クリケット法
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クリケット法(英語: Laws of Cricket)は、クリケットの競技規則である。1744年に作成され、1788年以降はイギリスのメリルボーン・クリケット・クラブ(MCC)が管理し、所有している。法(law)と名付けられているが、国家の強制力を伴う社会規範ではない。2023年現在、最新版は2017年コード第3版である[1]。
概要
[編集]クリケット法は、序文、前文、42の法、付録で構成されている[1]。2017年コード第3版からジェンダー平等の観点によって、「バッツマン(batsman)」という打者を表す用語を「バッター(batter)」に変更した[1]。
- 第1条 - 選手(The players)
- 第2条 - 審判(The umpires)
- 第3条 - スコアラー(The scorers)
- 第4条 - ボール(The ball)
- 第5条 - バット(The bat)
- 第6条 - ピッチ(The pitch)
- 第7条 - クリース(The creases)
- 第8条 - ウィケット(The wickets)
- 第9条 - 競技場の準備と維持(Preparation and maintenance of the playing area)
- 第10条 - カバーリング・ザ・ピッチ(covering the pitch)
- 第11条 - インターバル(Intervals)
- 第12条 - プレーの開始、中止(Start of play; cessation of play)
- 第13条 - イニング(Innings)
- 第14条 - フォロー・オン(The follow-on)
- 第15条 - 宣言と没収(Declaration and forfeiture)
- 第16条 - 結果(The result)
- 第17条 - オーバー(The over)
- 第18条 - スコアリング・ラン(Scoring runs)
- 第19条 - バウンダリー(Boundaries)
- 第20条 - デッドボール(Dead ball)
- 第21条 - ノーボール(No ball)
- 第22条 - ワイドボール(Wide ball)
- 第23条 - バイ・レッグバイ(Bye and leg bye)
- 第24条 - 野手の欠場・交代(Fielder's absence; Substitutes)
- 第25条 - バッターのイニング・ランナー(Batter's innings; Runners)
- 第26条 - プラクティス・オン・ザ・フィールド(Practice on the field)
- 第27条 - ウィケット・キーパー(The wicket-keeper)
- 第28条 - フィールダー(The fielder)
- 第29条 - ウィケット・イズ・ダウン(The wicket is down)
- 第30条 - バッター・アウト・オブ・ヒズ/ハー・グラウンド(Batter out of his/her ground)
- 第31条 - アピール(Appeals)
- 第32条 - ボウルド(Bowled)
- 第33条 - コート(Caught)
- 第34条 - ヒット・ザ・ボール・トゥワイス(Hit the ball twice)
- 第35条 - ヒット・ウィケット(Hit wicket)
- 第36条 - レッグ・ビフォア・ウィケット(Leg before wicket, LBW)
- 第37条 - オブストラクティング・ザ・フィールド(Obstructing the field)
- 第38条 - ランアウト(Run out)
- 第39条 - スタンプト(Stumped)
- 第40条 - タイムド・アウト(Timed out)
- 第41条 - アンフェア・プレー(Unfair play)
- 第42条 - 選手の行為(Player's conduct)
脚注
[編集]- ^ a b c THE LAWS OF CRICKET Lord's The Home of Cricket 2023年11月2日閲覧。