クアドラングル=マットゥーン通り歴史地区
クアドラングル=マットゥーン通り歴史地区 | |
ミッシェル & ドナルド・ダムール美術館 | |
所在地 | アメリカ合衆国 マサチューセッツ州スプリングフィールド |
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座標 | 北緯42度6分16秒 西経72度35分10秒 / 北緯42.10444度 西経72.58611度座標: 北緯42度6分16秒 西経72度35分10秒 / 北緯42.10444度 西経72.58611度 |
建設 | 1811年 |
建築家 | ヘンリー・ホブソン・リチャードソンほか |
建築様式 | 19世紀中期:ネオ・ロマネスク建築様式 / 末期ロマネスク建築様式 19世紀および20世紀:後期ヴィクトリアン朝様式 |
NRHP登録番号 | 74000371[1] (当初) 00001393 (拡大) |
指定・解除日 | |
NRHP指定日 | 1974年5月8日 |
拡大 | 2000年11月22日 |
クアドラングル=マットゥーン通り歴史地区(クアドラングル=マットゥーンどおりれきしちく、英語:Quadrangle-Mattoon Street Historic District)は、西側のチェスナット通りと北側のステート通りに囲まれているマサチューセッツ州スプリングフィールドにある歴史地区であり、マットゥーン通り、セーラム通り、エドワーズ通り、およびエリオット通りにある不動産も含まれる。メトロ・センターに位置し、クアドラングル=マットゥーン通りはハートフォード=スプリングフィールド地域において歴史的建造物が立ち並ぶ数少ない地区であり、両側には改装された赤レンガのヴィクトリアン朝様式の連続住宅があり、木製の庇で覆われている。
クアドラングル=マットゥーン通り歴史地区はヴィクトリア朝様式の邸宅、赤レンガで造られた連続住宅、ヘンリー・ホブソン・リチャードソン設計の教会群など、様々な建築様式の住宅で成り立っている。この地域では19世紀半ばのロマネスク・リヴァイヴァル建築様式と後期ロマネスク建築様式、および19世紀・20世紀のヴィクトリア朝建築様式で成り立っている[2]。
2006年以降、メトロ・センター、とりわけクアドラングル=マットゥーン通り歴史地区では20代の若者、性的少数者、ボヘミアン、エリートサラリーマン、そして空の巣症候群の親など、手ごろな価格で都会的かつ文化的な環境を捜し求める人々が増える傾向にある。マットゥーン通り地区はマットゥーン通り、セーラム通り、エリオット通りなど、スプリングフィールドで最も高名な住宅街が数多く存在しており、建築家のヘンリー・ホブソン・リチャードソンが確立したリチャードソニアン・ロマネスク建築様式における最初の工事が行われた場所でもある。その中には毎年初秋に行われる大規模な芸術祭「マットゥーン通り芸術祭」の開催場所であるヒスパニック・バプテスト教会がある。
クアドラングルの地名にちなんで名づけられた歴史地区にはドクター・スース記念彫刻公園を中心に5つの美術館がある。最近の開発地には2008年に建設費5700万ドルをかけて建設されたモシェ・サフディ設計の連邦裁判所(ステート通り)や1億0100万ドルをかけてスプリングフィールドの元の技術高校を再利用したTROのジャング/ブラナン設計のマサチューセッツ州情報センターなどがある[3]。
関連項目
[編集]- 聖ミカエル大聖堂 (スプリングフィールド)(寄贈資産、1861年竣工)
- クライストチャーチ大聖堂 (スプリングフィールド)(寄贈資産、1876年竣工)
- アプレメント・トライアングル歴史地区
- スプリングフィールド (マサチューセッツ州)にある国家歴史登録財の一覧
- ハンプデン郡 (マサチューセッツ州)にある国家歴史登録財の一覧
脚注
[編集]- ^ National Park Service (15 April 2008). "National Register Information System". National Register of Historic Places. National Park Service.
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: Cite webテンプレートでは|access-date=
引数が必須です。 (説明) - ^ Quadrangle–Mattoon Historic District." Springfield-ma.gov.
- ^ “United States Federal Courthouse, Safdie Architects, world architecture news, architecture jobs”. Worldarchitecturenews.com (2008年11月21日). 2012年9月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年8月4日閲覧。