番 |
オッズ (人気) |
着順 | タイム (上がり3F) |
着差 | 騎手 | 斤量 [kg] |
1着馬(2着馬) | 馬体重 [kg] |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019.12.15 | 中山 | 2歳新馬 | 芝1800m(良) | 16 | 1 | 2 | 7.3 (3人) | 1着 | 1:53.2(34.4) | -0.2 | 吉田豊 | 55 | (マッチレスノヴェル) | 472 | |
2020.1.19 | 中山 | 京成杯 | GIII | 芝2000m(稍) | 12 | 1 | 1 | 20.9 (7人) | 1着 | 2:02.1(35.4) | -0.1 | 吉田豊 | 56 | (スカイグルーヴ) | 476 |
4.19 | 中山 | 皐月賞 | GI | 芝2000m(稍) | 18 | 6 | 11 | 14.6 (5人) | 16着 | 2:02.5(36.4) | 1.8 | 吉田豊 | 57 | コントレイル | 474 |
2022. 9.25 | 中山 | オールカマー | GII | 芝2200m(良) | 13 | 5 | 6 | 148.7(11人) | 11着 | 2:14.4(36.2) | 1.7 | 吉田豊 | 56 | ジェラルディーナ | 488 |
11.26 | 東京 | キャピタルS | L | 芝1600m(良) | 18 | 7 | 15 | 77.4(16人) | 16着 | 1:33.9(34.4) | 1.4 | 吉田豊 | 56 | ララクリスティーヌ | 482 |
- 競走成績は2022年11月26日現在
血統表
[編集]クリスタルブラックの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | ヘイロー系 |
[§ 2] | ||
父 キズナ 2010 青鹿毛 |
父の父 ディープインパクト2002 鹿毛 |
*サンデーサイレンス | Halo | |
Wishing Well | ||||
*ウインドインハーヘア | Alzao | |||
Burghclere | ||||
父の母 *キャットクイルCatequil 1990 鹿毛 |
Storm Cat | Storm Bird | ||
Terlingua | ||||
Pacific Princess | Damascus | |||
Fiji | ||||
母 アッシュケーク 2006 鹿毛 |
*タイキシャトル Taiki Shuttle 1994 栗毛 アメリカ |
Devil's Bag | Halo | |
Ballade | ||||
*ウェルシュマフィン Welsh Muffin |
Caerleon | |||
Muffitys | ||||
母の母 ケイアイグローリー1993 鹿毛 |
Kris S. | Roberto | ||
Sharp Queen | ||||
Star Pitcher | Star Choice | |||
Rare'n Pitch | ||||
母系(F-No.) | ケイアイグローリー(USA)系(FN:1-n) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Halo:4×4 Hail to Reason:5×5・5 | [§ 4] | ||
出典 |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o “クリスタルブラック”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年2月18日閲覧。
- ^ “【新馬戦】差したクリスタルブラック”. サンケイスポーツ (2019年12月16日). 2020年1月19日閲覧。
- ^ “【京成杯】7番人気クリスタルブラックが直線一気の伸びで重賞初制覇”. サンケイスポーツ (2020年1月19日). 2020年1月19日閲覧。
- ^ “【京成杯】クリスタルブラック輝く末脚でV 吉田豊3年ぶり重賞制覇”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd. (2020年1月20日). 2020年3月6日閲覧。
- ^ “平松さとし「大久保洋吉厩舎の厚い友情は今も。吉田豊と高橋師が狙うクラシック。」”. Number web. 文藝春秋 (2020年1月24日). 2020年3月6日閲覧。
- ^ “クリスタルブラックが右前脚の浅屈腱炎で全治1年半|極ウマ・プレミアム”. p.nikkansports.com. 2021年6月14日閲覧。
- ^ “クリスタルブラック”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ. 2020年1月20日閲覧。
- ^ a b c “血統情報:5代血統表|クリスタルブラック|JBISサーチ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年1月27日閲覧。
- ^ a b “クリスタルブラックの5代血統表”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2020年3月6日閲覧。